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公開番号
2025143976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043520
出願日
2024-03-19
発明の名称
監視システム、監視方法、およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04B
10/071 20130101AFI20250925BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】マルチアコア伝送路の正常性確認の精度を向上する監視システム、監視方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】監視システムは、マルチコア伝送路における第1の光伝送路を伝搬する散乱光と、第1の光伝送路と第2の光伝送路との間のクロストークにより第2の光伝送路を伝搬するクロストーク光とを合波した合波光の光強度を取得する第1の取得部と、クロストーク光の光強度を取得する第2の取得部と、合波光の光強度およびクロストーク光の光強度に基づいて、散乱光の光強度を算出する算出部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
マルチコア伝送路における第1の光伝送路を伝搬する散乱光と、前記第1の光伝送路と第2の光伝送路との間のクロストークにより前記第2の光伝送路を伝搬するクロストーク光とを合波した合波光の光強度を取得する第1の取得部と、
前記クロストーク光の光強度を取得する第2の取得部と、
前記合波光の光強度および前記クロストーク光の光強度に基づいて、前記散乱光の光強度を算出する算出部と
を備える監視システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1の取得部は、OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)またはCOTDR(Coherent Optical Time Domain Reflectometry)を用いて、前記第1の光伝送路の距離ごとの前記合波光の光強度を表すトレースデータを取得し、
前記第2の取得部は、前記OTDRまたは前記COTDRを用いて、前記第1の光伝送路の距離ごとの前記クロストーク光の光強度を表すトレースデータを取得し、
前記算出部は、前記第1の光伝送路の距離ごとの前記散乱光の光強度を表すトレースデータを生成する
請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記第1の取得部、前記第2の取得部、および前記算出部を備える監視装置と、
前記散乱光を前記第2の光伝送路に導くループバック経路、および前記クロストーク光と前記ループバック経路を通過した散乱光とを合波する光カプラを備える中継器と
を備えた請求項1または2に記載の監視システム。
【請求項4】
前記ループバック経路に波長フィルタが設けられ、
前記第2の取得部は、前記合波光の前記波長フィルタによってカットされる波長成分の光強度を前記クロストーク光の光強度として取得する
請求項3に記載の監視システム。
【請求項5】
前記ループバック経路に光スイッチおよび可変光減衰器の少なくともいずれかが設けられ、
前記中継器は、前記光スイッチおよび前記可変光減衰器の少なくともいずれかを制御して前記ループバック経路の開閉状態または減衰量を変更する制御部を備え、
前記第2の取得部は、前記ループバック経路が開放状態のとき、または前記ループバック経路における減衰量が大きいときの前記合波光の光強度を前記クロストーク光の光強度として取得する
請求項3に記載の監視システム。
【請求項6】
前記ループバック経路に光スイッチおよび可変光減衰器の少なくともいずれかが設けられ、
前記中継器は、前記光スイッチおよび前記可変光減衰器の少なくともいずれかを制御して前記ループバック経路における減衰量を変更する制御部を備え、
前記監視装置は、前記散乱光の光強度を算出できない場合、前記ループバック経路における減衰量を減少させ、前記合波光の光強度を再び取得し、前記散乱光の光強度を再び算出する
請求項3に記載の監視システム。
【請求項7】
前記中継器は、前記光カプラに入力する前記クロストーク光を減衰させる可変光減衰器、および前記可変光減衰器を制御する制御部を備え、
前記監視装置は、前記散乱光の光強度を算出できない場合、前記可変光減衰器の減衰量を増加させ、前記合波光の光強度および前記クロストーク光の光強度を再び取得し、前記散乱光の光強度を再び算出する
請求項3に記載の監視システム。
【請求項8】
前記中継器は、前記合波光を増幅する増幅器を備える
請求項3に記載の監視システム。
【請求項9】
マルチコア伝送路における第1の光伝送路を伝搬する散乱光と、前記第1の光伝送路と第2の光伝送路との間のクロストークにより前記第2の光伝送路を伝搬するクロストーク光とを合波した合波光の光強度を取得し、
前記クロストーク光の光強度を取得し、
前記合波光の光強度および前記クロストーク光の光強度に基づいて、前記散乱光の光強度を算出する
監視方法。
【請求項10】
マルチコア伝送路における第1の光伝送路を伝搬する散乱光と、前記第1の光伝送路と第2の光伝送路との間のクロストークにより前記第2の光伝送路を伝搬するクロストーク光とを合波した合波光の光強度を取得する処理と、
前記クロストーク光の光強度を取得する処理と、
前記合波光の光強度および前記クロストーク光の光強度に基づいて、前記散乱光の光強度を算出する処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、監視システム、監視方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)を用いて光通信システムを監視する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-060665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マルチコア伝送路を監視する場合、クロストークにより伝送路の正常性確認に支障が出る恐れがある。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、マルチアコア伝送路の正常性確認の精度を向上する監視システム、監視方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる監視システムは、
マルチコア伝送路における第1の光伝送路を伝搬する散乱光と、前記第1の光伝送路と第2の光伝送路との間のクロストークにより前記第2の光伝送路を伝搬するクロストーク光とを合波した合波光の光強度を取得する第1の取得部と、
前記クロストーク光の光強度を取得する第2の取得部と、
前記合波光の光強度および前記クロストーク光の光強度に基づいて、前記散乱光の光強度を算出する算出部と
を備える。
【0007】
本開示にかかる監視方法は、
マルチコア伝送路における第1の光伝送路を伝搬する散乱光と、前記第1の光伝送路と第2の光伝送路との間のクロストークにより前記第2の光伝送路を伝搬するクロストーク光とを合波した合波光の光強度を取得し、
前記クロストーク光の光強度を取得し、
前記合波光の光強度および前記クロストーク光の光強度に基づいて、前記散乱光の光強度を算出する。
【0008】
本開示にかかるプログラムは、
マルチコア伝送路における第1の光伝送路を伝搬する散乱光と、前記第1の光伝送路と第2の光伝送路との間のクロストークにより前記第2の光伝送路を伝搬するクロストーク光とを合波した合波光の光強度を取得する処理と、
前記クロストーク光の光強度を取得する処理と、
前記合波光の光強度および前記クロストーク光の光強度に基づいて、前記散乱光の光強度を算出する処理と
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、マルチコア伝送路の正常性確認の精度を向上する監視システム、監視方法、およびプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ケーブルトレースを説明するための図である。
関連する中継器の構成を説明するための図である。
クロストーク光について補足的な説明をするための図である。
クロストーク光について補足的な説明をするための図である。
本開示にかかる監視システムの構成の例を示すブロック図である。
本開示にかかる監視方法の流れの例を示すフローチャートである。
本開示にかかる監視システムの構成の例を説明するための図である。
本開示にかかる中継器の構成の変形例を説明するための図である。
本開示にかかる監視システムの動作を説明するための図である。
本開示にかかる監視システムの動作の例を示すフローチャートである。
本開示にかかる中継器の構成の例を説明するための図である。
本開示にかかる中継器の構成の変形例を説明するための図である。
本開示にかかる中継器の構成の変形例を説明するための図である。
本開示にかかる中継器の構成の変形例を説明するための図である。
本開示にかかる中継器の構成の変形例を説明するための図である。
本開示にかかる中継器の構成の変形例を説明するための図である。
本開示にかかる監視システムの動作の例を示すフローチャートである。
本開示にかかる監視システムの動作の例を示すフローチャートである。
本開示にかかる中継器の構成の例を説明するための図である。
本開示にかかる中継器の構成の変形例を説明するための図である。
本開示にかかる監視システムの動作の例を示すフローチャートである。
本開示にかかる監視システムのハードウェア構成の例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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