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公開番号
2025148362
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2025102587,2022530957
出願日
2025-06-18,2020-11-20
発明の名称
連続血糖モニタリングに基づく提案
出願人
デックスコム・インコーポレーテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250930BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】連続血糖モニタリング(CGM)に基づく提案を提供する。
【解決手段】CGMシステムを着用する人の数を考えると、CGMシステムは連続的に測定値を生成するため、CGMシステムを提供するプラットフォームは、膨大な量のデータを有することがある。この量のデータは、実際にはそうではないにしても、人間が処理することは事実上不可能である。実装形態では、CGMプラットフォームは、CGMシステムによって提供された血糖測定値を取得し、ユーザに関連付けられた追加データも取得するデータ分析プラットフォームを含む。データ分析プラットフォームは、これらの測定値および追加データを処理し、健康指標をモデルを使用して予測する。この予測は、予測される悪い健康状態を緩和するための行動を取ること、または挙動を採用することをユーザに提案するメッセージなど、提案を生成するための基礎として機能する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザによって着用された連続血糖モニタリング(CGM)システムによって提供された血糖測定値を取得することと、
前記ユーザに関連付けられた追加データを取得することであって、前記追加データが、前記CGMシステムとは異なる1つ以上のソースから取得される、取得することと、
前記血糖測定値および前記追加データを1つ以上のモデルを使用して処理することによって、前記ユーザの健康指標を予測することであって、前記1つ以上のモデルが、ユーザ母集団の過去の血糖測定値および過去の追加データに基づいて生成される、予測することと、
前記ユーザの前記健康指標に基づいて提案を生成することと、
前記予測または前記提案のうちの少なくとも1つを、ネットワークを介して出力のために1つ以上の計算デバイスに通信することと、を含む、方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記健康指標が、予測される悪い健康状態を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記提案が、前記予測される悪い健康状態を、前記予測される悪い健康状態を緩和する1つ以上の行動または挙動と関連付ける論理に基づいて生成され、前記提案が、前記1つ以上の行動または挙動を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザの更新された血糖測定値および追加データを前記1つ以上のモデルを使用して処理することによって、更新された健康指標を予測することと、前記更新された健康指標に基づいて、前記ネットワークを介して出力のために前記1つ以上の計算デバイスに通知を通信することと、をさらに含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザに関連付けられた前記追加データが、活動データ、栄養データ、サードパーティデータ、アプリケーション対話データ、デバイス使用データ、または環境データのうちの少なくとも1つを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記1つ以上のモデルが、機械学習モデルを含み、前記方法が、
前記ユーザ母集団のユーザによって着用されたCGMシステムによって提供された前記ユーザ母集団の前記過去の血糖測定値を取得することと、
前記CGMシステムとは異なる前記1つ以上のソースから前記ユーザ母集団の前記過去の追加データを取得することと、
前記ユーザ母集団の前記過去の血糖測定値および前記過去の追加データを使用して、前記機械学習モデルを訓練することと、をさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記CGMシステムが、ユーザの皮膚に皮下挿入されたセンサを介して前記血糖測定値を検出する、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
システムであって、
ユーザ母集団の血糖測定値および前記ユーザ母集団のユーザに関連付けられた追加データを維持するための記憶デバイスと、
前記ユーザ母集団の前記血糖測定値および前記追加データを使用して訓練された1つ以上の機械学習モデルと、
データ分析プラットフォームであって、
前記ユーザ母集団の個々のユーザの健康指標を、前記個々のユーザの前記血糖測定値および前記追加データを前記1つ以上の機械学習モデルを使用して処理することにより予測することと、
前記個々のユーザの前記健康指標に基づいて提案を生成することと、
前記予測または前記提案のうちの少なくとも1つを、ネットワークを介して出力のために1つ以上の計算デバイスに通信することと、を行うためのデータ分析プラットフォームと、を含む、システム。
【請求項9】
前記1つ以上の計算デバイスが、前記個々のユーザに関連付けられ、前記提案が、前記1つ以上の計算デバイスに関連付けられたディスプレイデバイスまたはオーディオデバイスのうちの少なくとも1つを介した出力のために構成されている、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記記憶デバイスが、前記個々のユーザに関連付けられた前記1つ以上の計算デバイスから、前記個々のユーザの前記血糖測定値および前記追加データの少なくとも一部を取得する、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願
この出願は、2019年11月26日に出願された米国仮特許出願第62/940,715号の利益を主張する。前述の出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれ、本明細書において明示的に本明細書の一部をなす。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
糖尿病は、何億人もの人々に影響を与える代謝状態であり、世界中の主要な死因のうちの1つである。糖尿病を抱える人々にとって、治療へのアクセスは彼らの生存にとって重要である。適切な治療により、糖尿病による心臓、血管、目、腎臓、および神経への深刻な損傷を大幅に回避することができる。I型糖尿病の人の適切な治療には、多くの場合、1日を通して血糖レベルをモニタリングし、インスリン、食事、および運動を組み合わせて血糖レベルを調整し、そのレベルが望ましい範囲内に収まるようにする。医療技術の進歩により、血糖レベルをモニタリングするための様々なシステムが開発されている。
【0003】
これらのシステムのいくつかは、血液を採取するために人の体の部分(例えば、多くの場合、人の指)を刺すためのアセンブリ、および血糖レベルを示す採取された血液中の分析物を検出するためのセンサも含む。他のシステムは、実質的にリアルタイムでセンサを使用して血糖レベルを示す分析物を検出し、一定期間にわたるそれらの血糖レベルの測定値を生成し、これは、連続血糖モニタリング(CGM)と呼ばれる。どちらのタイプのシステムも、これらの測定値を出力する(例えば、表示する)ように構成されており、ユーザは、必要に応じて、また資格のある介護者と作成した計画に基づいて、これらの血糖レベルをどのように調整するかを決定することができる。CGMシステムによって生成および出力される膨大な量の血糖測定値は、ユーザに血糖レベルがどのようなトレンドであるかを示し、ユーザが治療に関してより適切な情報を踏まえた決定を行うことを可能にする。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書では、連続血糖モニタリング(CGM)に基づく提案が記載されている。CGMシステムを着用する人の数を考えると、CGMシステムは連続的に測定値を生成するため、CGMシステムに血糖レベルを検出するためのセンサを提供し、そのようなシステムによって生成された測定値を維持するCGMプラットフォームは、膨大な量のデータ、例えば、数千万患者日分の測定値を有することがある。しかしながら、この量のデータは、血糖測定だけでなく、様々な状態、例えば健康指標を正確に予測するために血糖測定値と相関させることができる豊富な追加データに関連して、人間がパターンを確実に識別することは、実際にはそうではないにしても、事実上不可能である。
【0005】
1つ以上の実装形態では、CGMプラットフォームは、ユーザによって着用されるCGMシステムによって提供される血糖測定値を取得するデータ分析プラットフォームを含む。データ分析プラットフォームはまた、ユーザに関連付けられた追加データを取得する。しかしながら、データ分析プラットフォームは、CGMシステムのセンサとは異なる1つ以上のソース、例えば、CGMプラットフォームに通信する前に血糖測定値を処理する計算デバイス、または、例えば、インスリンデータ、運動データ、食事データなどの健康関連情報を生成することが可能なデバイスもしくはサービスを提供するサードパーティなどから取得する。
【0006】
データ分析プラットフォームは、これらの血糖測定値および追加データを処理して、ユーザに対する健康指標を、1つ以上のモデル、例えば、統計モデル、ニューラルネットワークとして構成されている機械学習モデル、または他の機械学習モデルを使用して予測する。データ分析プラットフォームは、ユーザ母集団、例えば、CGMシステムを着用しているまたは着用していた複数のユーザの過去の血糖測定値および過去の追加データに基づいてこれらのモデルを生成する。予測される健康指標に基づいて、データ分析プラットフォームは、予測される悪い健康状態を緩和するための行動を取ること、または挙動を採用することをユーザに提案するメッセージなどの提案を生成する。次いで、データ分析プラットフォームは、予測または提案のうちの少なくとも1つを、ネットワークを介して出力のために1つ以上の計算デバイス、例えば、ユーザに関連付けられた計算デバイス(例えば、携帯電話またはスマートウォッチ)、ユーザの保護者(親など)に関連付けられた計算デバイス、検証サービスに関連付けられた計算デバイス(提案の有効化を許可された医療専門家がアクセス可能)などに通信する。
【0007】
この概要は、以下の発明を実施するための形態でさらに記載される概念の選択を簡略化された形式で紹介している。したがって、この概要は、特許請求の範囲の主題の本質的な特徴を識別することを意図しておらず、特許請求の範囲の主題の範囲を決定する際の補助として使用されることも意図していない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
詳細な説明は、添付の図を参照して記載されている。
【0009】
本明細書に記載の技術を用いるように動作可能な例示的な実装形態における環境の図示である。
図1の連続血糖モニタリング(CGM)システムの例をより詳細に描く。
血糖測定値を含むCGMデバイスデータが異なるシステムにルーティングされ、CGM関連サービスの提供を可能にする例示的な実装形態を描く。
図1のデータ分析プラットフォームの例示的な実装形態をより詳細に描く。
データ分析プラットフォームによって生成された予測または提案のうちの少なくとも1つが、検証サービスまたは意思決定支援プラットフォームのうちの少なくとも1つにルーティングされる実装形態の例を描く。
CGMシステムに結合された計算デバイスに表示されるCGMプラットフォームのユーザインターフェースの例示的な実装形態を描く。
更新された予測および更新された提案を出力するユーザインターフェースの例示的な実装形態を描く。
糖尿病治療の意思決定を支援するための予測および提案を出力するユーザインターフェースの別の例示的な実装形態を描く。
健康トレンドに関する情報を出力するユーザインターフェースの例示的な実装形態を描く。
承認されたユーザがCGMプラットフォームによって生成された提案を有効化するために対話できる検証サービスのユーザインターフェースの例示的な実装形態を描く。
CGMプラットフォームの使用に関連して検出された障害およびシステム構成の問題に関する情報を出力するユーザインターフェースの例示的な実装形態を描く。
ユーザの血糖測定値および追加データの両方に基づいて予測および提案が生成される例示的な実装形態での手順を描く。
特定のアプリケーションを使用する提案が同様のユーザの1つ以上のデバイスに通信される例示的な実装形態における手順を描く。
本明細書に記載の技術の実施形態を実装するために、図1~13を参照して記載および/または利用される任意のタイプの計算デバイスとして実装され得る例示的なデバイスの様々な構成要素を含む例示的なシステムを示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
概要
本明細書では、連続血糖モニタリング(CGM)に基づく提案が記載されている。CGMシステムを着用する人の数を考えると、CGMシステムは連続的に測定値を生成するため、CGMシステムに血糖レベルを検出するためのセンサを提供し、そのようなシステムによって生成された測定値を維持するCGMプラットフォームは、膨大な量のデータ、例えば、数千万患者日分の測定値を有することがある。しかしながら、この量のデータは、実際にはそうではないにしても、血糖測定だけでなく、様々な状態、例えば健康指標を正確に予測するために血糖測定値と相関させることができる豊富な追加データに関連して、人間がパターンを確実に識別することは事実上不可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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