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公開番号
2025156635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2025135339,2021174441
出願日
2025-08-15,2021-10-26
発明の名称
消火栓装置
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A62C
35/20 20060101AFI20251002BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】監視員通路の通行を妨げることなく、監視員通路やトンネル壁面に露出して設置されている消火栓装置の筐体内に対する外部からの作業が容易に行うことを可能とする。
【解決手段】消火栓装置10の第1筐体11aには、消火栓弁を含むバルブ類及び消火用ホースが収納され、第1筐体11aの側面に第1側面扉32が設けられる。第1側面扉32は側面開口部のトンネル壁面側の上端前後方向を軸として筐体の側面を下から上まで上開き自在であり、筐体前面の前傾扉12を開くことなく、第1側面扉32を開いて第1筐体11a内に対する作業を側面外部から可能とする。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
道路を有するトンネルの壁面に沿って設けられた監視員通路の路面上方の所定高さに、当該トンネル壁面に近接又は当接させて筐体が設置された消火栓装置であって、
前記筐体の側面に、前記筐体の側面開口の上端前後方向を軸として前記筐体の側面を下から上まで上開き自在に支持された側面扉と、
前記側面扉を閉鎖位置に保持する扉閉鎖構造と、
を備え、
前記側面扉を開いて前記筐体内に対する作業が側面外部から可能であることを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
道路を有するトンネルの壁面に沿って設けられた監視員通路の路面上方の所定高さに、当該トンネル壁面に近接又は当接させて筐体が設置された消火栓装置であって、
前記筐体の背面から前面へ通る中心線が、トンネル断面形状の水平方向の幅が最も広い位置の水平線に限りなく近付き、又は一致し、
前記筐体の側面に、前記筐体の側面開口の上端前後方向を軸として前記筐体の側面を下から上まで上開き自在に支持された側面扉を備え、
前記側面扉を開いて前記筐体内に対する作業が側面外部から可能であることを特徴とする消火栓装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の消火栓装置において、
前記側面扉は、前記筐体の上面に乗せた開放位置まで回動可能なことを特徴とする消火栓装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消火用ホース、消火器等を収納してトンネル内に設置された消火栓装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネル内には、トンネル非常用設備として消火栓装置が設置されている。消火栓装置は、前傾扉(消火栓扉)を備えた筐体の消火栓収納部に、先端にノズルを装着した消火用ホースと消火栓弁を含むバルブ類が収納され、また、消火器扉を備えた消火器収納部に、例えば、2本の消火器が収納されている。また、消火栓装置は、一般的に、トンネル長手方向に、例えば、50メートル間隔でトンネル壁面を箱抜きして埋込み設置されている。
【0003】
ところで、シールド工法等により作られたトンネルにあっては、トンネル躯体の構造上、トンネル壁面を箱抜きして消火栓装置を埋込み設置することがコストや手間の関係から困難であることから、監視員通路に消火栓装置を露出した状態で設置する必要がある。
【0004】
また、消火栓装置をトンネル壁面に箱抜きすることなく設置するため、トンネル壁面に設置された架台に消火栓装置を取り付け固定する壁掛け構造が提案されており、この場合、架台は壁面に固定される主支持部と消火栓装置の姿勢を保持する姿勢保持部材等から構成されている(特許文献2)。
【0005】
また、壁掛け構造の消火栓装置はトンネル壁面への取付けに工数と時間がかかる等の課題があることから、設置が容易である監視員通路の路面上に設置した架台に消火栓装置を露出した状態で取り付け固定する、いわゆる据置き構造とすることが考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-055073号公報
特開2020-078429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、壁掛け構造又は据え置き構造の消火栓装置を、架台を用いて監視員通路の所定の高さに設置した場合には、架台に対し消火栓装置の筐体をボルトとナットにより取り付け固定する作業、筐体内のバルブ類に対し監視員通路の路面側から立ち上げられた給水配管を接続する作業、外部からケーブルを引き込んで筐体内の端子箱に接続する作業を設置現場で必要とする。この現場作業は、筐体前面の前傾扉や消火器扉を監視員通路側に開き、扉開口越しに作業者が筐体内に手や体を入れて行う作業となる。
【0008】
このため消火栓装置の作業に伴う前傾扉や消火器扉の開放により監視員通路の通行が妨げられ、別の作業のための行き来に支障をきたす問題がある。また、筐体内の作業によっては、作業員が監視員通路側に開いた前傾扉に乗って作業する場合もあり、そのため前傾扉の強度を高める必要があり、その分、構造が複雑となり、コストアップとなっている。
【0009】
本発明は、監視員通路の通行を妨げることなく、監視員通路やトンネル壁面に露出して設置されている消火栓装置の筐体内に対する外部からの作業を容易に行うことを可能とする消火栓装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(消火栓装置)
本発明は、道路を有するトンネルの壁面に沿って設けられた監視員通路の路面上方の所定高さに、当該トンネル壁面に近接又は当接させて筐体が設置された消火栓装置であって、
筐体の側面に側面扉を備え、
側面扉を開いて筐体内に対する作業が側面外部から可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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