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公開番号2025159572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062249
出願日2024-04-08
発明の名称パーツフォーマー用の金型
出願人大川精螺工業株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B21K 27/00 20060101AFI20251014BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約【課題】固定型から押し出されるワークの姿勢が変化するのを抑制することである。
【解決手段】パーツフォーマー用の金型は、一方向に移動してワークを一方向の一方側に移動させる移動型と、移動型によって一方向の一方側からワークが押し付けられる固定型と、固定型に設けられ、固定型に押圧されたワークを一方向の他方側へ押し出す押出し部材と、固定型に設けられ、一方向に対して交差する交差方向に移動可能とされ、押出し部材によって押し出されるワークを挟んでワークの姿勢を保持する一対の保持部材と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
一方向に移動する移動型と、
移動する前記移動型によって前記一方向の一方側からワークが押圧される固定型と、
前記固定型に設けられ、前記固定型に押圧された前記ワークを前記一方向の他方側へ押し出す押出し部材と、
前記固定型に設けられ、前記一方向に対して交差する交差方向に移動可能とされ、前記押出し部材によって押し出される前記ワークを挟んで前記ワークの姿勢を保持する一対の保持部材と、
を備えるパーツフォーマー用の金型。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記固定型は、弾性変形して前記保持部材を前記ワークに向けて付勢する付勢部材を備える、
請求項1に記載のパーツフォーマー用の金型。
【請求項3】
前記保持部材には前記交差方向で前記ワークと接触する接触面が形成されており、前記一方向から見て前記接触面は、前記ワークの外形形状に沿っている、
を備える請求項1に記載のパーツフォーマー用の金型。
【請求項4】
前記接触面は、前記一方向に延びている、
を備える請求項3に記載のパーツフォーマー用の金型。
【請求項5】
前記固定型は、前記一方向及び前記交差に対して交差する他の交差方向に移動して前記ワークを押圧可能な押圧部材を有し、
前記移動型は、前記一方向に移動して前記押圧部材に作用して前記押圧部材を前記他の交差方向へ移動させ、前記押圧部材によって、前記ワークが前記交差方向に膨らむように、前記ワークを前記他の交差方向に押圧させる、
請求項1に記載のパーツフォーマー用の金型。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パーツフォーマー用の金型に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ダイとこれに対向して進退移動するパンチとで素材を粗から精へと順次圧造成形して穴を有する成形品を形成するようにした多段式パーツフォーマーにおいて、パンチ又はダイ内にて、前方押し出し、又は後方押し出しにより穴を成形する工程の次工程に、成形された穴内のパンチの折れ込み、チッピング等を探知する穴検査ケージピンが設けられていることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実願2002-5607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、多段式鍛造装置であるパーツフォーマーを用いて製品を加工する場合には、供給された材料を一定寸法に切断して、固定型と移動型とを夫々有する複数の金型でワークを加工する。具体的には、切断されたワークを固定型と移動型とから構成される複数の金型の間に順次搬送し、夫々の固定型(ダイ)と移動型(パンチ)との間で一方向に押圧力をワークに加えることで、ワークが最終的に製品となる。より具体的には、固定型に対して移動型を一方向の一方側に移動させることで、ワークに一方向の一方側から押圧力を加える。
【0005】
また、パーツフォーマーには、一の金型から他の金型へワークを把持してワークを搬送する搬送ユニットが設けられている。ここで、移動型によって一方向の一方側に固定型に押圧されたワークを一方向の他方側へ押し出してワークを搬送ユニットに引き渡さなければならない。そこで、押し出されるワークの姿勢が変化すると、姿勢が変化したワークが搬送ユニットに引き渡されてしまう。
【0006】
本開示の課題は、固定型から押し出されるワークの姿勢が変化するのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1態様に記載のパーツフォーマー用の金型は、一方向に移動する移動型と、移動する前記移動型によって前記一方向の一方側からワークが押圧される固定型と、前記固定型に設けられ、前記固定型に押圧された前記ワークを前記一方向の他方側へ押し出す押出し部材と、前記固定型に設けられ、前記一方向に対して交差する交差方向に移動可能とされ、前記押出し部材によって押し出される前記ワークを挟んで前記ワークの姿勢を保持する一対の保持部材と、を備えることを特徴する。
【0008】
以上の構成によると、一対の保持部材が、押出し部材によって固定型から押し出されるワークを交差方向から挟んで押し出されるワークの姿勢を保持する。これにより、固定型から押し出されるワークの姿勢が変化するのを抑制することができる。
【0009】
第2態様に記載のパーツフォーマー用の金型は、第1態様に記載のパーツフォーマー用の金型において、前記固定型は、弾性変形して前記保持部材を前記ワークに向けて付勢する付勢部材を備えることを特徴する。
【0010】
以上の構成によると、付勢部材が、弾性変形して保持部材をワークに向けて付勢する。これにより、カム等の機構を用いて保持部材を付勢する場合と比して、保持部材を簡易な構成でワークに向けて付勢することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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