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公開番号
2025136265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034627
出願日
2024-03-07
発明の名称
焼結鉱の製造方法
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C22B
1/20 20060101AFI20250911BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約
【課題】 焼結機の排ガスを焼結機の吸引ガスとして用いる焼結鉱の製造方法において、焼結鉱の生産率を維持しつつNOx排出量を低減する。
【解決手段】 本発明は、焼結機の排ガスを焼結機の吸引ガスとして用いて焼結鉱を製造する方法である。焼結原料に含まれる焼結用炭材にはバイオマス炭材が含まれる。吸引ガスに含まれる酸素濃度は、16体積%以上21体積%未満である。排ガスに酸素ガスを混合することにより、吸引ガスに含まれる酸素濃度を16体積%以上21体積%未満に調整することができる。バイオマス炭材としては、木材炭化物の圧縮成形物が破砕されたものを用いることができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
焼結機の排ガスを前記焼結機の吸引ガスとして用いて焼結鉱を製造する方法において、
焼結原料に含まれる焼結用炭材がバイオマス炭材を含み、
前記吸引ガスに含まれる酸素濃度が16体積%以上21体積%未満であることを特徴とする焼結鉱の製造方法。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記焼結機は、所定方向に並べられた複数の風箱に沿って、焼結原料が積載されたパレットを移動させるものであり、
BRP(Burn Rising Point)が発生する位置から排鉱位置までの間に位置する前記風箱から排出された排ガスを前記吸引ガスとして用いることを特徴とする請求項1に記載の焼結鉱の製造方法。
【請求項3】
前記排ガスに酸素ガスを混合することにより、前記吸引ガスに含まれる酸素濃度を16体積%以上21体積%未満に調整することを特徴とする請求項1に記載の焼結鉱の製造方法。
【請求項4】
前記バイオマス炭材は、木材炭化物の圧縮成形物が破砕されたものであることを特徴とする請求項1に記載の焼結鉱の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、焼結機の排ガスを焼結原料の焼成時の吸引ガスとして再利用して焼結鉱を製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
焼結機の排ガスを焼結機の吸引ガスとして循環させて焼結鉱を製造する方法がある(例えば、特許文献1,2)。特許文献1では、焼結機の排ガスを焼結機の吸引ガスとして用いるときにおいて、吸引ガスの温度及び水分が所定条件を満たすように調節している。これにより、原料の予熱速度を上昇させて、焼結鉱の生産性を向上させるようにしている。
【0003】
また、特許文献2では、無端移動グレート式焼結機で擬似粒子を焼成するとき、焼結の際に排出される排ガスを循環させている。これにより、系内の酸素分圧を下げることができ、炭材の燃焼を抑制しつつ焼結及び還元を進行させ、高還元性焼結鉱の生産性を向上させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭64-68430号公報
特開2002-226920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1,2では、上述したように、焼結鉱の生産性に着目しているが、焼結鉱の製造時に排出されるNОx排出量を低減することも重要である。本発明の目的は、焼結機の排ガスを焼結機の吸引ガスとして用いる焼結鉱の製造方法において、焼結鉱の生産率を維持しつつNOx排出量を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、焼結機の排ガスを焼結機の吸引ガスとして用いて焼結鉱を製造する方法において、焼結原料に含まれる焼結用炭材がバイオマス炭材を含み、吸引ガスに含まれる酸素濃度が16体積%以上21体積%未満である。
【0007】
焼結機としては、所定方向に並べられた複数の風箱に沿って、焼結原料が積載されたパレットを移動させるドワイトロイド式の焼結機を用いることができる。ここで、BRP(Burn Rising Point)が発生する位置から排鉱位置までの間に位置する風箱から排出された排ガスを吸引ガスとして用いることができる。
【0008】
排ガスに酸素ガスを混合することにより、吸引ガスに含まれる酸素濃度を16体積%以上21体積%未満に調整することができる。バイオマス炭材としては、木材炭化物の圧縮成形物が破砕されたものを用いることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、焼結機の排ガスを焼結機の吸引ガスとして用いる焼結鉱の製造方法において、焼結鉱の生産率を維持しつつNOx排出量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
焼結鉱の製造工程の概要を説明する図である。
焼結機の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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