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公開番号2025124174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020051
出願日2024-02-14
発明の名称処理装置、処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250819BHJP(計算;計数)
要約【課題】適切な顧客に、適切なタイミングでサービスを提供できるようにする。
【解決手段】本開示の処理装置は、顧客識別部と、管理部と、算出部と、実行部とを有する。顧客識別部は、顧客を識別する。管理部は、識別された顧客に紐付けて、遊技機のプレイ状況を示すプレイ状況情報を管理する。算出部は、プレイ状況情報に基づき顧客の状態を算出する。実行部は、顧客の状態が処理条件を満たす場合に所定の処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
顧客を識別する顧客識別手段と、
識別された顧客に紐付けて、遊技機のプレイ状況を示すプレイ状況情報を管理する管理手段と、
前記プレイ状況情報に基づき顧客の状態を算出する算出手段と、
顧客の前記状態が処理条件を満たす場合に所定の処理を実行する実行手段と、
を有する処理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記実行手段は、
前記所定の処理として、前記状態が前記処理条件を満たす顧客の存在を作業者に通知する通知処理を実行する請求項１に記載の処理装置。
【請求項３】
前記実行手段は、
前記通知処理において、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客の画像、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客の現在位置、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客の当日のプレイ状況を示す前記プレイ状況情報、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客の当日以外の日のプレイ状況を示す前記プレイ状況情報、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客の当日のプレイ状況がサポート条件を満たす遊技機を示す情報、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客の当日を含む複数日に跨ったプレイ状況がサポート条件を満たす遊技機を示す情報、及び、
顧客に対して行うサポート内容、
の中の少なくとも１つをさらに前記作業者に通知する請求項２に記載の処理装置。
【請求項４】
前記実行手段は、
前記所定の処理として、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客にクーポンを提供する処理、及び、
前記状態が前記処理条件を満たす顧客がプレイする遊技機の設定を変更する処理、
の少なくとも一方を実行する請求項１に記載の処理装置。
【請求項５】
前記プレイ状況情報は、
当日の施設での遊技機のプレイ回数、
当日の遊技機毎のプレイ回数、
当日の施設での使用金額、
当日の遊技機毎の使用金額、
当日の施設での遊技機のプレイ時間、
当日の遊技機毎のプレイ時間、
当日の施設での目標達成回数、
当日の遊技機毎の目標達成回数、
当日の直近の目標達成からの施設での遊技機のプレイ回数、
当日の遊技機毎の直近の目標達成からのプレイ回数、
当日の直近の目標達成からの施設での使用金額、
当日の遊技機毎の直近の目標達成からの使用金額、
当日の直近の目標達成からの施設での遊技機のプレイ時間、
当日の遊技機毎の直近の目標達成からのプレイ時間、及び、
当日に各顧客に対して前記所定の処理を行った回数、
の中の少なくとも１つを示す請求項１に記載の処理装置。
【請求項６】
前記管理手段は、当日の前記プレイ状況情報に加えて、過去の日各々の前記プレイ状況情報を管理する請求項５に記載の処理装置。
【請求項７】
前記算出手段は、
前記プレイ状況情報に基づき、顧客が遊技機に苦戦している度合いを示す苦戦度を算出する請求項１に記載の処理装置。
【請求項８】
前記算出手段は、
遊技機毎に、各顧客の前記苦戦度を算出する請求項７に記載の処理装置。
【請求項９】
前記算出手段は、
前記プレイ状況情報と、画像解析で特定された顧客の表情とに基づき、前記苦戦度を算出する請求項７に記載の処理装置。
【請求項１０】
前記実行手段は、
遊技機毎に、顧客の前記状態が前記処理条件を満たすか判断し、
１つの遊技機における顧客の前記状態が前記処理条件を満たす場合に、前記所定の処理を実行する請求項１に記載の処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、処理装置、処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
本開示に関連する技術が、特許文献１に開示されている。特許文献１は、遊技客の満足度を高めるための技術であって、表情に基づき遊技客の笑顔度数を取得し、従業員に通知する技術を開示している。また、特許文献１は、笑顔度数の他、怒り顔や困り顔の度数を取得してもよいことを開示している。そして、特許文献１は、当該技術により、従業員は遊技客の状態を把握し、声がけ等の適切な対応を行うことができるという効果を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１８６３２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
遊技機に苦戦している顧客に適切なタイミングで所定のサービス（以下、「サポートサービス」と呼ぶ）を提供することで、顧客満足度が向上する。しかし、サポートサービスを提供するタイミングや、どの顧客にサポートサービスを提供すべきかを判断するのは容易でない。人による感覚的な判断の場合、サポートサービスを提供すべきタイミングや顧客を見逃してしまったり、サポートサービスを提供するタイミングが遅すぎたり、逆に早すぎたり、また不要な顧客にサポートサービスを提供したりという不都合が発生し得る。また、顧客毎にその判断結果がばらつく結果、顧客に不公平感を与えてしまう恐れがある。
【０００５】
特許文献１に開示の技術の場合、顧客の笑顔度数や、怒り顔の度数や、困り顔の度数が従業員に通知されるに過ぎず、最終的には、従業員が声がけなどの対応を行うか判断する必要がある。このように人の判断が入る場合、上記課題を解決できない。また、人の表情のみでは、サポートサービスを提供するタイミングや、どの顧客にサポートサービスを提供すべきかを適切に判断するのは難しい。
【０００６】
本開示の目的の一例は、適切な顧客に、適切なタイミングでサービスを提供できるようにすることになる。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示によれば、
顧客を識別する顧客識別手段と、
識別された顧客に紐付けて、遊技機のプレイ状況を示すプレイ状況情報を管理する管理手段と、
前記プレイ状況情報に基づき顧客の状態を算出する算出手段と、
顧客の前記状態が処理条件を満たす場合に所定の処理を実行する実行手段と、
を有する処理装置が提供される。
【０００８】
また、本開示によれば、
１つ以上のコンピュータが、
顧客を識別し、
識別された顧客に紐付けて、遊技機のプレイ状況を示すプレイ状況情報を管理し、
前記プレイ状況情報に基づき顧客の状態を算出し、
顧客の前記状態が処理条件を満たす場合に所定の処理を実行する処理方法が提供される。
【０００９】
また、本開示によれば、
コンピュータを、
顧客を識別する顧客識別手段、
識別された顧客に紐付けて、遊技機のプレイ状況を示すプレイ状況情報を管理する管理手段、
前記プレイ状況情報に基づき顧客の状態を算出する算出手段、
顧客の前記状態が処理条件を満たす場合に所定の処理を実行する実行手段、
として機能させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【００１０】
本開示の一態様によれば、適切な顧客に、適切なタイミングでサービスを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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