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公開番号2025152576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024054529
出願日2024-03-28
発明の名称展開デッキ
出願人カヤバ株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類B62D 33/04 20060101AFI20251002BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】外観への影響を抑制しつつ、デッキの隙間を自動的に埋める。
【解決手段】展開デッキ100は、床32と、床32の下方に位置する回動支持部37と、回動支持部37に回動自在に設けられ、床32に対して起立した閉状態と、閉状態から床32に沿って展開された開状態との間で、電動油圧シリンダ38により開閉駆動される下側側壁34と、床32の側端部32aに設けられたヒンジ39と、ヒンジ39を介して回動自在に設けられ、下側側壁34が閉状態の場合は、下側側壁34にもたれ掛かり、下側側壁34が開状態の場合は、下側側壁34に連結されて床32と下側側壁34との間の隙間Cを埋める隙間埋め材40と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
床と、
前記床の下方に位置する回動支持部と、
前記回動支持部に回動自在に設けられ、前記床に対して起立した閉状態と、前記閉状態から前記床に沿って展開された開状態との間で、アクチュエータにより開閉駆動される側壁と、
前記床の側端部に設けられたヒンジと、
前記ヒンジを介して回動自在に設けられ、前記側壁が前記閉状態の場合は、前記側壁にもたれ掛かり、前記側壁が前記開状態の場合は、前記側壁に連結されて前記床と前記側壁との間の隙間を埋める隙間埋め材と、を備える、ことを特徴とする展開デッキ。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
請求項1に記載の展開デッキであって、
前記隙間埋め材の先端部には、前記隙間埋め材の表面が前記隙間埋め材の裏面よりも突出するように形成された斜め形状を有する第1テーパ部が形成され、
前記側壁の一端部には、前記側壁の裏面が前記側壁の表面よりも突出するように形成された斜め形状を有し、前記側壁が前記開状態の場合に、前記第1テーパ部と向かい合う第2テーパ部が形成され、
前記隙間埋め材は、前記側壁が前記開状態の場合に、前記第1テーパ部が前記第2テーパ部に上から重なることにより、前記側壁に連結される、ことを特徴とする展開デッキ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は展開デッキに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、床板の左右の側端にヒンジを介して回動可能に取り付けられた側アオリを備えるトラックの荷台構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-143355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
側壁を展開して床とともにデッキを構成する場合、デッキ上面にヒンジを設けて床と側壁とを接続し、側壁を回動自在にすることが考えられる。しかしながらこの場合、強度が高いヒンジではサイズが大きくなるので、外観に影響を及ぼす。
【0005】
これに対し、床の下方にあるフレーム等に側壁を回動自在に支持すれば、外観への影響を避けることができる。この場合、側壁の回動中心位置によっては、回動する側壁が床と干渉するので、側壁と床とが干渉しない位置に側壁の回動中心位置が設定される一方、このように回動中心位置を設定すると、デッキ状態の床と側壁との間に隙間が生じる。このため、隙間を埋める必要があるが、隙間は例えば、隙間埋め材を手作業で設置することで埋めることができる。
【0006】
しかしながらこの場合は、隙間埋め材を備品として別途備える必要があり、隙間埋め材の管理が必要になる。また、デッキとは別体構成の隙間埋め材を用いるので、デッキの上面にずれが生じ易くなる。さらに、隙間埋め材の手作業での設置には時間がかかり、隙間埋め材が重量物の場合は作業負担も大きくなって作業性も悪い。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、外観への影響を抑制しつつ、デッキの隙間を自動的に埋めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、床と、床の下方に位置する回動支持部と、回動支持部に回動自在に設けられ、床に対して起立した閉状態と、閉状態から床に沿って展開された開状態との間で、アクチュエータにより開閉駆動される側壁と、床の側端部に設けられたヒンジと、ヒンジを介して回動自在に設けられ、側壁が閉状態の場合は、側壁にもたれ掛かり、側壁が開状態の場合は、側壁に連結されて床と側壁との間の隙間を埋める隙間埋め材と、を備える、ことを特徴とする展開デッキである。
【0009】
この発明によれば、隙間埋め材が側壁にもたれ掛かった状態で、側壁が閉状態から開状態になることで、隙間埋め材が床と展開された側壁との間の隙間に嵌り込むので、デッキの隙間を自動的に埋めることができる。
【0010】
また、本発明は、隙間埋め材の先端部には、隙間埋め材の表面が隙間埋め材の裏面よりも突出するように形成された斜め形状を有する第1テーパ部が形成され、側壁の一端部には、側壁の裏面が側壁の表面よりも突出するように形成された斜め形状を有し、側壁が開状態の場合に、第1テーパ部と向かい合う第2テーパ部が形成され、隙間埋め材は、側壁が開状態の場合に、第1テーパ部が第2テーパ部に上から重なることにより、側壁に連結される、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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