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公開番号2025143785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043218
出願日2024-03-19
発明の名称回転機
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 9/19 20060101AFI20250925BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転機の冷却構造を改善する。
【解決手段】ステータと、ロータと、回転軸であるシャフトと、前記ロータの回転角度を測定するレゾルバと、前記レゾルバを収容するレゾルバ室と、冷媒を前記レゾルバ室に導くガイド部と、前記ステータ及び前記ロータを収容するフレームと、前記フレームの軸方向一方側に配置されたブラケットと、を有し、前記シャフトは、軸方向一方側に開口する開口部から軸方向他方側に延びる中空部と、前記中空部から径方向外側に前記シャフトを貫通する冷媒油路と、を有し、前記開口部は、前記レゾルバ室と連通し、前記シャフトの軸方向一方側端部は、前記ブラケットを軸方向他方側から軸方向一方側へと貫通し、前記レゾルバ室は、前記レゾルバ室の軸方向一方側の開口はセンサカバーで塞がれ、前記ガイド部は、前記ブラケットを軸方向他方側から軸方向一方側に貫通する貫通孔を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ステータと、
前記ステータとギャップを介して対向するロータと、
前記ロータに固定された回転軸であるシャフトと、
前記ロータの回転角度を測定するレゾルバと、
前記シャフトの軸方向一方側で前記レゾルバを収容するレゾルバ室と、
冷媒を前記レゾルバ室に導くガイド部と、
前記ステータ及び前記ロータを収容するフレームと、
前記フレームの軸方向一方側に配置されたブラケットと、
を有し、
前記シャフトは、軸方向一方側に開口する開口部から軸方向他方側に延びる中空部と、前記中空部から径方向外側に前記シャフトを貫通する冷媒油路と、を有し、
前記シャフトは、軸受を介して前記ブラケットに軸支され、
前記開口部は、前記レゾルバ室と連通し、
前記シャフトの軸方向一方側端部は、前記ブラケットを軸方向他方側から軸方向一方側へと貫通し、
前記レゾルバ室は、前記ブラケットの軸方向一方側の空間であって、前記レゾルバ室の軸方向一方側の開口はセンサカバーで塞がれ、
前記ガイド部は、前記ブラケットを軸方向他方側から軸方向一方側に貫通する貫通孔を含む、
ことを特徴とする回転機。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記ガイド部は、前記ブラケットに設けたリブにより形成された流路を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
【請求項3】
冷媒は、前記軸受を介して、前記ブラケットの軸方向他方側から軸方向一方側に流れて前記レゾルバ室に導かれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷却構造を備えた回転機が知られている。特許文献1は、電動機の回転軸であるロータ軸の中空部を介して、電動機のロータを内側から冷却する構造を開示している。また、特許文献2は、回転電機の回転軸であるシャフトに設けられたシャフト油路を有する構造を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-93869号公報
特許第6355750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来はロータ軸やシャフトにオイルを供給するための油路が複雑であり配管等が別途必要であり、サイズの小型化の障害となり、また部品追加でコスト上昇してしまうという問題があった。このため、従来は、回転機の冷却構造に改善の余地があった。
【0005】
本発明は、回転機の冷却構造を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る回転機は、ステータと、前記ステータとギャップを介して対向するロータと、前記ロータに固定された回転軸であるシャフトと、前記ロータの回転角度を測定するレゾルバと、前記シャフトの軸方向一方側で前記レゾルバを収容するレゾルバ室と、冷媒を前記レゾルバ室に導くガイド部と、前記ステータ及び前記ロータを収容するフレームと、前記フレームの軸方向一方側に配置されたブラケットと、を有し、前記シャフトは、軸方向一方側に開口する開口部から軸方向他方側に延びる中空部と、前記中空部から径方向外側に前記シャフトを貫通する冷媒油路と、を有し、前記シャフトは、軸受を介して前記ブラケットに軸支され、前記開口部は、前記レゾルバ室と連通し、前記シャフトの軸方向一方側端部は、前記ブラケットを軸方向他方側から軸方向一方側へと貫通し、前記レゾルバ室は、前記ブラケットの軸方向一方側の空間であって、前記レゾルバ室の軸方向一方側の開口はセンサカバーで塞がれ、前記ガイド部は、前記ブラケットを軸方向他方側から軸方向一方側に貫通する貫通孔を含む、ことを特徴とする。
【0007】
上記の一態様の回転機において、前記ガイド部は、前記ブラケットに設けたリブにより形成された流路を含む、ことを特徴とする。
【0008】
上記の一態様の回転機において、冷媒は、前記軸受を介して、前記ブラケットの軸方向他方側から軸方向一方側に流れて前記レゾルバ室に導かれる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、回転機の冷却構造を改善することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係るモータ100の側断面図である。
モータ100からフレーム140を取り外した状態を示す斜視図である。
ブラケット160を軸方向他方側から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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