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公開番号2025121220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016535
出願日2024-02-06
発明の名称情報提供装置、情報提供方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 40/20 20180101AFI20250812BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】処方薬の引き渡しを待っている顧客に対して、待ち時間を使うための情報を提供する。
【解決手段】識別部は、顧客を識別し、取得部は、識別された顧客に対して交付された処方箋に関する情報、および、処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報を取得し、予測部は、処方箋に関する情報、および、処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報の少なくとも一方に基づいて、顧客の待ち時間を予測し、出力部は、予測された顧客の待ち時間が閾値を超える場合、顧客に提供する情報を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
顧客を識別する識別手段と、
識別された前記顧客に対して交付された処方箋に関する情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報を取得する取得手段と、
前記処方箋に関する前記情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す前記情報の少なくとも一方に基づいて、前記顧客の待ち時間を予測する予測手段と、
予測された前記顧客の前記待ち時間が閾値を超える場合、前記顧客に提供する情報を出力する出力手段と、を備えた
情報提供装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記識別手段は、前記顧客の生体情報を用いて、前記顧客を識別する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報提供装置。
【請求項３】
前記取得手段は、前記処方箋と対応する電子処方箋、または、前記処方箋を撮影することによって得られた画像データから、前記処方箋に関する前記情報を取得する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報提供装置。
【請求項４】
前記予測手段は、前記処方箋に基づく調剤に用いられる薬の種類に基づいて、前記顧客の前記待ち時間を予測する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報提供装置。
【請求項５】
前記予測手段は、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す前記情報に基づいて、前記顧客の前記待ち時間を予測する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報提供装置。
【請求項６】
前記出力手段は、予測された前記待ち時間の長さに応じて、前記顧客に提供する前記情報の内容を決定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報提供装置。
【請求項７】
前記処方箋に関する前記情報に基づいて発行された認証情報を用いて、前記顧客を認証する認証手段をさらに備えた
ことを特徴とする請求項１から６のいずれか１項に記載の情報提供装置。
【請求項８】
前記顧客の生体情報、および、前記処方箋に関する前記情報の少なくとも一方に基づいて、前記顧客の体調を推定する推定手段をさらに備え、
前記顧客の体調が悪いと推定された場合、前記出力手段は、予測された前記顧客の前記待ち時間が前記閾値を超える場合であっても、前記顧客に提供する前記情報を出力しない
ことを特徴とする請求項１から６のいずれか１項に記載の情報提供装置。
【請求項９】
コンピュータが、
顧客を識別し、
識別された前記顧客に対して交付された処方箋に関する情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報を取得し、
前記処方箋に関する前記情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す前記情報の少なくとも一方に基づいて、前記顧客の待ち時間を予測し、
予測された前記顧客の前記待ち時間が閾値を超える場合、前記顧客に提供する情報を出力する
情報提供方法。
【請求項１０】
顧客を識別する処理と、
識別された前記顧客に対して交付された処方箋に関する情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報を取得する処理と、
前記処方箋に関する前記情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す前記情報の少なくとも一方に基づいて、前記顧客の待ち時間を予測する処理と、
予測された前記顧客の前記待ち時間が閾値を超える場合、前記顧客に提供する情報を出力する処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムに関し、特に、顧客が待ち時間を使うための情報を顧客に提供する情報提供装置、情報提供方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に記載の関連する技術では、複数の調剤薬局の端末装置と、複数の病院の端末装置とが、通信ネットワークを介して接続されている。患者が診察を受けた病院の端末装置から、患者が処方薬を受け取る調剤薬局の端末装置へ、処方箋データが送信される。調剤薬局では、調剤薬局の端末装置が受信した処方箋データを参照して、薬剤師が処方薬を調剤する。患者が来局したとき、病院が発行した紙の処方箋と引き換えに、薬剤師が調剤した処方薬を患者に引渡す。
【０００３】
他の関連する技術では、顧客の属性や購入履歴などの情報に応じて、商品のレコメンドなどの販促情報を顧客に提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００２－１８３３０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
患者が来局したときに、調剤薬局では、処方薬の調剤がまだ完了していない場合がある。その場合、患者は、処方薬の引き渡しの準備ができるまで、薬局で待機する必要があるが、患者によっては、待ち時間の暇つぶしに悩む場合がある。
【０００６】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、処方薬の引き渡しを待っている顧客に対して、待ち時間を使うための情報を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様に係る情報提供装置は、顧客を識別する識別手段と、識別された前記顧客に対して交付された処方箋に関する情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報を取得する取得手段と、前記処方箋に関する前記情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す前記情報の少なくとも一方に基づいて、前記顧客の待ち時間を予測する予測手段と、予測された前記顧客の前記待ち時間が閾値を超える場合、前記顧客に提供する情報を出力する出力手段と、を備えている。
【０００８】
本開示の一態様に係る情報提供方法は、コンピュータが、顧客を識別し、識別された前記顧客に対して交付された処方箋に関する情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報を取得し、前記処方箋に関する前記情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す前記情報の少なくとも一方に基づいて、前記顧客の待ち時間を予測し、予測された前記顧客の前記待ち時間が閾値を超える場合、前記顧客に提供する情報を出力する。
【０００９】
本開示の一態様に係るプログラムは、顧客を識別する処理と、識別された前記顧客に対して交付された処方箋に関する情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す情報を取得する処理と、前記処方箋に関する前記情報、および、前記処方箋に基づく調剤の作業状況を示す前記情報の少なくとも一方に基づいて、前記顧客の待ち時間を予測する処理と、予測された前記顧客の前記待ち時間が閾値を超える場合、前記顧客に提供する情報を出力する処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【００１０】
本開示の一態様によれば、処方薬の引き渡しを待っている顧客に対して、待ち時間を使うための情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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