特許ウォッチ

公開番号2025156952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2024059735
出願日2024-04-02
発明の名称衣服情報管理装置、衣服情報管理装置方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人ブライタス
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251007BHJP(計算;計数)
要約【課題】行動目的に応じた衣服を選択し易くできる、衣服情報管理装置、衣服情報管理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】衣服情報管理装置10は、カメラ画像をもとに対象人物Aを検知する人物検知部11と、検知された対象人物Aが着用している衣服Cを特定する衣服特定部12と、特定された衣服Cを対象人物Aが着用しているときの行動目的を取得する行動目的取得部13と、対象人物Aについて、衣服Cと行動目的を互いに対応付けて衣服管理情報31として保持する管理部14と、を備えている。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
カメラ画像をもとに対象人物を検知する人物検知部と、
検知された前記対象人物が着用している衣服を特定する衣服特定部と、
特定された前記衣服を前記対象人物が着用しているときの行動目的を取得する行動目的取得部と、
前記対象人物について、前記衣服と前記行動目的を互いに対応付けて衣服管理情報として保持する管理部と、
を備えている、衣服情報管理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記行動目的取得部は、前記行動目的を推定する推定部を有し、
前記管理部は、推定された前記行動目的を前記衣服と対応付けて前記衣服管理情報として保持する、請求項１に記載の衣服情報管理装置。
【請求項３】
前記推定部は、前記対象人物が着用している前記衣服を特定する衣服情報、前記対象人物のスケジュール情報、およびセンサから得られるセンサ情報の少なくともいずれかをもとに、前記行動目的を推定する、請求項２に記載の衣服情報管理装置。
【請求項４】
前記行動目的は、特定人物との面会、特定の場所への訪問、および特定の作業の少なくともいずれか一以上を含む、請求項３に記載の衣服情報管理装置。
【請求項５】
前記行動目的が特定人物と面会する目的を含む場合、前記管理部は、前記衣服管理情報に前記特定人物を特定する情報を含める、請求項１に記載の衣服情報管理装置。
【請求項６】
前記衣服管理情報をもとに、前記対象人物が保有している前記衣服の一覧情報を生成する一覧情報生成部と、
前記対象人物の将来の行動目的を予測する予測部と、
予測された前記将来の行動目的に基づいて、前記一覧情報に含まれる前記衣服の中から前記対象人物が着用する前記衣服を提案する提案部と、
をさらに備える、請求項１に記載の衣服情報管理装置。
【請求項７】
前記予測部は、前記将来の行動目的が面会の場合、前記対象人物が面会する予定の特定人物を予測し、
前記提案部は、過去の所定期間内に前記対象人物が前記特定人物に会った際に着用していた前記衣服である前回衣服を特定し、前記前回衣服以外かつ前記一覧情報に含まれる前記衣服の中から、前記対象人物が着用する前記衣服を提案する、請求項６に記載の衣服情報管理装置。
【請求項８】
カメラ画像をもとに対象人物を検知する人物検知ステップと、
検知された前記対象人物が着用している衣服を特定する衣服特定ステップと、
特定された前記衣服を前記対象人物が着用しているときの行動目的を取得する行動目的取得ステップと、
前記対象人物について、前記衣服と前記行動目的を互いに対応付けて衣服管理情報として保持する管理ステップと、
を備えている、衣服情報管理方法。
【請求項９】
コンピュータに、
カメラ画像をもとに対象人物を検知する人物検知ステップと、
検知された前記対象人物が着用している衣服を特定する衣服特定ステップと、
特定された前記衣服を前記対象人物が着用しているときの行動目的を取得する行動目的取得ステップと、
前記対象人物について、前記衣服と前記行動目的を互いに対応付けて衣服管理情報として保持する管理ステップと、
を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、衣服情報管理装置および衣服情報管理方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、カメラ性能向上、データ通信速度、演算処理能力向上などに伴い、カメラで撮影した画像の処理能力が高まっており、種々の処理が可能である。
【０００３】
特許文献１に開示されたシステムは、ユーザが着用している衣服の写真を、自宅に設置されたカメラを通じて入手する。そして、衣服の着用履歴を保存する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－１０５９２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、衣服を着用する際には、行動目的によって衣服の種類を使い分ける。例えば、人と面会するときは面会相手に応じた衣服を着用する。このため、過去の行動目的に応じて着用した衣服とその行動目的を知ることができれば、将来着用する衣服を選択する際の参考になる。しかしながら、特許文献１に記載の構成では、衣服と行動目的とを関連づけて記憶する構成とはなっておらず、行動目的と衣服との関係を後々振り返ることができない。
【０００６】
本開示の目的の一例は、上記問題を解消し、行動目的に応じた衣服を選択し易くすることにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するため、本開示の一側面における衣服情報管理装置は、
カメラ画像をもとに対象人物を検知する人物検知部と、
検知された前記対象人物が着用している衣服を特定する衣服特定部と、
特定された前記衣服を前記対象人物が着用しているときの行動目的を取得する行動目的取得部と、
前記対象人物について、前記衣服と前記行動目的を互いに対応付けて衣服管理情報として保持する管理部と、
を備えている。
【０００８】
また、上記目的を達成するため、本開示の一側面における衣服情報管理方法は、
カメラ画像をもとに対象人物を検知する人物検知ステップと、
検知された前記対象人物が着用している衣服を特定する衣服特定ステップと、
特定された前記衣服を前記対象人物が着用しているときの行動目的を取得する行動目的取得ステップと、
前記対象人物について、前記衣服と前記行動目的を互いに対応付けて衣服管理情報として保持する管理ステップと、
を備えている。
【０００９】
更に、上記目的を達成するため、本開示の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
カメラ画像をもとに対象人物を検知する人物検知ステップと、
検知された前記対象人物が着用している衣服を特定する衣服特定ステップと、
特定された前記衣服を前記対象人物が着用しているときの行動目的を取得する行動目的取得ステップと、
前記対象人物について、前記衣服と前記行動目的を互いに対応付けて衣服管理情報として保持する管理ステップと、
を実行させる。
【発明の効果】
【００１０】
以上のように、本開示によれば、行動目的に応じた衣服を選択し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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