TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025150435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051305
出願日
2024-03-27
発明の名称
衛生用薄葉紙収納容器
出願人
大王製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
83/08 20060101AFI20251002BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】良好な密閉性を有する衛生用薄葉紙収納容器を実現する。
【解決手段】衛生用薄葉紙収納容器1は、衛生用薄葉紙Pを取り出すための取出孔113aが形成された取出部113を有する容器本体10と、取出部113を被覆した状態と露出した状態とに切り替え可能に容器本体10に軸支されている蓋体2と、蓋体2が容器本体10に軸支されている側の位置にあり、取出部113を露出させる方向に蓋体2を回動させるように付勢する付勢部材114等を備え、蓋体2の下面には閉蓋状態において下端縁を取出部113の取出孔113aよりも外側に当接させる略環状の開閉蓋側密閉環部22が設けられており、その開閉蓋側密閉環部22は蓋体2が容器本体10に軸支されている側に近いほど、閉蓋状態における上下方向の寸法が長く形成されているようにした。こうすることで付勢部材114によって閉蓋状態の開閉蓋2が押し上げられても密閉性を維持できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
衛生用薄葉紙を取り出すための取出孔が形成された取出部を有する容器本体と、
前記取出部を被覆した状態と露出した状態とに切り替え可能に前記容器本体に回動可能に軸支されている蓋体と、
前記蓋体が前記容器本体に軸支されている側の位置で前記蓋体と前記容器本体の間に配設されており、前記取出部を露出させる方向に前記蓋体を回動させるように付勢する付勢部材と、
前記容器本体に設けられており、前記蓋体が前記取出部を被覆する閉蓋状態と、前記蓋体が前記取出部を露出させる開蓋状態とに切り替える操作部と、
を備えている衛生用薄葉紙収納容器であって、
前記蓋体の下面には前記閉蓋状態において下方に突出し、その下端縁を前記取出部における前記取出孔よりも外側に当接させる略環状の蓋裏リブが設けられており、
前記蓋裏リブは、前記蓋体が前記容器本体に軸支されている側に近いほど、前記閉蓋状態における上下方向の寸法が長く形成されていることを特徴とする衛生用薄葉紙収納容器。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記取出部の外縁には上方に突出した略環状の外周リブが設けられており、
前記蓋裏リブ部の下端縁は、前記取出孔と前記外周リブの間における前記外周リブ寄りの位置に当接するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の衛生用薄葉紙収納容器。
【請求項3】
前記蓋裏リブ部の下端縁は、前記外周リブに接触して前記取出部に当接するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の衛生用薄葉紙収納容器。
【請求項4】
前記取出部は、弾性材料によって形成されており、
前記蓋裏リブ部の下端縁は、前記取出部に弾接されることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の衛生用薄葉紙収納容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生用薄葉紙収納容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ウェットティッシュ等の衛生用薄葉紙を内部に収納する衛生用薄葉紙収納容器として、衛生用薄葉紙を取り出すための取出孔が形成された取出部を有する容器本体と、取出部を開閉するために容器本体に回動自在に連結されている開閉蓋と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この衛生用薄葉紙収納容器の開閉蓋の下面には環状リブが設けられており、開閉蓋が閉じられた状態で環状リブが取出孔を覆うように取出部に当接することで、衛生用薄葉紙収納容器の密閉性を確保するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6822823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の衛生用薄葉紙収納容器の場合、開閉蓋を開く際に開閉蓋を押し上げるためのばね部材が設けられているため、そのばね部材の付勢力によって環状リブと取出部の間に隙間が生じてしまうことがある。
開閉蓋が閉じられた状態で環状リブと取出部の間に隙間が生じていると、その隙間からウェットティッシュに含浸されている薬液の水分が蒸発してしまって、ウェットティッシュが徐々に乾燥してしまうことがある。
【0005】
本発明の目的は、良好な密閉性を有する衛生用薄葉紙収納容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
衛生用薄葉紙を取り出すための取出孔が形成された取出部を有する容器本体と、
前記取出部を被覆した状態と露出した状態とに切り替え可能に前記容器本体に回動可能に軸支されている蓋体と、
前記蓋体が前記容器本体に軸支されている側の位置で前記蓋体と前記容器本体の間に配設されており、前記取出部を露出させる方向に前記蓋体を回動させるように付勢する付勢部材と、
前記容器本体に設けられており、前記蓋体が前記取出部を被覆する閉蓋状態と、前記蓋体が前記取出部を露出させる開蓋状態とに切り替える操作部と、
を備えている衛生用薄葉紙収納容器であって、
前記蓋体の下面には前記閉蓋状態において下方に突出し、その下端縁を前記取出部における前記取出孔よりも外側に当接させる略環状の蓋裏リブが設けられており、
前記蓋裏リブは、前記蓋体が前記容器本体に軸支されている側に近いほど、前記閉蓋状態における上下方向の寸法が長く形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の衛生用薄葉紙収納容器において、
前記取出部の外縁には上方に突出した略環状の外周リブが設けられており、
前記蓋裏リブ部の下端縁は、前記取出孔と前記外周リブの間における前記外周リブ寄りの位置に当接するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の衛生用薄葉紙収納容器において、
前記蓋裏リブ部の下端縁は、前記外周リブに接触して前記取出部に当接するように構成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の衛生用薄葉紙収納容器において、
前記取出部は、弾性材料によって形成されており、
前記蓋裏リブ部の下端縁は、前記取出部に弾接されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、良好な密閉性を有する衛生用薄葉紙収納容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
大王製紙株式会社
マスク
25日前
大王製紙株式会社
衛生用紙
25日前
大王製紙株式会社
吸収性物品
11日前
大王製紙株式会社
吸収性物品
1か月前
大王製紙株式会社
吸収性物品
1か月前
大王製紙株式会社
吸収性物品
27日前
大王製紙株式会社
吸収性物品
26日前
大王製紙株式会社
吸収性物品
26日前
大王製紙株式会社
シート収納箱
2か月前
大王製紙株式会社
使い捨ておむつ
26日前
大王製紙株式会社
トイレットロール
25日前
大王製紙株式会社
トイレットロール
25日前
大王製紙株式会社
段ボール用ライナ
1か月前
大王製紙株式会社
トイレットロール
25日前
大王製紙株式会社
トイレットロール
25日前
大王製紙株式会社
トイレットロール
25日前
大王製紙株式会社
セルロース複合樹脂
26日前
大王製紙株式会社
衛生用薄葉紙収納容器
26日前
大王製紙株式会社
トイレットペーパー包装体
1か月前
大王製紙株式会社
パンツタイプ使い捨ておむつ
27日前
大王製紙株式会社
パンツタイプ使い捨て着用物品
27日前
大王製紙株式会社
パンツタイプ使い捨て着用物品
25日前
大王製紙株式会社
パンツタイプ使い捨て着用物品
27日前
株式会社太陽機械製作所
抵抗体
26日前
大王製紙株式会社
吸収性物品、及び吸収性物品の製造方法
25日前
大王製紙株式会社
包装体
2か月前
大王製紙株式会社
トイレットロール、トイレットロール包装体及び香料組成物
25日前
大王製紙株式会社
物品注文システム、管理サーバ、物品注文方法、及び物品注文プログラム
26日前
大王製紙株式会社
包装袋、衛生用紙包装体、包装袋の製造方法、集合包装袋、および集合包装袋の製造方法
25日前
個人
収容箱
3か月前
個人
コンベア
5か月前
個人
容器
9か月前
個人
ゴミ収集器
7か月前
個人
段ボール箱
7か月前
個人
段ボール箱
7か月前
個人
楽ちんハンド
5か月前
続きを見る
他の特許を見る