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公開番号
2025147779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048194
出願日
2024-03-25
発明の名称
カードリーダー及びカードリーダーの組立方法
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06K
7/10 20060101AFI20250930BHJP(計算;計数)
要約
【課題】アンテナ部の配置位置が異なる複数の態様において、アンテナ部の位置決めを容易に行うことができるカードリーダー及びカードリーダーの組立方法を提供する。
【解決手段】カードリーダー1は、筐体2と、アンテナ部5と、筐体2の内面27bとアンテナ部5との間に設けられた接着層と、を備え、筐体2は、第1方向の一方側へのアンテナ部5の移動を規制する第1規制部31と、第1方向の他方側へのアンテナ部5の移動を規制する第2規制部33と、筐体2の内面27bに沿うとともに第1方向と直交する第2方向の一方側へのアンテナ部5の移動を規制する第3規制部32と、を備え、アンテナ部5が第1位置に配置される第1態様では、アンテナ部5は第1規制部31及び第3規制部32に接触し、アンテナ部5が第2位置に配置される第2態様では、アンテナ部5は第2規制部33及び第3規制部32に接触する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に内部空間が形成された筐体と、
前記筐体における前記内部空間を向く内面に沿う第1方向の位置が異なる第1位置及び第2位置のいずれの位置に配置されるアンテナ部と、
前記筐体の内面と前記アンテナ部との間に設けられた接着層と、を備え、
前記筐体は、
前記第1方向の一方側への前記アンテナ部の移動を規制する第1規制部と、
前記第1方向の他方側への前記アンテナ部の移動を規制する第2規制部と、
前記筐体の内面に沿うとともに前記第1方向と直交する第2方向の一方側への前記アンテナ部の移動を規制する第3規制部と、を備え、
前記アンテナ部が前記第1位置に配置される第1態様では、前記アンテナ部は前記第1規制部及び前記第3規制部に接触し、
前記アンテナ部が前記第2位置に配置される第2態様では、前記アンテナ部は前記第2規制部及び前記第3規制部に接触するカードリーダー。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第1規制部、前記第2規制部及び前記第3規制部は、前記筐体の内面から前記内部空間に向かって突出する突起である請求項1に記載のカードリーダー。
【請求項3】
前記第1規制部、前記第2規制部及び前記第3規制部のうち少なくとも一つの規制部は、前記筐体の内面を正面視して円弧状をなし、
前記アンテナ部における前記規制部に接触する部分は、前記筐体の内面を正面視して円弧状をなす凹部である請求項1または2に記載のカードリーダー。
【請求項4】
前記アンテナ部が前記第1位置に配置された状態で前記第1規制部に接触する前記アンテナ部の辺の長さは、前記第2規制部から前記第3規制部までの長さよりも長い請求項1または2に記載のカードリーダー。
【請求項5】
前記第1規制部は、前記筐体の内面を正面視して円弧状をなし、
前記アンテナ部が前記第1位置に配置された状態で前記アンテナ部の前記第1方向の一方側の端部には、前記凹部が形成され、
前記アンテナ部が前記第1位置に配置された状態で前記アンテナ部の前記第1方向の他方側の端部には、前記凹部が形成されていない請求項3に記載のカードリーダー。
【請求項6】
請求項1または2に記載のカードリーダーの組立方法であって、
前記アンテナ部における前記筐体の内面を向く側に前記接着層を設け、
前記アンテナ部の前記第2方向の一方側の端部を前記第3規制部に接触させて、
前記接着層を前記筐体の内面に接着させずに、前記アンテナ部を前記第1方向に移動させて、
前記第1態様では、前記アンテナ部を前記第1規制部に接触したら、前記接着層を前記筐体の内面に接着させ、
前記第2態様では、前記アンテナ部を前記第2規制部に接触したら、前記接着層を前記筐体の内面に接着させるカードリーダーの組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カードリーダー及びカードリーダーの組立方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、オフィスビルや工場等の施設に、利用者の入退出を管理する入退室システムが設置されている。入退室システムの認証機器として、利用者が携帯する認証カードの情報を近距離且つ無線で読み取るカードリーダー(読み取り装置)が用いられている。カードリーダーの内部には、認証カードと通信が可能なアンテナモジュールが設けられている。
【0003】
下記の特許文献1に開示されているように、アンテナモジュール(基板)を固定する方法として両面テープを用いることは公知である。
【0004】
また、下記の特許文献2に開示されているように、アンテナモジュールの左右上下方向の位置決めを行うために突起部を設ける手法もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5641152号公報
特開2007-140943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、アンテナモジュールを非挿入型のカードリーダー(タッチ式)に採用しようとした場合、その位置決め精度が低いと、アンテナ特性が高い位置と使用者がカードをかざす位置にズレが生じるという問題があった。特に、両面テープを用いてアンテナモジュールを固定する場合、固定対象面に両面テープを接触させてしまうとアンテナモジュールの移動ができなくなり、アンテナモジュールを固定対象面に接触させたうえで位置をスライドして固定位置を微調整するという方法が取れないという課題も存在する。また、製造時の工程の省力化のため、位置決めを目的とした治具を用いることなく、アンテナ基板を位置決めできる構造および方法であることがより望ましい。
【0007】
また、特許文献2では、機種変更によりアンテナモジュールの位置が変わる場合、専用の中間部材を機種ごとに用意しなければならないという課題が生じる。特に入退室に用いるカードリーダーにおいては、入室のために番号を入力するテンキーありの機種とテンキーなしの機種が同時期に開発される場合があり、この場合は特に複数機種において部材を共通化することが望ましい。
【0008】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、アンテナ部の配置位置が異なる複数の態様において、アンテナ部の位置決めを容易に行うことができるカードリーダー及びカードリーダーの組立方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るカードリーダーは、内部に内部空間が形成された筐体と、前記筐体における前記内部空間を向く内面に沿う第1方向の位置が異なる第1位置及び第2位置のいずれの位置に配置されるアンテナ部と、前記筐体の内面と前記アンテナ部との間に設けられた接着層と、を備え、前記筐体は、前記第1方向の一方側への前記アンテナ部の移動を規制する第1規制部と、前記第1方向の他方側への前記アンテナ部の移動を規制する第2規制部と、前記筐体の内面に沿うとともに前記第1方向と直交する第2方向の一方側への前記アンテナ部の移動を規制する第3規制部と、を備え、前記アンテナ部が前記第1位置に配置される第1態様では、前記アンテナ部は前記第1規制部及び前記第3規制部に接触し、前記アンテナ部が前記第2位置に配置される第2態様では、前記アンテナ部は前記第2規制部及び前記第3規制部に接触する。
【0010】
このように構成されたカードリーダーでは、第1態様では、アンテナ部は筐体の第1規制部及び筐体の第3規制部に接触して、第1方向の一方側への移動及び第2方向の一方側への移動が規制されて位置決めされる。第2態様では、アンテナ部は筐体の第2規制部及び筐体の第3規制部に接触して、第1方向の他方側への移動及び第2方向の一方側への移動が規制されて位置決めされる。よって、第1態様と第2態様とで、共通の筐体を使用して、アンテナ部の位置決めを容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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