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公開番号2025137740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025123360,2022025550
出願日2025-07-23,2022-02-22
発明の名称中皿付き容器
出願人東罐興業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 47/06 20060101AFI20250911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】配送時の液漏れを抑制できる、中皿付き容器を提供する。
【解決手段】中皿付き容器は、容器本体10と蓋体20と中皿40とを備える。中皿40は、開口部14に対応する皿部本体41と、皿部本体より立設される凸状押圧受け部42と、皿部本体外縁から延設され、容器本体の側部12内壁に支持される皿部支持部44とを有する。蓋体20は表裏を連通する蓋体通気孔29を有する。中皿40は表裏を連通する中皿通気孔47と凸状押圧受け部の内外を連通する通気溝48とを有する。これにより通気流路47,51,48,52,29が形成される一方、密着構造12,45および嵌合構造13,24は適切に機能する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
上面に開口部と開口縁とを有する容器本体と、
蓋天面と、蓋側面と、前記蓋側面の下部に設けられ前記開口縁に嵌合される蓋側嵌合部とを有する蓋体と、
前記容器本体と前記蓋体との間に設けられる中皿と、
を備え、
前記蓋体は、表裏を連通する蓋体通気孔を有し、
前記中皿は、
前記開口部に対応する皿部本体と、
前記皿部本体外縁から延設され、前記容器本体の側部内壁に支持される皿部支持部と、
前記皿部本体より立設され、前記蓋天面の裏側に押圧される凸状押圧受け部と、
表裏を連通する中皿通気孔と、前記凸状押圧受け部の内外を連通する通気溝と
を有する
ことを特徴とする中皿付き容器。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記皿部支持部は、前記容器本体の側部内壁に対向する内壁対向部
を有する
ことを特徴とする請求項1記載の中皿付き容器。
【請求項3】
前記押圧受け部は、前記蓋側嵌合部と開口縁とが嵌合された状態において、前記蓋天面の裏側に押圧され、
前記押圧受け部の天面は、前記蓋側嵌合部と開口縁とが嵌合されない状態において、前記蓋天面の裏側の嵌合時想定設置位置より高い位置にある
ことを特徴とする請求項2記載の中皿付き容器。
【請求項4】
前記蓋側嵌合部と開口縁とが嵌合された状態において、
前記蓋天面の裏側が前記押圧受け部の天面を押圧するのに伴い、
前記内壁対向部が前記容器本体の側部内壁に近づく
ことを特徴とする請求項3記載の中皿付き容器。
【請求項5】
上面に開口部と開口縁とを有する容器本体と、蓋天面と、蓋側面と、前記蓋側面の下部に設けられ前記開口縁に嵌合される蓋側嵌合部とを有する蓋体との間に設けられる中皿であって、
前記開口部に対応する皿部本体と、
前記皿部本体外縁から延設され、前記容器本体の側部内壁に支持される皿部支持部と、
前記皿部本体より立設され、前記蓋天面の裏側に押圧される凸状押圧受け部と、
表裏を連通する中皿通気孔と、前記凸状押圧受け部の内外を連通する通気溝と
を有する
ことを特徴とする中皿。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体と蓋体との間に設けられる中皿を有する容器に関し、コーヒー等飲料の配送に好適な容器に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
コーヒーチェーン店等の店舗において、コーヒー等の飲料を提供する場合、コーヒーカップに入れて提供するのが一般的であるが、紙製や樹脂製等の飲料用容器に内容物を入れた状態で、飲料用容器に樹脂製の蓋体を嵌合させることもある。この蓋体はLIDと呼ばれる(例えば、特許文献1)。
【0003】
蓋体には飲み口が設けられており、蓋をしたままの状態でコーヒー等の飲料を飲むことが可能である。消費者は、店内で飲んでもよいし、店外へ持ち帰ることも可能である。
【0004】
なお、コーヒー等の飲料には、コーヒーの他に、お茶、清涼飲料水、果汁飲料、スープ等があり、ホット飲料とアイス飲料がある。本願明細書ではホットコーヒー飲料を具体例として説明するが、これに限定されない。
【0005】
ところで、リモートワーク等の働き方が定着にするとともに、飲食配送事業が拡大している。コーヒー等飲料の配送需要も増えている。なお、都心では自転車を利用した配送も多い。既存の容器は、自転車での配送を想定して設計されたものでなく、配送中の振動により、意図せず、液漏れのおそれがある。
【0006】
現状は、既存の容器にラップを巻いて、ラップ端をテープで止めて、液漏れを抑制している。しかしながら、店舗作業の負担が大きい。また、ラップを巻いた容器は美観を損ない、消費者の評判も芳しくない。さらに、ラップ内で液漏れしていると、消費者がラップをはがした際、液漏れが広がるおそれもある。そもそも、ラップによる液漏れ抑制では不十分という消費者の声もある。
【0007】
一方、店舗において、店内飲食、店外持ち帰り、配送とで容器を変えることは合理的ではない。共通の容器であることが好ましい。
【0008】
そこで、発明者は、既存容器内に中皿を設置することによる液漏れ抑制を検討した。
【0009】
食品用容器では、中皿を設け、カレーソースと米飯を分けたり、麺とスープ袋とを分けたりしている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2007-126174号公報
特開2019-218113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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