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公開番号2025150064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024050743
出願日2024-03-27
発明の名称車両のフレーム構造
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類B62D 21/02 20060101AFI20251002BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】一対のサイドフレームの両方で荷重を受けることができるフレーム構造を提供する。
【解決手段】車両のフレーム構造は、車両の車幅方向に間隔を空けて左右一対に配置され、車両の前後方向に延設されるサイドフレーム2と、車幅方向に延設されて前記サイドフレーム間を連結する複数のクロスメンバ8,10と、を備え、サイドフレームは、車両の前方で延在する第1フレーム、車両後方で同第1フレームより車幅方向外側にオフセットした位置で延在する第2フレーム、車幅方向外側に傾斜して延びる傾斜部、前記第1フレームと前記第2フレームとを繋ぐ接続フレーム6、を含み、前記複数のクロスメンバは、一対の前記接続フレームの間で車両前後方向に並んで配置され、前記接続フレーム同士を連結する第1クロスメンバおよび第2クロスメンバを含み、前記第1のクロスメンバと第2のクロスメンバとが、車両の前後方向に延びる接続部材30で連結されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車幅方向に間隔を空けて左右一対に配置され、車両の前後方向に延設されるサイドフレームと、車幅方向に延設されて前記サイドフレーム間を連結する複数のクロスメンバと、を備える車両のフレーム構造であって、
前記サイドフレームは、車両の前方で延在する第1フレームと、前記第1フレームより車両後方で前記第1フレームより車幅方向外側にオフセットした位置で延在する第2フレームと、前記第1フレームから前記第2フレームに向かって車幅方向外側に傾斜して延びる傾斜部を含んで、前記第1フレームと前記第2フレームとを繋ぐ接続フレームと、を含み、
前記複数のクロスメンバは、一対の前記サイドフレームの前記接続フレームの間で車両前後方向に並んで配置され、前記接続フレーム同士を連結する第1クロスメンバおよび第2クロスメンバを含み、
前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとが、車両の前後方向に延びる接続部材で連結されている、
車両のフレーム構造。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記第1クロスメンバは、前記接続フレームの前記傾斜部の前端同士を連結する、
請求項1に記載の車両のフレーム構造。
【請求項3】
前記第2クロスメンバは、前記接続フレームの前記傾斜部の後端同士を連結する、
請求項2に記載の車両のフレーム構造。
【請求項4】
前記接続部材は、前記第1フレームより内側に配置され、かつ、前記第1フレームと前記第2フレームとのオフセット量と、前記第1フレームと前記接続部材とのオフセット量が略等しい位置に配置される、
請求項1に記載の車両のフレーム構造。
【請求項5】
前記第2クロスメンバの後方には、バッテリパックが配置され、
前記バッテリパックは、前記バッテリパックから車両前方延びて前記第2クロスメンバに接続される支持部材を有する、
請求項1に記載の車両のフレーム構造。
【請求項6】
前記支持部材は、上下方向にみて前記接続部材と車両前後方向に重なる位置に配置される、
請求項5に記載の車両のフレーム構造。
【請求項7】
前記第1フレーム間には、車両の動力源が配置され、
前記接続部材に前記車両の前記動力源のロールを止めるロールストッパが連結されている、
請求項1に記載の車両のフレーム構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のフレーム構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、フレームとボデーとが別体で設けられるフレーム付車両が知られている。このようなフレーム付車両は、ボデーマウントを介してフレームにボデーを固定するフレーム構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-153697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の車両のフレーム構造は、オフセット衝突など、片方のサイドフレームに片寄った衝突が発生した場合、片方のサイドフレームによって衝突の荷重を受ける。
【0005】
しかし、このように片方のサイドフレームに片寄った衝突が発生した場合であっても、一対のサイドフレームの両方で衝突の荷重を受けることが好ましい。
【0006】
本開示の課題は、一対のサイドフレームの両方で荷重を受けることができる車両のフレーム構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る車両のフレーム構造は、車両の車幅方向に間隔を空けて左右一対に配置され、車両の前後方向に延設されるサイドフレームと、車幅方向に延設されて前記サイドフレーム間を連結する複数のクロスメンバと、を備える車両のフレーム構造であって、前記サイドフレームは、車両の前方で延在する第1フレームと、前記第1フレームより車両後方で前記第1フレームより車幅方向外側にオフセットした位置で延在する第2フレームと、前記第1フレームから前記第2フレームに向かって車幅方向外側に傾斜して延びる傾斜部を含んで、前記第1フレームと前記第2フレームとを繋ぐ接続フレームと、を含み、
前記複数のクロスメンバは、一対の前記サイドフレームの前記接続フレームの間で車両前後方向に並んで配置され、前記接続フレーム同士を連結する第1クロスメンバおよび第2クロスメンバを含み、前記第1クロスメンバと第2クロスメンバとが、車両の前後方向に延びる接続部材で連結されている。
【発明の効果】
【0008】
この車両のフレーム構造によれば、一方のサイドフレームに衝突の荷重が入力された場合、一方のサイドフレームから第1クロスメンバ、接続部材、第2クロスメンバの順で荷重が伝達される。第2クロスメンバに伝達された荷重は、一方のサイドフレームおよび他方のサイドフレームの両方に荷重を伝達する。これによって、一対のサイドフレームの両方で荷重を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態による車両を示す図。
本開示の一実施形態によるフレーム構造を示す図。
本開示の一実施形態による第1クロスメンバ付近の側面図。
本開示の一実施形態による右接続フレーム付近の拡大上面図。
荷重の伝達状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図面において車両を基準に、車両の前側をF、後側をB、右側をR、左側をL、上側をU、および下側をDと記す。なお、以下明細書において、左右方向は、車幅方向と記す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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