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公開番号2025114289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008896
出願日2024-01-24
発明の名称飲食店分析システム、飲食店分析方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250729BHJP(計算;計数)
要約【課題】飲食店の料理またはサービスに対する適切なフィードバックを提供することを可能とする飲食店分析システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る飲食店分析システムは、飲食店のテーブルを利用する顧客または前記テーブルの上の物体の少なくとも一方を撮影した画像を取得する画像取得手段と、前記顧客の音声をテキスト化したテキストデータを取得する音声取得手段と、前記画像から前記顧客の身体の一部または前記物体を認識する画像認識手段と、前記画像認識手段の認識結果に基づいて、前記顧客によるメニューの選択状況を検出する検出手段と、前記顧客のメニューの選択状況と、前記テキストデータとに基づいて、メニューの選択に関する前記顧客の意見を示す情報を生成する生成手段と、前記顧客の意見を示す情報を前記飲食店の従業員が利用する従業員端末に出力する出力手段とを備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
飲食店のテーブルを利用する顧客または前記テーブルの上の物体の少なくとも一方を撮影した画像を取得する画像取得手段と、
前記顧客の音声をテキスト化したテキストデータを取得する音声取得手段と、
前記画像から前記顧客の身体の一部または前記物体を認識する画像認識手段と、
前記画像認識手段の認識結果に基づいて、前記顧客によるメニューの選択状況を検出する検出手段と、
前記顧客のメニューの選択状況と、前記テキストデータとに基づいて、メニューの選択に関する前記顧客の意見を示す情報を生成する生成手段と、
前記顧客の意見を示す情報を前記飲食店の従業員が利用する従業員端末に出力する出力手段と
を備える飲食店分析システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記検出手段は、前記顧客がメニューを選択中の状況において、前記画像認識手段により認識された前記顧客の手の位置または視線の方向に基づいて、前記顧客が注目した注目メニューを検出し、
前記生成手段は、前記注目メニューに関する前記顧客の意見を示す情報を生成する
請求項1に記載の飲食店分析システム。
【請求項3】
前記出力手段は、前記顧客によって注文されたメニューを示す注文情報に基づいて、2以上の前記注目メニューのうち注文されなかった1以上のメニューの情報と共に、前記顧客の意見を示す情報を出力する
請求項2に記載の飲食店分析システム。
【請求項4】
前記検出手段は、前記テキストデータ、前記顧客の注文情報、または、前記テーブルに備えられたテーブル端末の表示内容の情報に基づいて、前記メニューの選択状況を検出する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飲食店分析システム。
【請求項5】
前記画像認識手段は、前記テーブルの上の料理を含む前記物体を認識し、
前記検出手段は、前記物体の認識結果に基づいて、さらに、前記顧客に提供されたメニューの食べ残し状況を検出し、
前記生成手段は、前記顧客のメニューの食べ残し状況と、前記テキストデータとに基づいて、前記料理に対する前記顧客の意見を示す情報を生成する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飲食店分析システム。
【請求項6】
前記画像認識手段は、前記料理に含まれる食材を含む前記物体を認識し、
前記検出手段は、前記物体の認識結果に基づいて、食べ残された食材を検出し、
前記生成手段は、前記食べ残された食材に対する前記顧客の意見を示す情報を生成する
請求項5に記載の飲食店分析システム。
【請求項7】
前記検出手段は、前記物体の認識結果に基づいて、さらに、注文されたメニューの前記顧客への提供状況を検出し、
前記生成手段は、前記顧客への提供状況と、前記テキストデータとに基づいて、提供状況に対する前記顧客の意見を示す情報を生成する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飲食店分析システム。
【請求項8】
前記検出手段は、食べ残し状況と料理の提供状況の少なくとも一方と、メニューの選択状況との種類を含む前記テーブルにおける食事に関する前記顧客の状況を前記物体の認識結果に基づいて検出し、
前記生成手段は、前記顧客の状況と、前記テキストデータとに基づいて、前記顧客の状況における前記顧客の意見を示す情報を生成し、
前記出力手段は、前記顧客の意見を示す情報を前記従業員端末に出力するタイミングを、前記顧客の状況の種類に基づいて、前記情報が生成されたことに応じて出力するか、前記従業員端末から要求を受けたことに応じて出力するかを異ならせる
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飲食店分析システム。
【請求項9】
飲食店のテーブルを利用する顧客または前記テーブルの上の物体の少なくとも一方を撮影した画像を取得し、
前記顧客の音声をテキスト化したテキストデータを取得し、
前記画像から前記顧客の身体の一部または前記物体を認識し、
前記認識の結果に基づいて、前記顧客によるメニューの選択状況を検出し、
前記顧客のメニューの選択状況と、前記テキストデータとに基づいて、メニューの選択に関する前記顧客の意見を示す情報を生成し、
前記顧客の意見を示す情報を前記飲食店の従業員が利用する従業員端末に出力する
飲食店分析方法。
【請求項10】
飲食店のテーブルを利用する顧客または前記テーブルの上の物体の少なくとも一方を撮影した画像を取得し、
前記顧客の音声をテキスト化したテキストデータを取得し、
前記画像から前記顧客の身体の一部または前記物体を認識し、
前記認識の結果に基づいて、前記顧客によるメニューの選択状況を検出し、
前記顧客のメニューの選択状況と、前記テキストデータとに基づいて、メニューの選択に関する前記顧客の意見を示す情報を生成し、
前記顧客の意見を示す情報を前記飲食店の従業員が利用する従業員端末に出力する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、飲食店分析システム等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
飲食店の顧客は、意見や要望を店員に直接伝える場合がある。また、顧客はアンケートに記入することで、意見や要望を伝える場合がある。店員は、直接伝えられた要望のうち、すぐに応えられるものには、その場で対応する。また、店員は、顧客の意見を基に、料理やサービスの改善を検討する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-147290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
店員に要望を伝えたり、アンケートに回答したりすることは、顧客にとって手間である。したがって、飲食店は、料理やサービスに対して適切なフィードバックが得られない場合がある。
【0005】
本開示の目的の一つは、飲食店に料理またはサービスに対する適切なフィードバックを提供することを可能とする飲食店分析システム等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様における飲食店分析システムは、飲食店のテーブルを利用する顧客または前記テーブルの上の物体の少なくとも一方を撮影した画像を取得する画像取得手段と、前記顧客の音声をテキスト化したテキストデータを取得する音声取得手段と、前記画像から前記顧客の身体の一部または前記物体を認識する画像認識手段と、前記画像認識手段の認識結果に基づいて、前記顧客によるメニューの選択状況を検出する検出手段と、前記顧客のメニューの選択状況と、前記テキストデータとに基づいて、メニューの選択に関する前記顧客の意見を示す情報を生成する生成手段と、前記顧客の意見を示す情報を前記飲食店の従業員が利用する従業員端末に出力する出力手段とを備える。
【0007】
本開示の一態様における飲食店分析方法は、飲食店のテーブルを利用する顧客または前記テーブルの上の物体の少なくとも一方を撮影した画像を取得し、前記顧客の音声をテキスト化したテキストデータを取得し、前記画像から前記顧客の身体の一部または前記物体を認識し、前記認識の結果に基づいて、前記顧客によるメニューの選択状況を検出し、前記顧客のメニューの選択状況と、前記テキストデータとに基づいて、メニューの選択に関する前記顧客の意見を示す情報を生成し、前記顧客の意見を示す情報を前記飲食店の従業員が利用する従業員端末に出力する。
【0008】
本開示の一態様におけるプログラムは、飲食店のテーブルを利用する顧客または前記テーブルの上の物体の少なくとも一方を撮影した画像を取得し、前記顧客の音声をテキスト化したテキストデータを取得し、前記画像から前記顧客の身体の一部または前記物体を認識し、前記認識の結果に基づいて、前記顧客によるメニューの選択状況を検出し、前記顧客のメニューの選択状況と、前記テキストデータとに基づいて、メニューの選択に関する前記顧客の意見を示す情報を生成し、前記顧客の意見を示す情報を前記飲食店の従業員が利用する従業員端末に出力する処理をコンピュータに実行させる。プログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体に記憶されていてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示による効果の一例は、飲食店に料理またはサービスに対する適切なフィードバックを提供できることにある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
飲食店分析システムと他の装置との接続例を示す図である。
飲食店のテーブルの例を示す概略図である。
飲食店分析システムの構成例を示すブロック図である。
出力の例を示すテーブルである。
出力の例を示すテーブルである。
従業員端末の表示画面の一例を示す図である。
飲食店分析システムの動作例を示すフローチャートである。
コンピュータのハードウェア構成の例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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