TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025177190
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083791
出願日
2024-05-23
発明の名称
電力変換システム
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20251128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電力変換システムにおいて、電流定格の変更時の影響範囲を抑えることにより設計・評価の費用を抑え結果としてコストの低い装置とし、かつ、電流定格の変更を容易とする。
【解決手段】電力変換システムは、第1電力変換装置1と、第1電力変換装置1と負荷10との間に接続され負荷10に対応した電流定格の電流を検出可能な電流計測装置と、少なくともリアクトルとコンデンサを有するフィルタ回路と、第1電力変換装置1を制御する制御装置20と、を備える。第1電力変換装置1と制御装置20を第1盤A1に収納し、電流計測装置とフィルタ回路を第2盤A2に収納する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の盤からなる電力変換システムであって、
電力変換装置と、
前記電力変換装置と負荷との間に接続され、負荷に対応した電流定格の電流を検出可能な電流計測装置と、
少なくともリアクトルとコンデンサを有するフィルタ回路と、
前記電力変換装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記電力変換装置と前記制御装置を第1盤に収納し、前記電流計測装置と前記フィルタ回路を第2盤に収納したことを特徴とする電力変換システム。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
異なる電流定格の複数の前記電流計測装置を有し、
複数の前記電流計測装置の各々に対応する複数の前記リアクトルと、
前記電流計測装置のうち少なくとも一つと前記リアクトルのうち少なくとも一つを含む複数の電流定格回路と、
複数の前記電流定格回路を切り替える切替器と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の電力変換システム。
【請求項3】
前記第2盤は前記電流計測装置の出力信号を変換する中継回路を備え、
前記電流計測装置は前記中継回路を介して前記制御装置に接続されたことを特徴とする請求項1記載の電力変換システム。
【請求項4】
複数の盤からなる電力変換システムであって、
電力変換装置と、
前記電力変換装置と負荷との間に接続され、異なる電流定格の電流を検出可能な複数の電流計測装置と、
コンデンサと複数の前記電流計測装置の各々に対応する複数のリアクトルとを有するフィルタ回路と、
前記電流計測装置のうち少なくとも一つと前記リアクトルのうち少なくとも一つを含む複数の電流定格回路と、
前記複数の前記電流定格回路を切り替える切替器と、
前記電力変換装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記電力変換装置と前記制御装置を第1盤に収納し、複数の前記フィルタ回路のうち前記電流定格回路のいずれを選択しても共通する電流経路上の前記リアクトル及び前記電流定格回路の何れかを選択しても共通する電流経路上の前記切替器を第3盤に収納し、前記電流計測装置と前記フィルタ回路と前記切替器のうち前記第3盤に収納されていない構成を第2盤に収納したことを特徴とする電力変換システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、複数の盤から成る電力変換システムに係り、特に、電力変換装置とフィルタ回路を有する電力変換システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
フィルタ回路と電力変換装置の盤を分ける先行技術として特許文献1が開示されている。特許文献1は、起動用インバータの駆動容量を低減させることを目的として、フィルタ回路とどのフィルタ回路及び電動機を駆動するかを切替可能な分岐盤を有している構成である。
【0003】
複数の電流計測装置を切り換えて運転する電力変換システムとして、図1の構成が考えられる。図1では第1、第2電力変換装置1、2の出力側にフィルタ回路(LCLフィルタ)を有しており、コンデンサC11、C12の前後に各電流定格専用の電流計測装置HCT_A11、HCT_A21、HCT_A31、HCT_B11、HCT_B21、HCT_B31、HCT_A12、HCT_A22、HCT_A32、HCT_B12、HCT_B22、HCT_B32と開閉器MC_A11、MC_A21、MC_A31、MC_B11、MC_B21、MC_B31、MC_C11、MC_A12、MC_A22、MC_A32、MC_B12、MC_B22、MC_B32、MC_C12を有する。
【0004】
ここで、負荷(例えば、試供負荷)10が大容量(最大電圧1kV程度の場合において、10A未満から1kA程度の領域にまで及びうる)となる場合、電流経路における発熱を低減させるため大型の導体棒を利用し、絶縁を確保しながら支持することを要する。そのため、盤への実装が好ましい。また、同定格の電力変換装置、電流計測装置、開閉器(切換器)も呼応して大型化する部品等があるため、これらも盤への実装が好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-11873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
先行技術及び先行技術と図1の回路の単なる組合せでは、下記課題がある。
【0007】
半導体部品で構成される第1、第2電力変換装置1、2とフィルタ回路及び、分岐盤を別の盤にしているが、その技術的意義の記載がない。さらに、特にモータ駆動を対象とするものであり、起動時と通常回転時における要求定格や負荷力率等が異なることによる駆動用の電力等の経路の切換を目的とするものである。
【0008】
特に、充放電装置(電力変換を行い、試供電圧電流の要求の幅が広い負荷へ精度の求められる電流(電力)計測を行いながら充放電を行い、特性の試験を行う)への適用においては、以下の課題がある。
【0009】
図1の充放電装置では、(1)対応する電流定格の範囲が装置目的(検出精度)上狭い範囲となる電流計測装置及びその特性に影響を及ぼすフィルタ回路及び電流計測装置の切り換えに必要な開閉器と、(2)対応する電流定格の範囲を比較的広く取り共通化しうる他、入力電圧に応じてさらに定格が区分される電力変換装置との部分に分けられる。電流計測装置は例えば、定格10A、100A、1kA等を使い分ける必要がある。電力変換装置は、例えば定格電流1kAであれば、10A未満の領域から1kA程度の領域まで対応できる。
【0010】
さらに、電力変換システムは、盤単位で熱的特性検証等による事前準備が求められる。ここで、電流計測装置を有する部分と、その他の主回路部分とで選定の基準が異なるため、一体の盤としている場合、多数の組合せについて事前準備する必要が生じる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社明電舎
負荷制御装置
1か月前
株式会社明電舎
負荷制御装置
1か月前
株式会社明電舎
負荷制御装置
1か月前
株式会社明電舎
アクチュエータ
3日前
株式会社明電舎
電力変換システム
3日前
株式会社明電舎
電力変換システム
11日前
株式会社明電舎
サスペンション装置
3日前
株式会社明電舎
ロッカーボギー車及びロッカーボギー車の操作方法
3日前
個人
高圧電気機器の開閉器
19日前
個人
電気を重力で発電装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
モータ
1か月前
キヤノン電子株式会社
モータ
1か月前
コーセル株式会社
電源装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
モータ
1か月前
株式会社アイドゥス企画
減反モータ
19日前
株式会社デンソー
端子台
12日前
株式会社デンソー
回転電機
3日前
株式会社ダイヘン
送配電装置
3日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
株式会社不二越
空冷式油圧装置
3日前
本田技研工業株式会社
回転電機
5日前
ローム株式会社
半導体集積回路
10日前
株式会社日立製作所
回転電機
10日前
矢崎総業株式会社
給電装置
11日前
株式会社TMEIC
制御装置
11日前
矢崎総業株式会社
電源回路
18日前
日産自動車株式会社
ロータシャフト
26日前
ローム株式会社
モータドライバ回路
26日前
トヨタ自動車株式会社
ステータの製造装置
1か月前
大和ハウス工業株式会社
敷設用機器
11日前
個人
非対称鏡像力を有する4層PWB電荷搬送体
26日前
日産自動車株式会社
ロータシャフト
26日前
株式会社イノコンバンク
無線給電システム
3日前
株式会社土井製作所
ケーブル保護管路
10日前
サンデン株式会社
モータ
4日前
続きを見る
他の特許を見る