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公開番号2025135444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033294
出願日2024-03-05
発明の名称搬送装置
出願人コマツNTC株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65H 19/12 20060101AFI20250910BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】電極材料の先端を箱体から取り出す必要のない搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置40は、中空状の箱体41と、箱体41に取り付けられるクランプ装置49と、箱体41内に配置され、電極材料6を巻き取るためのボビン42とを備える。箱体41は、前面F1に設けられる挿通用開口部41cを有する。ボビン42は、ボビン本体42aと、ボビン本体42aと電極材料6とを連結するリーダ42bとを有する。クランプ装置49は、挿通用開口部41cから箱体41の外に露出するリーダ42b又は電極材料6の先端を把持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シート状の電極材料を搬送するための搬送装置であって、
中空状の箱体と、
前記箱体に取り付けられるクランプ装置と、
前記箱体内に配置され、前記電極材料を巻き取るためのボビンと、
を備え、
前記箱体は、外面に設けられる挿通用開口部を有し、
前記ボビンは、ボビン本体と、前記ボビン本体と前記電極材料とを連結するリーダとを有し、
前記クランプ装置は、前記挿通用開口部から前記箱体外に露出する前記リーダ又は前記電極材料の先端を把持する、
搬送装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記クランプ装置は、前記リーダの先端又は前記電極材料の先端を把持しているとき前記挿通用開口部を閉塞し、前記リーダの先端又は前記電極材料の先端を把持していないとき前記挿通用開口部を開放する、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記クランプ装置は、前記箱体の外に配置される、
請求項1又は2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記クランプ装置を覆う保護カバーをさらに備える、
請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記ボビンを回転自在に支持し、端部が前記箱体外に突出する支持軸と、
前記支持軸の前記端部の先端に取り付けられる動力継ぎ手と、
前記箱体と前記支持軸との隙間を封止する封止部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記箱体は、外面に設けられた凹部を有し、
前記動力継ぎ手は、前記凹部内に配置される、
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記ボビンの回転を制動するためのブレーキ装置をさらに備える
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記ブレーキ装置は、
前記箱体内に配置され、前記ボビンに対向するブレーキパッドと、
前記箱体外に配置され、所定軸を中心として回動可能なブレーキ操作部と、
前記ブレーキパッドと前記ブレーキ操作部を連結し、前記ブレーキ操作部の回動に応じて前記ブレーキパッドを前記ボビンに対して離接させる第1リンク機構と、
を有する請求項1に記載の搬送装置。
【請求項9】
前記箱体は、外面に設けられるセンシング用開口部を有し、
前記センシング用開口部は、前記支持軸の軸心に垂直な径方向において、前記ボビンと対向する、
請求項8に記載の搬送装置。
【請求項10】
前記箱体内に配置され、前記センシング用開口部を開閉させるためのシャッターと、
前記第1リンク機構と前記シャッターを連結し、前記ブレーキ操作部の回動に応じて前記シャッターを移動させることによって前記センシング用開口部を開閉させる第2リンク機構と、
を有する、
請求項9に記載の搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、長尺のウェブが捲回されたボビンを搬送するために台車を用いる手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-103548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された台車は、ウェブが外部に露出した状態で搬送するためのものである。そのため、特許文献1に開示された台車を湿度変化に弱い電極材料の搬送に用いると電極材料が劣化してしまう。電極材料を箱体に収容すれば劣化は抑制できるものの、箱体から電極材料の先端を取り出す作業が煩雑である。
【0005】
本開示の目的は、電極材料の先端を箱体から取り出す必要のない搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る搬送装置は、シート状の電極材料を搬送するための搬送装置であって、中空状の箱体と、前記箱体に取り付けられるクランプ装置と、前記箱体内に配置され、前記電極材料を巻き取るためのボビンと、を備え、前記箱体は、外面に設けられる挿通用開口部を有し、前記ボビンは、ボビン本体と、前記ボビン本体と前記電極材料とを連結するリーダとを有し、前記クランプ装置は、前記挿通用開口部から前記箱体外に露出する前記リーダ又は前記電極材料の先端を把持する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電極材料の先端を箱体から取り出す必要のない搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電極体製造システムの構成を示す模式図である。
実施形態に係る搬送装置の構成を模式的に示す側面図である。
実施形態に係る搬送装置の構成を模式的に示す側面図である。
実施形態に係る搬送装置の構成を模式的に示す正面図である。
実施形態に係る搬送装置の構成を模式的に示す正面図である。
実施形態に係るボビンの構成を示す側面図である。
実施形態に係るシャッターの動作を説明するための模式図である。
実施形態に係るシャッターの動作を説明するための模式図である。
実施形態に係るクランプ装置の構成及び動作を説明するための模式図である。
実施形態に係るクランプ装置の構成及び動作を説明するための模式図である。
実施形態に係るクランプ装置の構成及び動作を説明するための模式図である。
実施形態に係るクランプ装置の構成及び動作を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(電極体製造システム100)
図1は、実施形態に係る電極体製造システム100の構成を示す模式図である。電極体製造システム100は、電極体5の製造に用いられる。電極体5は、リチウム二次電池、リチウムキャパシタ、電気二重層コンデンサなどの電子部品に用いられる。本実施形態において、電極体5は、正負一対のタブ端子を有する。
【0010】
図1に示すように、電極体製造システム100は、負極タブ成型機10、正極タブ成型機20、捲回機30及び複数の搬送装置40を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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