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公開番号
2025147490
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047756
出願日
2024-03-25
発明の名称
車両の方向指示器
出願人
合同会社ORIC-LAB
代理人
主分類
B60Q
5/00 20060101AFI20250930BHJP(車両一般)
要約
【課題】近年の車両は、エンジン技術や電気自動車の普及などにより車室内の静音化が進んで風切り音やタイヤの走行音が少ない低速時または停止時の車室内は静かなので、相対的に方向指示器の機械音またはブザー音がうるさく感じ、運転者はうるさい時間を短くしたいがために、右左折直前やハンドル回し始めと同時に方向指示器を出すようになり、その結果ハンドルに気を取られ方向指示器の出し忘れが多く危険な運転となる。
【解決手段】
車室内が静かな速度0Km/h停止状態から速度30Km/h以内では、速度により方向指示器の機械音またはブザー音の音量は、通常音量とそれより低い低音量が切り替えられる。通常音量と低音量の境界速度は、あらかじめ運転者が速度0Km/h停止状態から速度30Km/h以内の範囲内で任意に設定する。境界速度
AKm/hで設定すると走行している速度がAKm/h超なら通常音量、AKm/h以下なら低音量となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の方向指示器の機械音またはブザー音の音量を車両速度により変化させる。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前項の音量の種類は、通常音量とそれより低い音量の低音量である。
【請求項3】
前項の音量を変化させる車両速度は速度0Km/h停止状態から速度30Km/h以下の範囲内である。
【請求項4】
前項の通常音量と低音量の境界を決めるための車両速度設定は可変で、あらかじめ運転者が速度0Km/h停止状態から速度30Km/h以下の範囲内で任意に設定する。
【請求項5】
前項の通常音量と低音量、任意で設定した車両速度との関係は、設定速度AKm/
hならば、実際走行している車両が速度AKm/h超で通常音量、速度AKm/h以下なら低音量となる。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の方向指示器の発する音量に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の方向指示器は、事前に曲がろうとする方向にレバーを操作し、自車前後
に付いているランプを点灯させ、自車両の動きを他車両や人などに認知させる、交通安全上非常に重要な部品である。
【0003】
そのレバーを操作すると、ランプを点灯するのと同時に、運転者に認知できるよう
に一定間隔で機械音またはブザー音を発する。
【0004】
近年の車両は、エンジン音量の減少や、走行時や停止時のエンジン停止技術拡大、車室内の気密性向上や遮音性向上、さらには電気自動車の普及などにより、車室内の静音化が進んでいる。特に風切り音やタイヤの走行音が少ない低速時または停止時の車室内はとても静かである。
【0005】
このように車室内が静かになったことで、相対的に方向指示器の機械音またはブザー音がうるさく感じることが多くなったため、交差点での右左折時、特に低速時または一時停止時においては、長い時間機械音またはブザー音を聞き続けなければならないため煩わしく思い、右左折直前やハンドルを回し始めと同時に方向指示器を出したり、その結果回すハンドルに気を取られ、方向指示器を出し忘れる運転者が多くなる。
【0006】
方向指示器を出すタイミングが、右左折直前や出し忘れるのは交通安全上憂慮すべき状態である。そのため、日本の道路交通法では右左折する場所の30メートル手前で方向指示器を出さないといけないと規定している。
【0007】
機械音またはブザー音を煩わしく思い、方向指示器を出すタイミングを右左折直前
にしてしまうなら、煩わしくない程度に機械音またはブザー音の音量を低減すればよい、ということで音量を調整できるものもある。
【0008】
しかしながら、低速時または一時停止時においては、音量低減で煩わしくないが、速度が高くなりエンジン音や風切り音、タイヤの走行音が大きくなると、音量低減した機械音またはブザー音が聞こえなくなり、運転者が認知できないので、操作忘れと勘違いしたり、戻し忘れにつながり危険である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
実全昭57-204640
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
解決しようとする課題は、車両の方向指示器の機械音またはブザー音が、低速時
または一時停止時の車室内が静かな状態では、煩わしくない程度の低い音量が良い。また速度が高くなって、他の音が大きくなってきた時は、運転者への認知性を確保するため、通常の音量が良い。この二つの音量が両立できないのが課題。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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