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公開番号
2025151788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053378
出願日
2024-03-28
発明の名称
成形用材料及び成形品
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
1/00 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】成形品にしたとき機械的強度に優れるとともに調色性にも優れる、生分解性を有する成形用材料を提供すること。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る成形用材料は、生分解性樹脂と、セルロースとを含む、成形用材料であって、前記生分解性樹脂は、ポリ乳酸と、前記ポリ乳酸以外の脂肪族ポリエステルとを含み、前記セルロースは、アスペクト比が6未満のセルロースを含み、前記セルロースの平均全長が500μm未満である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
生分解性樹脂と、セルロースとを含む、成形用材料であって、
前記生分解性樹脂は、ポリ乳酸と、前記ポリ乳酸以外の脂肪族ポリエステルとを含み、
前記セルロースは、アスペクト比が6未満のセルロースを含み、
前記セルロースの平均全長が500μm未満である、成形用材料。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記アスペクト比が6未満のセルロースの形状は、繊維状、鱗片状、及び球状から選ばれる少なくとも1種以上である、請求項1に記載の成形用材料。
【請求項3】
前記アスペクト比が6未満のセルロースの含有量は、成形用材料に含まれる前記セルロースの総量に対して70質量%以上である、請求項1に記載の成形用材料。
【請求項4】
前記成形用材料の170℃における複素粘度が、600~80000Pa・secである、請求項1に記載の成形用材料。
【請求項5】
さらに無機フィラーを含む、請求項1に記載の成形用材料。
【請求項6】
前記生分解性樹脂の含有量が、成形用材料の総量に対して50質量%以下である、請求項1に記載の成形用材料。
【請求項7】
請求項1に記載の成形用材料を用いて成形された、成形品。
【請求項8】
前記成形品が容器又は食器である、請求項7に記載の成形品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、成形用材料及び成形品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、セルロース及び生分解性樹脂を含む、生分解性を有する成形用材料が知られている。例えば、特許文献1には、生分解性樹脂と、パルプとを含有する天然繊維強化ポリエステル材料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-272783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の生分解性を有する成形用材料は、成形品にしたとき機械的強度に優れるとともに調色性にも優れるものとはできなかった。
【0005】
特に、従来の生分解性を有する成形用材料を用いた成形品の色は所謂アースカラー、すなわち自然環境に溶け込みやすいものとなってしまうため、仮に成形品が自然界に投棄されたとしても当該成形品は目立ちにくく、材料が生分解性を有することも相まって、消費者が成形品を自然界に不適切に投棄することを助長してしまう恐れがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る成形用材料の一態様は、
生分解性樹脂と、セルロースとを含む、成形用材料であって、
前記生分解性樹脂は、ポリ乳酸と、前記ポリ乳酸以外の脂肪族ポリエステルとを含み、
前記セルロースは、アスペクト比が6未満のセルロースを含み、
前記セルロースの平均全長が500μm未満である。
【0007】
本発明に係る成形品の一態様は、
上記成形用材料を用いて成形されたものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
各実施例及び各比較例の成形用材料に関する、原材料の組成及び評価結果を示す表1。
各実施例及び各比較例の成形用材料に関する、原材料の組成及び評価結果を示す表2。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の例を説明するものである。本発明は以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形形態も含む。なお、以下で説明される構成の全てが本発明の必須の構成であるとは限らない。
【0010】
本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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