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公開番号
2025147278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047481
出願日
2024-03-25
発明の名称
車両用統合パッケージ
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
1/00 20060101AFI20250930BHJP(車両一般)
要約
【課題】車体への組み付けが容易で、且つ、高電圧部品を露出させないようにできる車両空調システムを提供する。
【解決手段】人が乗車可能な車室と区画された空間であるモータルーム7に収容された車両用統合パッケージ300は、車室の冷暖房を行う空調ユニットDと、空調ユニットDと一体化され、車両2を駆動する走行駆動部10に電力を供給する電源モジュール9と、を備え、空調ユニットDの少なくとも一部が、電源モジュール9よりも車両の進行方向に沿う前側に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
人が乗車可能な車室と区画された空間であるモータルームに収容された車両用統合パッケージであって、
前記車室の冷暖房を行う空調ユニットと、
前記空調ユニットと一体化され、車両を駆動する走行駆動部に電力を供給する電源モジュールと、を備え、
前記空調ユニットの少なくとも一部が、前記電源モジュールよりも前記車両の進行方向に沿う前側に設けられている車両用統合パッケージ。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
人が乗車可能な車室と区画された空間であるモータルームに収容された車両用統合パッケージであって、
前記車室の冷暖房を行う空調ユニットと、
前記空調ユニットと一体化され、車両を駆動する走行駆動部と、を備え、
前記空調ユニットの少なくとも一部が、前記走行駆動部よりも前記車両の進行方向に沿う前側に設けられている車両用統合パッケージ。
【請求項3】
人が乗車可能な車室と区画された空間であるモータルームに収容された車両用統合パッケージであって、
前記車室の冷暖房を行う空調ユニットと、
前記空調ユニットと一体化され、車両を駆動する走行駆動部及び前記走行駆動部に電力を供給する電源モジュールを有する車両駆動装置と、を備え、
前記空調ユニットの少なくとも一部が、前記車両駆動装置よりも前記車両の進行方向に沿う前側に設けられている車両用統合パッケージ。
【請求項4】
前記空調ユニットは、第一流体と第二流体との間で熱交換を行う熱交換器を有しており、
前記熱交換器は、前記空調ユニットにおける前記前側の領域に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用統合パッケージ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、人が乗車可能な車室と区画された空間であるモータルームに収容された車両用統合パッケージに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車室内の冷暖房を行う車両空調システムが利用されている。このような車両空調システムに関する技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1及び特許文献2に記載のものがある。
【0003】
特許文献1には、車両用空調装置について記載されている。この車両用空調装置は、車室内へ吹き出す空気の温度を調整する温度調整ユニットと、温度調整ユニットに接続され、温度調整ユニットで温度調整された温調空気を車室内の所定の箇所に導く複数の配風ダクトと、を備えている。温度調整ユニットは、走行用の動力源を構成する駆動機器と共に車室内に対して隔壁部で隔てられた室外空間に配置されている。
【0004】
特許文献2には、車両用空調ユニットについて記載されている。この車両用空調ユニットは、エバポレータとインナコンデンサとを備えており、エバポレータとインナコンデンサとがダッシュパネルよりも車体前方側の位置において、車体前後方向視において互いに重複するように配置されている。これにより、エバポレータとインナコンデンサとを、前方衝突時に入力される荷重によってつぶれ変形させ、前方衝突時の衝突エネルギー吸収部材として利用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-150033号公報
特開2021-59290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の車両用空調装置は、温度調整ユニットを車室内に対して隔壁部で隔てられた室外空間に配置されているが、温度調整ユニットを車体に支持する専用のマウントや、周囲からの振動を吸収する振動吸収機構が必要となる。また、駆動機器と別体で構成されているので、車体への組み付けに時間を要する。また、特許文献2に記載の車両用空調ユニットは、駆動ユニットや電源モジュールがダッシュパネルよりも車体前方側の位置に設けられているので、車両の前方衝突時に駆動ユニットや電源モジュールに設けられている高電圧部品が露出する可能性がある。
【0007】
そこで、車体への組み付けが簡便で、且つ、高電圧部品を露出させないようにできる車両空調システムが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る車両用統合パッケージの特徴構成は、人が乗車可能な車室と区画された空間であるモータルームに収容された車両用統合パッケージであって、前記車室の冷暖房を行う空調ユニットと、前記空調ユニットと一体化され、車両を駆動する走行駆動部に電力を供給する電源モジュールと、を備え、前記空調ユニットの少なくとも一部が、前記電源モジュールよりも前記車両の進行方向に沿う前側に設けられている点にある。
【0009】
このような特徴構成とすれば、空調ユニットと電源モジュールとを一体で車両に組み付けることができるので、車体への組み付けを簡便に行うことが可能となる。また、空調ユニットと電源モジュールとを互いに近づけて配置できるので、電源モジュールの熱を効率よく空調に利用することができ、電費を改善することが可能となる。また、電源モジュールの車両の進行方向に沿う前側には、空調ユニットの少なくとも一部が設けられているので、車両の前方衝突時であっても電源モジュールが有する高電圧部品を露出させないようにできる。
【0010】
また、本発明に係る車両用統合パッケージの他の特徴構成は、人が乗車可能な車室と区画された空間であるモータルームに収容された車両用統合パッケージであって、前記車室の冷暖房を行う空調ユニットと、前記空調ユニットと一体化され、車両を駆動する走行駆動部と、を備え、前記空調ユニットの少なくとも一部が、前記走行駆動部よりも前記車両の進行方向に沿う前側に設けられている点にある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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