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公開番号2025119939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024015075
出願日2024-02-02
発明の名称受講管理装置、受講管理方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20250807BHJP(計算;計数)
要約【課題】学生の講義の受講確認を容易に行うことができる受講管理装置、受講管理方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本開示の受講管理装置10では、取得部11は、教室に入室する複数の人物を撮影可能に設置された入口カメラから、入口カメラによって撮影された入口画像を取得する。学生特定部12は、入口画像に基づいて、教室に入室する複数の学生を顔認証によって特定する。講義特定部13は、入口カメラが設置された教室の識別子と入口画像の撮影時刻とに基づいて、教室で行われる講義を特定する。判定部14は、教室に入室する学生が教室で行われる講義に参加したと判定する。登録部15は、教室に入室する学生が教室で行われる講義に参加したと判定された結果を登録する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
教室に入室する複数の人物を撮影可能に設置された入口カメラから、前記入口カメラによって撮影された入口画像を取得する取得部と、
前記入口画像に基づいて、前記教室に入室する複数の学生を顔認証によって特定する学生特定部と、
前記入口カメラが設置された教室の識別子と前記入口画像の撮影時刻とに基づいて、前記教室で行われる講義を特定する講義特定部と、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定する判定部と、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定された結果を登録する登録部と、を備える
受講管理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定された結果を、前記教室に入室する学生と、前記教室で行われる講義を担当する教員と、の少なくとも1つに通知する通知部をさらに備える
請求項1に記載の受講管理装置。
【請求項3】
前記判定部は、
前記教室で行われる講義が前記教室に入室する学生によって履修された講義であるか否かを判定し、
前記登録部は、
前記教室で行われる講義が前記教室に入室する学生によって履修された講義であるか否かが判定された結果を登録する
請求項1に記載の受講管理装置。
【請求項4】
前記教室で行われる講義が前記教室に入室する学生によって履修された講義であるか否かが判定された結果を、前記教室に入室する学生と、前記教室で行われる講義を担当する教員と、の少なくとも1つに通知する通知部をさらに備える
請求項3に記載の受講管理装置。
【請求項5】
前記取得部は、
前記教室から退室する少なくとも1人の学生を撮影可能に設置された出口カメラから、前記出口カメラによって撮影された出口画像を取得し、
前記学生特定部は、
前記出口画像に基づいて、前記教室から退室する少なくとも1人の学生を顔認証によって特定し、
前記講義特定部は、
前記出口カメラが設置された教室の識別子と前記出口画像の撮影時刻とに基づいて、前記教室で行われる講義を特定し、
前記判定部は、
前記教室から退室する学生が前記教室で行われる講義から退出したと判定し、
前記登録部は、
前記教室から退室する学生が前記教室で行われる講義から退出したと判定された結果を登録する
請求項1に記載の受講管理装置。
【請求項6】
前記判定部は、
前記教室から退室する学生について、前記教室で行われる講義に参加したと判定された時刻と前記教室で行われる講義から退出したと判定された時刻との差を前記教室で行われる講義の受講時間として算出し、
前記登録部は、
前記教室から退室する学生について、前記教室で行われる講義の受講時間を登録する
請求項5に記載の受講管理装置。
【請求項7】
前記登録された学生の講義の受講時間に基づいて、当該学生が当該講義に出席したか否かを調査する調査部をさらに備え、
前記登録部は、
前記調査された結果を登録する
請求項6に記載の受講管理装置。
【請求項8】
少なくとも1人の学生における前記講義の受講時間の統計値を算出し、前記講義の受講時間の統計値に基づいて、前記講義を担当する教員の段取りと、前記講義に参加する学生の満足度と、の少なくとも1つを調査する調査部をさらに備え、
前記登録部は、
前記調査された結果を登録する
請求項6に記載の受講管理装置。
【請求項9】
教室に入室する複数の人物を撮影可能に設置された入口カメラから、前記入口カメラによって撮影された入口画像を取得し、
前記入口画像に基づいて、前記教室に入室する複数の学生を顔認証によって特定し、
前記入口カメラが設置された教室の識別子と前記入口画像の撮影時刻とに基づいて、前記教室で行われる講義を特定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定された結果を登録する
受講管理方法。
【請求項10】
教室に入室する複数の人物を撮影可能に設置された入口カメラから、前記入口カメラによって撮影された入口画像を取得し、
前記入口画像に基づいて、前記教室に入室する複数の学生を顔認証によって特定し、
前記入口カメラが設置された教室の識別子と前記入口画像の撮影時刻とに基づいて、前記教室で行われる講義を特定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定された結果を登録する処理をコンピュータに実行させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、受講管理装置、受講管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、教室内に設置されたカメラで着席状態の学生の顔画像を撮影し、顔認証後に学生の出欠登録を行う出席管理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-018649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、教室内に設置されたカメラの画角を動かして着席状態の複数の学生の顔画像を撮影する。教室が広くなればなるほど、複数の学生の顔認証には時間がかかる。したがって、特許文献1では、学生の講義の受講確認を容易に行うことができない。
【0005】
本開示は、そのような課題を鑑みることによって、学生の講義の受講確認を容易に行うことができる受講管理装置、受講管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の受講管理装置は、
教室に入室する複数の人物を撮影可能に設置された入口カメラから、前記入口カメラによって撮影された入口画像を取得する取得部と、
前記入口画像に基づいて、前記教室に入室する複数の学生を顔認証によって特定する学生特定部と、
前記入口カメラが設置された教室の識別子と前記入口画像の撮影時刻とに基づいて、前記教室で行われる講義を特定する講義特定部と、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定する判定部と、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定された結果を登録する登録部と、を備える。
【0007】
本開示の受講管理方法は、
教室に入室する複数の人物を撮影可能に設置された入口カメラから、前記入口カメラによって撮影された入口画像を取得し、
前記入口画像に基づいて、前記教室に入室する複数の学生を顔認証によって特定し、
前記入口カメラが設置された教室の識別子と前記入口画像の撮影時刻とに基づいて、前記教室で行われる講義を特定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定された結果を登録する。
【0008】
本開示のプログラムは、
教室に入室する複数の人物を撮影可能に設置された入口カメラから、前記入口カメラによって撮影された入口画像を取得し、
前記入口画像に基づいて、前記教室に入室する複数の学生を顔認証によって特定し、
前記入口カメラが設置された教室の識別子と前記入口画像の撮影時刻とに基づいて、前記教室で行われる講義を特定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定し、
前記教室に入室する学生が前記教室で行われる講義に参加したと判定された結果を登録する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、学生の講義の受講確認を容易に行うことができる受講管理装置、受講管理方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る受講管理装置10の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態に係る受講管理システム2の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態に係る受講管理システム2における入口カメラ100及び出口カメラ200の設置場所の一例を示す図である。
実施形態に係る受講管理システム2の受講管理装置20における学生の教室入室時の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る受講管理システム2の受講管理装置20における学生の教室入室時の動作の他の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る受講管理システム2の受講管理装置20における学生の教室退室時の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る受講管理システム3の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態に係る受講管理システム3の受講管理装置30の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る受講管理システム3の受講管理装置30の動作の他の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係るコンピュータ500のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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