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公開番号
2025151638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053173
出願日
2024-03-28
発明の名称
バイオマス系樹脂
出願人
大阪瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
C08L
67/04 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本発明は、弾性率と伸びとを両立するバイオマス系樹脂を作製する事を目的とする。
【解決手段】(A)バイオプラスチックと、(B)分子内にグリシジルエーテルを3つ以上有する有機材料と、を含有する、複合材料が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
複合材料であって、
(A)バイオプラスチックと、
(B)分子内にグリシジルエーテルを3つ以上有する有機材料と、
を含有する、複合材料。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記(B)有機材料は、糖アルコールの構造を有する有機材料である、請求項1に記載の複合材料。
【請求項3】
前記糖アルコールは、グリセリン、エリトリトール、トレイトール、アラビニトール、キシリトール、リビトール、イジトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニトール、ボレミトール、ペルセイトール、及びラクチトールから成る群から選ばれる少なくとも1種の糖アルコールである、請求項2に記載の複合材料。
【請求項4】
前記(B)有機材料は、糖アルコールに加え、脂肪酸の構造を有する有機材料である、請求項2に記載の複合材料。
【請求項5】
前記(B)有機材料は、エポキシ化油、グリセリンポリグリシジルエーテル、ジグリセリンポリグリシジルエーテル、トリグリセリングリシジルエーテル、テトラグリセリンポリグリシジルエーテル、及びポリグリセリンポリグリシジルエーテルから成る群から選ばれる少なくとも1種の有機材料である、請求項1に記載の複合材料。
【請求項6】
前記(B)有機材料は、
グリセリンの構造を有するグリシジルエーテルであり、
エポキシ当量が100g/eq.以上、250g/eq.以下の有機材料である、
請求項1に記載の複合材料。
【請求項7】
前記(B)有機材料は、
エポキシ化油であり、且つ
オキシラン酸素が6.0%以上、10%以下の有機材料である、
請求項1に記載の複合材料。
【請求項8】
前記(A)バイオプラスチックは、ポリ乳酸である、請求項1に記載の複合材料。
【請求項9】
複合材料中、
前記(A)バイオプラスチックと前記(B)有機材料との含有比率は、
質量比として、(A)バイオプラスチック:(B)有機材料=
99:1~70:30である、
請求項1に記載の複合材料。
【請求項10】
前記(A)バイオプラスチックは、
190℃におけるメルトフローレート(MFR)が3g/10min.~30g/10min.である、
請求項1に記載の複合材料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイオマス系樹脂に関する。
続きを表示(約 860 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、温暖化ガス排出削減・化石資源使用量削減、マイクロプラスチック・ごみ問題の両面でバイオプラスチックが望まれている事を開示する。
【0003】
非特許文献2は、ポリ乳酸は、弾性率は高いが、衝撃強度が弱く、引張伸びも小さい事を開示する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
生分解性プラスチックの課題と将来展望;三菱総研技術レポート(2019)
PIONEER R&D Vol.16 No.1, 33-39 (2006)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、弾性率と伸びとを両立するバイオマス系樹脂を含む複合材料を作製する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、次のバイオマス系樹脂を含む複合材料を包含する。
【0007】
項1.
複合材料であって、
(A)バイオプラスチックと、
(B)分子内にグリシジルエーテルを3つ以上有する有機材料と、を含有する、複合材料。
【0008】
項2.
前記(B)有機材料は、糖アルコールの構造を有する有機材料である、前記項1に記載の複合材料。
【0009】
項3.
前記糖アルコールは、グリセリン、エリトリトール、トレイトール、アラビニトール、キシリトール、リビトール、イジトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニトール、ボレミトール、ペルセイトール、及びラクチトールから成る群から選ばれる少なくとも1種の糖アルコールである、前記項2に記載の複合材料。
【0010】
項4.
前記(B)有機材料は、糖アルコールに加え、脂肪酸の構造を有する有機材料である、前記項2に記載の複合材料。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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