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公開番号2025134571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032561
出願日2024-03-04
発明の名称機能推定装置
出願人株式会社明治
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類G16C 60/00 20190101AFI20250909BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】研究データから機能性成分及び活性値の推定できる。
【解決手段】所定物品名を含む文献から機能性に関する記述を有する第1文献群における、成分名と機能性の相関を示す第1相関値、及び前記成分名の第1記載頻度を算出する第1算出部と、前記第1相関値と前記第1記載頻度に基づき、第1成分を選定する第1成分選定部と、前記第1文献群から抽出された前記第1成分に関連する第2文献群における、前記第1成分と前記第1成分の化学構造との第2相関値、及び前記化学構造の第2記載頻度を算出する第2算出部と、前記第2相関値及び前記第2記載頻度に基づき、特徴化学構造を選出する特徴化学構造選出部と、前記第2文献群から前記第1成分の一種別である第2成分の活性値を抽出する活性値抽出部と、前記第2成分の活性値と前記特徴化学構造を用いて学習した学習済みモデルを用いて、前記第1成分の一種別である第3成分の活性値を予測する予測部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定物品名を含む文献から機能性に関する記述を有する第1文献群における、成分名と機能性の相関を示す第1相関値、及び前記成分名の第1記載頻度を算出する第1算出部と、
前記第1相関値と前記第1記載頻度に基づき、第1成分を選定する第1成分選定部と、
前記第1文献群から抽出された前記第1成分に関連する第2文献群における、前記第1成分と前記第1成分の化学構造との第2相関値、及び前記化学構造の第2記載頻度を算出する第2算出部と、
前記第2相関値及び前記第2記載頻度に基づき、特徴化学構造を選出する特徴化学構造選出部と、
前記第2文献群から前記第1成分の一種別である第2成分の活性値を抽出する活性値抽出部と、
前記第2成分の活性値と前記特徴化学構造を用いて学習した学習済みモデルを用いて、前記第1成分の一種別である第3成分の活性値を予測する予測部と、
を有する機能推定装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記相関は、前記成分名に関する文字列と、前記機能性に関する文字列との記載位置の近さ度合いを示す
請求項1記載の機能推定装置。
【請求項3】
前記第1記載頻度は、前記成分名が記載されている文献の数を示し、
前記第1成分選定部は、前記第1相関値が第1閾値以上で、前記第1記載頻度が第2閾値以上の成分名を、前記第1成分として選定する
請求項2記載の機能推定装置。
【請求項4】
前記特徴化学構造選出部は、前記第2相関値が第3閾値以上で、前記第2記載頻度が第4閾値以上の化学構造を、前記特徴化学構造として選出する
請求項3記載の機能推定装置。
【請求項5】
前記学習済みモデルは、前記特徴化学構造の類似性を用いて、前記第3成分の活性値を予測する
請求項1記載の機能推定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機能推定装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、食品が有する機能に関する研究が注目されている。食品が有する機能は、例えば、栄養機能、嗜好機能、生体調節機能などが挙げられる。生体調整機能は、体の様々な機能を調節する機能であり、例えば、血圧を下げる機能や、コレステロールを下げる機能などが含まれる。
【0003】
食品が有する生体調整機能は、食品に含まれる機能性成分の種類や量に応じて、活性値(どれくらい効果を発揮するかの度合いを示す数値)が変化する。
【0004】
食品の機能性成分に関する技術は、以下に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
WO2016/181945
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、食品の機能性成分については現在研究段階であり、全ての成分の機能性や活性値が解明されているわけではない。ある食品の機能性を算出するためには、食品に含まれている機能性成分の種類や、その機能性成分の活性値のデータなどが必要である。しかし、上述した通り、全ての機能性成分や活性値が解明されているわけではないため、食品の機能性を算出することは困難である。
【0007】
機能性成分を特定するためには、膨大な量の研究論文から機能性成分や活性値を抽出し、成分の特徴や構造などを理解し、他の成分の活性値を推定するなど、長期的かつ高度な研究が必要となる。
【0008】
そこで、一開示は、研究データから機能性成分及び活性値の推定できる機能推定装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
所定物品名を含む文献から機能性に関する記述を有する第1文献群における、成分名と機能性の相関を示す第1相関値、及び前記成分名の第1記載頻度を算出する第1算出部と、前記第1相関値と前記第1記載頻度に基づき、第1成分を選定する第1成分選定部と、前記第1文献群から抽出された前記第1成分に関連する第2文献群における、前記第1成分と前記第1成分の化学構造との第2相関値、及び前記化学構造の第2記載頻度を算出する第2算出部と、前記第2相関値及び前記第2記載頻度に基づき、特徴化学構造を選出する特徴化学構造選出部と、前記第2文献群から前記第1成分の一種別である第2成分の活性値を抽出する活性値抽出部と、前記第2成分の活性値と前記特徴化学構造を用いて学習した学習済みモデルを用いて、前記第1成分の一種別である第3成分の活性値を予測する予測部と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
一開示は、研究データから機能性成分及び活性値の推定できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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