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公開番号
2025139106
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037870
出願日
2024-03-12
発明の名称
液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250918BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】中間プレートを用いる構成において、接着剤の這い上がりに起因する接着不良を抑制可能な液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】液滴吐出ヘッド100は、第1の板状部材である圧力室基板13と、当該第1の板状部材に第1の面12bが接着される第2の板状部材である流路スペーサー基板12と、当該第2の板状部材の当該第1の面12bに対向する第2の面12aに接着される第1の板状部材であるノズル基板11と、を備え、第1の板状部材、第2の板状部材及び第3の板状部材は、接着時に厚み方向に連通する液体の流路をそれぞれ複数備え、第2の板状部材は、第2の面12aに凹部122を備え、凹部122の底面に第1の面12bに貫通する貫通部123を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の板状部材と、当該第1の板状部材に第1の面が接着される第2の板状部材と、当該第2の板状部材の当該第1の面に対向する第2の面に接着される第3の板状部材と、を備え、
前記第1の板状部材、前記第2の板状部材及び前記第3の板状部材は、接着時に厚み方向に連通する液体の流路をそれぞれ複数備え、
前記第2の板状部材は、前記第2の面に凹部を備え、
前記凹部の底面に、前記第1の面に貫通する貫通部を備える液滴吐出ヘッド。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記第1の板状部材は、前記液体が貯留される第1の流路である圧力室を備える圧力室基板であり、
前記第3の板状部材は、前記液体を吐出する第3の流路であるノズルを備えるノズル基板であり、
前記ノズル基板は、所定方向に一次元配列された複数の前記ノズルからなるノズル列を備え、
前記第2の板状部材は、前記ノズル及び前記圧力室と連通する第2の流路である連通流路を備える中間基板である請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項3】
前記凹部は、前記ノズル列を囲うように形成されている請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項4】
前記第3の板状部材は、前記ノズル列を複数備え、
前記第2の板状部材は、複数の前記ノズル列を囲う複数の前記凹部を備える請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項5】
前記第2の板状部材は、前記圧力室に対して前記所定方向に直交する直線上に前記貫通部を備える請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項6】
前記第2の板状部材は、前記凹部の前記所定方向端部に前記貫通部を備える請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項7】
前記貫通部及び前記圧力室基板の前記流路は、共に長穴形状であって、長手方向が直交する位置関係である請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項8】
前記凹部の深さは、前記第2の板状部材の厚さの10%以上である請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項9】
前記第2の板状部材は、ステンレス鋼からなる請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項10】
前記第2の板状部材は、シリコン又はポリイミドからなる請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクジェットヘッドに設けられたノズルからインクを吐出させて所望の位置に着弾させることで画像を形成するインクジェット記録装置がある。インクジェット記録装置のインクジェットヘッドは、ノズルが設けられたノズル基板と、当該ノズル基板に接合された流路基板とを有する。このうち流路基板には、ノズルに供給されるインクが流れるインク供給流路が設けられている。インク供給流路の途中には、インクを貯留する圧力室が設けられている。圧電素子等の圧力変動手段は、圧力室内のインクの圧力を変動させることで、インク供給流路内のインクをノズルから吐出する。
【0003】
このようなインクジェットヘッドの一形態として、例えば特許文献1には、流路基板とノズル基板の間に中間プレートを設ける構成が記載されている。当該構成によれば、流路基板とノズル基板を接合する際に、ノズルと圧力室の位置合わせの許容範囲を大きくできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6961426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、流路基板とノズル基板の間に中間プレートを設けると、例えば流路基板と中間プレートを接着剤で接合した際に、中間プレートのノズル基板側の面に当該接着剤が這い上がってくることがある。すると、中間プレートとノズル基板を接合する際に、当該接着剤に起因する接着不良が生じるおそれがある。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、接着剤の這い上がりに起因する接着不良を抑制可能な液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、液滴吐出ヘッドであって、
第1の板状部材と、当該第1の板状部材に第1の面が接着される第2の板状部材と、当該第2の板状部材の当該第1の面に対向する第2の面に接着される第3の板状部材と、を備え、
前記第1の板状部材、前記第2の板状部材及び前記第3の板状部材は、接着時に厚み方向に連通する液体の流路をそれぞれ複数備え、
前記第2の板状部材は、前記第2の面に凹部を備え、
前記凹部の底面に、前記第1の面に貫通する貫通部を備える。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液滴吐出ヘッドであって、
前記第1の板状部材は、前記液体が貯留される第1の流路である圧力室を備える圧力室基板であり、
前記第3の板状部材は、前記液体を吐出する第3の流路であるノズルを備えるノズル基板であり、
前記ノズル基板は、所定方向に一次元配列された複数の前記ノズルからなるノズル列を備え、
前記第2の板状部材は、前記ノズル及び前記圧力室と連通する第2の流路である連通流路を備える中間基板である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の液滴吐出ヘッドであって、
前記凹部は、前記ノズル列を囲うように形成されている。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の液滴吐出ヘッドであって、
前記第3の板状部材は、前記ノズル列を複数備え、
前記第2の板状部材は、複数の前記ノズル列を囲う複数の前記凹部を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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