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公開番号
2025150835
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051963
出願日
2024-03-27
発明の名称
電池交換装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60L
53/80 20190101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約
【課題】電池交換処理を行うために待機している電動車両による渋滞が発生するのを抑制することが可能な電池交換装置を提供する。
【解決手段】電池交換装置100は、電動車両200に搭載された電池パック211(電池)を交換するための電池交換処理を実行する電池交換処理部20と、電動車両200の電池交換部分210の状態を電池交換処理の前に検査する検査部30とを備える。電池交換処理部20によって電池交換処理が行われる位置P1(第1位置)は、検査部30による検査が行われる位置P2(第2位置)とは異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車両に搭載された電池を交換するための電池交換処理を実行する電池交換装置であって、
前記電池交換処理を実行する電池交換処理部と、
前記電動車両のうち前記電池交換処理に関係する電池交換部分の状態を、前記電池交換処理の前に検査する検査部と、を備え、
前記電池交換処理部によって前記電池交換処理が行われる第1位置は、前記検査部による検査が行われる第2位置とは異なる、電池交換装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記検査部による検査結果に基づいて前記電池交換処理の実行可否を判定する交換可否判定部と、
前記電動車両のユーザに情報を通知するための通知処理を行う通知部と、をさらに備え、
前記通知部は、前記電池交換処理を実行不可であると前記交換可否判定部により判定された場合に、前記電動車両が前記第1位置に移動する前に、前記電池交換処理を実行不可である旨を前記ユーザに通知するための前記通知処理を行う、請求項1に記載の電池交換装置。
【請求項3】
前記検査部による検査結果に基づいて前記電池交換部分における異常の有無を判定する異常判定部と、
前記電池交換部分の異常を解消するための異常解消処理を行う異常解消部と、をさらに備え、
前記異常解消部は、前記電池交換部分に異常があると前記異常判定部により判定された場合に、前記異常解消処理を実行する、請求項1または2に記載の電池交換装置。
【請求項4】
前記検査部は、前記第1位置において他の電動車両に対して前記電池交換処理が行われている間に、前記第2位置において前記電動車両の検査を行う、請求項1または2に記載の電池交換装置。
【請求項5】
前記検査部は、前記電池交換部分を撮像する撮像部、前記電池交換部分にアクセス可能に構成された治具、および、前記電池交換部分の傾きに基づく情報を取得する取得部の少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の電池交換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池交換装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2012-008020号公報(特許文献1)には、バッテリ交換装置によりバッテリが交換される車両が開示されている。車両のナビゲーション装置は、車両に搭載されたカメラが撮像したバッテリ交換位置の画像に基づいて、バッテリ交換位置および車両におけるバッテリの搭載位置の各々を示した画像を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-008020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には明記されていないが、カメラにより撮像された画像に基づいて車両の異常(バッテリ交換に関係する部分の異常)を検知することが考えられる。このため、バッテリ交換および検査の各々に所定の時間を要するため、バッテリ交換を行うためにバッテリ交換装置(電池交換装置)前で待機している車両による渋滞が発生する場合がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電池交換処理を行うために待機している電動車両による渋滞が発生するのを抑制することが可能な電池交換装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る電池交換装置は、電動車両に搭載された電池を交換するための電池交換処理を実行する電池交換装置であって、電池交換処理を実行する電池交換処理部と、電動車両のうち電池交換処理に関係する電池交換部分の状態を、電池交換処理の前に検査する検査部と、を備える。電池交換処理部によって電池交換処理が行われる第1位置は、検査部による検査が行われる第2位置とは異なる。
【0007】
本開示の一の局面に係る電池交換装置では、上記のように、電池交換処理の前に行われる検査が、電池交換処理が行われる第1位置とは異なる第2位置において行われる。これにより、電動車両が第1位置に移動される前に、電池交換部分の異常の有無を検査によって判別することができる。その結果、電池交換部分に異常を有する電動車両のユーザに電池交換装置からの退避を促すことができるので、上記異常を有する電動車両が第1位置に移動されるのを抑制することができる。その結果、全ての電動車両が第1位置に移動する場合に比べて、電池交換処理を行うために待機している電動車両による渋滞が発生するのを抑制することができる。
【0008】
電池交換装置は、検査部による検査結果に基づいて電池交換処理の実行可否を判定する交換可否判定部と、電動車両のユーザに情報を通知するための通知処理を行う通知部と、を備えていてもよい。通知部は、電池交換処理を実行不可であると交換可否判定部により判定された場合に、電動車両が第1位置に移動する前に、電池交換処理を実行不可である旨をユーザに通知するための通知処理を行ってもよい。このような構成により、電池交換処理が不可である旨をユーザに通知することにより、電池交換が不可の状態の電動車両が第1位置に移動されるのを容易に抑制することができる。その結果、電池交換処理を行うために待機している電動車両による渋滞が発生するのを容易に抑制することができる。
【0009】
電池交換装置は、検査部による検査結果に基づいて電池交換部分における異常の有無を判定する異常判定部と、電池交換部分の異常を解消するための異常解消処理を行う異常解消部と、を備えてもよい。異常解消部は、電池交換部分に異常があると異常判定部により判定された場合に、異常解消処理を実行してもよい。このような構成により、異常判定部によって異常を有すると判定された電動車両でも、異常解消部により異常が解消された場合に、電池交換処理を受けることができる。
【0010】
検査部は、第1位置において他の電動車両に対して電池交換処理が行われている間に、第2位置において電動車両の検査を行ってもよい。このような構成により、第1位置における電池交換処理と、第2位置における検査とを並行して行うことができる。その結果、電池交換処理と検査とを別々のタイミングで行う場合に比べて、複数の電動車両に対して検査および電池交換処理を実行するのに要する時間を短くすることができる。その結果、電池交換処理を行うために待機している電動車両による渋滞が発生するのをより一層抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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