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公開番号
2025138539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024107960
出願日
2024-07-04
発明の名称
物体搬送システム
出願人
台湾大福高科技設備股分有限公司
,
株式会社ダイフク
代理人
個人
主分類
B65G
35/00 20060101AFI20250917BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】台車部を安定してレールに進入させ、レールに進入する時の衝撃を軽減することができる物体搬送システムを提供する。
【解決手段】
本発明の物体搬送システムは、物体搬送装置と、載置台と、を含む。物体搬送装置は、走行部、台車部、及び移載機部を含む。物体搬送装置と載置台との間に横方向に沿って延伸するレールが配置される。台車部の横方向移動機構は、レールに沿って往復移動する。横方向移動機構の第1ローラの外周縁の最下端の水平高さは、第2ローラの最下端の水平高さよりも高い。横方向移動機構が横方向における物体搬送装置から離れる方向に移動する時、第1ローラ、第2ローラの順でレールと接触してレールに沿って移動する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
物体搬送装置と、前記物体搬送装置に隣接して配置される載置台と、を含む物体搬送システムであって、
前記物体搬送装置は、
走行レールに配置され、走行方向に沿って移動する走行部と、
前記走行部の下方に設置され、横方向に沿って移動する横方向移動機構及び上下方向に沿って移動する昇降機構を含む台車部と、
前記昇降機構の下方に設置される移載機部と、
を備え、
前記物体搬送装置と前記載置台との間に前記横方向に沿って延伸するレールが配置され、前記横方向移動機構は、前記レールに沿って前記物体搬送装置と前記載置台との間で前記横方向に往復移動し、
前記横方向移動機構は、前記横方向上に第1ローラ及び第2ローラが設置され、且つ前記第1ローラの外周縁の最下端の水平高さは、前記第2ローラの外周縁の最下端の水平高さよりも高く、
前記横方向移動機構が前記横方向における前記物体搬送装置から離れる方向に移動する時、前記第1ローラ、前記第2ローラの順で前記レールと接触して前記レールに沿って移動する、物体搬送システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1ローラの直径及び前記第2ローラの直径は同じであり、
前記第1ローラは、前記第2ローラに対してより前記上下方向の高い位置に設置され、且つ
前記第1ローラは、前記第2ローラに対してより前記横方向の外側に接近する位置に設置される請求項1に記載の物体搬送システム。
【請求項3】
前記第1ローラの直径は、前記第2ローラの直径より小さく、
前記第1ローラの中心は、前記第2ローラの中心と同じ前記上下方向の高さ位置に設置され、且つ
前記第1ローラは、前記第2ローラに対してより前記横方向の外側に接近する位置に設置される請求項1に記載の物体搬送システム。
【請求項4】
前記横方向移動機構は、第3ローラを更に含み、
前記第3ローラの直径は、前記第2ローラの直径と同じであり、且つ前記第3ローラの中心は、前記第2ローラの中心と同じ水平高さに設置され、
前記第3ローラは、前記第2ローラに対して前記横方向に前記物体搬送装置により近い側に設置され、
前記横方向移動機構が前記載置台に移動した時、前記第2ローラ及び前記第3ローラは、前記レールと接触する請求項1に記載の物体搬送システム。
【請求項5】
前記第2ローラ及び前記第3ローラには、弾性装置が設置され、且つ前記弾性装置は、前記上下方向に沿って伸縮し、
前記レールは、傾斜部を含み、且つ前記横方向移動機構が前記載置台に移動した時、前記傾斜部は、少なくとも前記横方向における前記第2ローラと前記第3ローラの間に位置し、
前記弾性装置において、前記第2ローラに設置される前記弾性装置の弾性係数は、前記第3ローラに設置される前記弾性装置の弾性係数と異なる請求項4に記載の物体搬送システム。
【請求項6】
前記物体搬送装置と前記載置台との間に設置され、且つ前記上下方向に沿って延伸する複数の支持柱を更に備え
前記レールには、弾性装置が設置され、且つ前記弾性装置は、前記上下方向に沿って伸縮し、
前記弾性装置は、前記複数の支持柱のうちの前記物体搬送装置に近い側の支持柱と前記レールとの間に設置され、
前記複数の支持柱のうちの前記物体搬送装置から離れる側の支持柱と前記レールとの間の連接部はヒンジが設けられている請求項4に記載の物体搬送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体搬送システムに関し、特に、横方向移動機構が移動時に傾斜する問題を改善する物体搬送システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の物体搬送システムでは、物体搬送装置は、異なる停留点の間で移動して物体を搬送する。物体搬送装置が停留点に停留する時、物体搬送装置の台車部を横方向に位置する載置台まで移動することによって物体をピックアップ、リリースする作業を行う。しかし、台車部が載置台に接近する時、台車部上の横方向移動機構のローラ(横方向において載置台側に近いローラ)は、レールの接続部に沿って進入する時に衝撃を生成して振動を発生させ、且つその振動を抑制するためにレールの位置を元の位置よりも低い位置まで下降させ、台車部が載置台に完全に進入した後に傾斜した状態になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、台車部の傾斜の角度を補正し、レールに進入する時の衝撃を軽減することができる物体搬送システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の物体搬送システムは、物体搬送装置と、前記物体搬送装置に隣接して配置される載置台と、を含む。物体搬送装置は、走行部、台車部、及び移載機部を含む。走行部は、走行レールに配置され、走行方向に沿って移動する。台車部は、走行部の下方に設置され、横方向に沿って移動する横方向移動機構及び上下方向に沿って移動する昇降機構を含む。移載機部は、昇降機構の下方に設置される。物体搬送装置と載置台との間に横方向に沿って延伸するレールが配置される。横方向移動機構は、レールに沿って物体搬送装置と載置台との間で横方向に往復移動する。横方向移動機構は、横方向上に第1ローラ及び第2ローラが設置され、且つ第1ローラの外周縁の最下端の水平高さは、第2ローラの外周縁の最下端の水平高さよりも高い。横方向移動機構が横方向における物体搬送装置から離れる方向に移動する時、第1ローラ、第2ローラの順でレールと接触してレールに沿って移動する。
【0005】
本発明の一実施形態において、第1ローラの直径及び第2ローラの直径は同じである。第1ローラは、第2ローラに対してより上下方向の高い位置に設置され、且つ第1ローラは、第2ローラに対してより横方向の外側に接近する位置に設置される。
【0006】
本発明の一実施形態において、第1ローラの直径は、第2ローラの直径より小さい。第1ローラの中心は、第2ローラの中心と同じ上下方向の高さ位置に設置され、且つ第1ローラは、第2ローラに対してより横方向の外側に接近する位置に設置される。
【0007】
本発明の一実施形態において、横方向移動機構は、第3ローラを更に含む。第3ローラの直径は、第2ローラの直径と同じであり、且つ第3ローラの中心は、第2ローラの中心と同じ水平高さに設置される。第3ローラは、第2ローラに対して横方向に物体搬送装置により近い側に設置される。横方向移動機構が載置台に移動した時、第2ローラ及び第3ローラは、レールと接触する。
【0008】
本発明の一実施形態において、第2ローラ及び第3ローラには、弾性装置が設置され、且つ弾性装置は、上下方向に沿って伸縮する。レールは、傾斜部を含み、且つ横方向移動機構が載置台に移動した時、傾斜部は、少なくとも横方向における第2ローラと第3ローラの間に位置する。弾性装置において、第2ローラに設置される弾性装置の弾性係数は、第3ローラに設置される弾性装置の弾性係数と異なる。
【0009】
本発明の一実施形態において、物体搬送システムは、複数の支持柱を更に備える。複数の支持柱は、物体搬送装置と載置台との間に設置され、且つ上下方向に沿って延伸する。レールには、弾性装置が設置され、且つ弾性装置は、上下方向に沿って伸縮する。弾性装置は、複数の支持柱のうちの物体搬送装置に近い側の支持柱とレールとの間に設置される。複数の支持柱のうちの物体搬送装置から離れる側の支持柱とレールとの間の連接部はヒンジが設けられている。
【発明の効果】
【0010】
上記に基づき、本発明の物体搬送システムの物体搬送装置では、台車部の横方向移動機構における第1ローラの下部の水平高さは、第2ローラの下部の水平高さと異なり、それぞれ異なるタイミングでレールと接触し、横方向移動機構を上昇させる。このように、横方向移動機構の第1ローラ及び第2ローラがレールに沿って載置台に近づく過程において、台車部の傾斜が補正される。これにより、本発明の物体搬送システムは、台車部の傾斜の角度を補正し、レールに進入する時の衝撃を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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