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公開番号2025159723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2025063881
出願日2025-04-08
発明の名称運搬用容器
出願人岐阜プラスチック工業株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類B65D 77/04 20060101AFI20251014BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】外装容器の内側にある内装容器の位置決めがしやすい運搬用容器を提案する。
【解決手段】運搬用容器1は、上方に開放された収納空間S1を内部に有する外装容器2と、収納空間S1に配置される内装容器3と、を備える。外装容器2は、外装容器2の底部を構成する外装底壁20を有する。内装容器3は、内装容器3の底部を構成する内装底壁30を有する。外装底壁20と内装底壁30には、互いに係合可能な位置決め部5が設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上方に開放された収納空間を内部に有する外装容器と、
前記収納空間に配置される内装容器と、を備え、
前記外装容器は、前記外装容器の底部を構成する外装底壁を有し、
前記内装容器は、前記内装容器の底部を構成する内装底壁を有し、
前記外装底壁と前記内装底壁には、互いに係合可能な位置決め部が設けられている、
運搬用容器。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記位置決め部は、
前記外装底壁と前記内装底壁のうちの一方に設けられ、前記外装底壁と前記内装底壁のうちの他方に向けて突出した凸部と、
前記他方に設けられ、前記凸部を挿入可能な凹部とで構成され、
前記凸部は、突出方向の先端側の部分ほど間の間隔が狭くなるように傾斜した一対の側面を有する、
請求項1に記載の運搬用容器。
【請求項3】
前記外装底壁は、
前記外装底壁の上面を構成する平板状の本体部と、
前記本体部から下方に突出したリブと、を有し、
前記凸部の一部は、
前記本体部の上面のうち、前記リブの上方の部分に設けられている、
請求項2に記載の運搬用容器。
【請求項4】
前記外装底壁は、平面視矩形状であり、互いに直交する第一端辺と第二端辺を有し、
前記外装底壁には、複数の前記凸部が設けられ、
複数の前記凸部は、
前記第一端辺に沿った第一方向に離間した2つの第一凸部と、
前記第二端辺に沿った第二方向に離間した2つの第二凸部と、を含む、
請求項2に記載の運搬用容器。
【請求項5】
前記2つの第一凸部のそれぞれは、前記第二方向に並ぶ前記一対の側面を有し、
前記2つの第二凸部のそれぞれは、前記第一方向に並ぶ前記一対の側面を有する、
請求項4に記載の運搬用容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、運搬用容器に関し、より詳しくは、外装容器と内装容器を備える運搬用容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、上方に開口した箱状の外部トレー部材と、その内側に着脱自在に嵌合する内部トレー部材とを備えた搬送用トレーが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3419295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の搬送用トレーでは、内部トレー部材が外部トレー部材に内側から当たって嵌合するように構成されているため、製造の際に高い寸法精度が求められる。この搬送用トレーでは、合成樹脂の収縮の関係で製造誤差が生じて、内部トレー部材と外部トレー部材との間に隙間が生じると、内部トレー部材の位置が安定せず、内部トレー部材に収容した収容物を自動機等で取り出しにくい。
【0005】
上記事情に鑑みて、本開示は、外装容器の内側にある内装容器の位置決めがしやすい運搬用容器を提案することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係る一態様の運搬用容器は、上方に開放された収納空間を内部に有する外装容器と、前記収納空間に配置される内装容器と、を備える。前記外装容器は、前記外装容器の底部を構成する外装底壁を有する。前記内装容器は、前記内装容器の底部を構成する内装底壁を有する。前記外装底壁と前記内装底壁には、互いに係合可能な位置決め部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る一態様の運搬用容器では、外装容器の内側にある内装容器の位置決めがしやすい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1の運搬用容器を示す斜視図である。
図2は、同上の運搬用容器が蓋を備えた状態を示す斜視図である。
図3は、同上の運搬用容器が備える外装容器を示す斜視図である。
図4Aは、同上の外装容器を示す平面図であり、図4Bは、図4AのA部分を示す斜視図である。
図5A,図5Bは、同上の運搬用容器が備える外装容器と内装容器が有する位置決め部を示す断面図であり、図5Aは、図4AのB-B線に対応する部分における断面図であり、図5Bは、図4AのC-C線に対応する部分における断面図である。
図6は、同上の内装容器を示す斜視図である。
図7は、同上の内装容器を示す下面図である。
図8は、図2のD部分を示す斜視図である。
図9Aは、図8のE-E線における断面図であり、図9Bは、図8のF-F線における断面図である。
図10Aは、実施形態2の運搬用容器が備える外装容器を示す平面図であり、図10Bは、図10AのG部分を示す斜視図である。
図11A、図11Bは、同上の運搬用容器が備える外装容器と内装容器が有する位置決め部を示す断面図であり、図11Aは、図10AのH-H線に対応する部分における断面図であり、図11Bは、図10AのI-I線に対応する部分における断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態1)
1.概要
図1及び図5Aに示す実施形態1の運搬用容器1は、上方に開放された収納空間S1を内部に有する外装容器2と、収納空間S1に配置される内装容器3と、を備える。外装容器2は、外装容器2の底部を構成する外装底壁20を有する。内装容器3は、内装容器3の底部を構成する内装底壁30を有する。外装底壁20と内装底壁30には、互いに係合可能な位置決め部5が設けられている。
【0010】
上記構成を備える実施形態1の運搬用容器1では、外装容器2と内装容器3の側面間に隙間があっても、外装底壁20と内装底壁30に設けた位置決め部5が互いに係合可能なため、外装容器2の内側にある内装容器3の位置決めがしやすい。
(【0011】以降は省略されています)

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