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公開番号2025154811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024058008
出願日2024-03-29
発明の名称ギヤポンプ
出願人カヤバ株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類F04C 2/18 20060101AFI20251002BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】ギヤポンプの製造コストを低減させる。
【解決手段】ギヤポンプ100は、動力源に連結される第一回転軸3を有するドライブギヤ1と、第二回転軸4に回転自在に支持されるとともに、ドライブギヤ1と噛み合いドライブギヤ1により回転されるドリブンギヤ2と、ドライブギヤ1及びドリブンギヤ2が収容されるボディ10と、ボディ10の開口部を覆うカバー30と、を備え、第一回転軸3は、ボディ10及びカバー30に回転自在に支持され、第二回転軸4は、ボディ10及びカバー30とは別体に形成され、ドリブンギヤ2の中心軸O1に対して偏心して設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動力源に連結される第一回転軸を有するドライブギヤと、
第二回転軸に回転自在に支持されるとともに、前記ドライブギヤと噛み合い前記ドライブギヤにより回転されるドリブンギヤと、
前記ドライブギヤ及び前記ドリブンギヤが収容されるボディと、
前記ボディの開口部を覆うカバーと、を備え、
前記第一回転軸は、前記ボディ及び前記カバーに回転自在に支持され、
前記第二回転軸は、前記ボディ及び前記カバーとは別体に形成され、前記ドリブンギヤの中心軸に対して偏心して設けられることを特徴とするギヤポンプ。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載のギヤポンプであって、
前記ボディと前記カバーとの間に設けられ、前記ボディに対する前記カバーの位置決めをする複数の位置決めピンをさらに備え、
前記ドリブンギヤの前記第二回転軸は、前記位置決めピンの一つを構成することを特徴とするギヤポンプ。
【請求項3】
請求項1に記載のギヤポンプであって、
前記ドリブンギヤの前記第二回転軸には、前記ボディまたは前記カバーに対する前記第二回転軸の相対回転を規制する回転止め部が設けられることを特徴とするギヤポンプ。
【請求項4】
請求項1に記載のギヤポンプであって、
前記第二回転軸は、前記ボディ及び前記カバーの一方に嵌合することにより前記ボディに対する前記カバーの位置決めをすることを特徴とするギヤポンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ギヤポンプに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一対のギヤが噛み合いながら回転して流体を吐出するギヤポンプが開示されている。ギヤポンプは、一対のギヤがそれぞれ組み込まれる一対のギヤ室を有するボディと、ボディを挟んで配置され、一対のギヤの回転軸を回転自在に支持する一対のハウジングと、を備える。ボディとハウジングは、位置決めピンによって位置決めされた状態で、締結部材としてのボルトによって締結される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2010/013354A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のようなギヤポンプでは、一対のギヤの製造公差により、一対のギヤの噛み合い状態が変化することが考えられる。よって、例えば一対ギヤの噛み合いの部分を通じてギヤ室の高圧側から低圧側に作動油が逆流してしまうなどして、ギヤポンプの性能が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ギヤポンプの性能を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ギヤポンプであって、動力源に連結される第一回転軸を有するドライブギヤと、第二回転軸に回転自在に支持されるとともに、ドライブギヤと噛み合いドライブギヤにより回転されるドリブンギヤと、ドライブギヤ及びドリブンギヤが収容されるボディと、ボディの開口部を覆うカバーと、を備え、第一回転軸は、ボディ及びカバーに回転自在に支持され、第二回転軸は、ボディ及びカバーとは別体に形成され、ドリブンギヤの中心軸に対して偏心して設けられることを特徴とする。
【0007】
この発明では、ボディ及びカバーとは別体に形成される第二回転軸の取り付け時に、第二回転軸を回転させて周方向の位置を調整することにより、ドライブギヤとドリブンギヤとのバックラッシュが小さくなるようにドリブンギヤの位置を調整することができる。つまり、ドライブギヤ及びドリブンギヤの製造公差に応じてドリブンギヤの位置を調整することができ、ギヤポンプの性能を向上させることができる。
【0008】
また、本発明は、ギヤポンプであって、ボディとカバーとの間に設けられ、ボディに対するカバーの位置決めをする複数の位置決めピンをさらに備え、ドリブンギヤの第二回転軸は、位置決めピンの一つを構成することを特徴とする。
【0009】
この発明では、ボディに対するカバーの位置決めをする位置決めピンが、ドリブンギヤの第二回転軸を兼ねる。よって、位置決めピンが、ボディに対するカバーの位置決めとドリブンギヤの第二回転軸との二つの機能を有するため、ギヤポンプの部品点数を少なくすることができる。
【0010】
また、本発明は、ドリブンギヤの第二回転軸には、ボディまたはカバーに対する第二回転軸の相対回転を規制する回転止め部が設けられることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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