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公開番号2025134444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032342
出願日2024-03-04
発明の名称加圧鋳造装置
出願人UBEマシナリー株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B22D 27/13 20060101AFI20250909BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約【課題】本開示は、品質に優れた大型の鋳造品を効率的に製造することが可能な加圧鋳造装置を説明する。
【解決手段】加圧鋳造装置は、金属が溶解した溶湯を貯留するように構成された複数の保持室と、鋳造品を形成するための少なくとも一つの金型キャビティを含む金型と、複数の保持室からの溶湯をガス圧によって加圧することで、当該溶湯を少なくとも一つの金型キャビティ内に供給するように構成された少なくとも一つのガス加圧部と、少なくとも一つの金型キャビティ内に供給された溶湯を作動油によって加圧するように構成された少なくとも一つの作動油加圧部とを備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
金属が溶解した溶湯を貯留するように構成された複数の保持室と、
鋳造品を形成するための少なくとも一つの金型キャビティを含む金型と、
前記複数の保持室からの溶湯をガス圧によって加圧することで、当該溶湯を前記少なくとも一つの金型キャビティ内に供給するように構成された少なくとも一つのガス加圧部と、
前記少なくとも一つの金型キャビティ内に供給された溶湯を作動油によって加圧するように構成された少なくとも一つの作動油加圧部とを備える、加圧鋳造装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記複数の保持室は、第1の保持室と、第2の保持室とを含み、
前記少なくとも一つのガス加圧部は、
前記第1の保持室から第1の加圧室に鋳造毎に補充される溶湯をガス圧によって加圧することで、当該溶湯を前記金型キャビティ内に供給するように構成された第1のガス加圧部と、
前記第2の保持室から第2の加圧室に鋳造毎に補充される溶湯をガス圧によって加圧することで、当該溶湯を前記金型キャビティ内に供給するように構成された第2のガス加圧部とを含む、請求項1に記載の加圧鋳造装置。
【請求項3】
前記少なくとも一つの作動油加圧部は、前記少なくとも一つの金型キャビティ内に供給された溶湯を作動油によって加圧するように構成された複数の作動油加圧部を含む、請求項1に記載の加圧鋳造装置。
【請求項4】
前記少なくとも一つの金型キャビティは、一つの金型キャビティを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の加圧鋳造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加圧鋳造装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、溶湯を収容するように構成された保持炉と、金型キャビティを含む金型と、保持炉から加圧室に導入された溶湯をガス圧により金型キャビティ内に供給するように構成された供給機構とを備える鋳造装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/176623号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、品質に優れた大型の鋳造品を効率的に製造することが可能な加圧鋳造装置を説明する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
加圧鋳造装置の一例は、金属が溶解した溶湯を貯留するように構成された複数の保持室と、鋳造品を形成するための少なくとも一つの金型キャビティを含む金型と、複数の保持室からの溶湯をガス圧によって加圧することで、当該溶湯を少なくとも一つの金型キャビティ内に供給するように構成された少なくとも一つのガス加圧部と、少なくとも一つの金型キャビティ内に供給された溶湯を作動油によって加圧するように構成された少なくとも一つの作動油加圧部とを備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る加圧鋳造装置によれば、品質に優れた大型の鋳造品を効率的に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、加圧鋳造装置の一例を概略的に示す上面図である。
図2は、図1のII-II線断面図である。
図3は、加圧鋳造装置の他の例を概略的に示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。なお、本明細書において、図の上、下、右、左というときは、図中の符号の向きを基準とすることとする。
【0009】
図1及び図2を参照して、加圧鋳造装置1について説明する。加圧鋳造装置1は、例えば、低圧又は低中圧鋳造に用いられる竪型鋳造装置である。加圧鋳造装置1は、図1及び図2に例示されるように、複数の保持炉10と、固定盤20と、可動盤30と、金型40と、複数のガス加圧部50と、複数の作動油加圧部60と、これらを制御するように構成された制御部(図示せず)とを備える。
【0010】
図1及び図2に例示される加圧鋳造装置1は、複数の保持炉10として2つの保持炉10A,10Bを含んでいる。保持炉10A,10Bは、固定盤20に対して着脱可能に取り付けられている。図1及び図2の例において、保持炉10A,10Bの構成は略同一である。そのため、以下では、保持炉10Aについて説明し、保持炉10Bについての説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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