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公開番号
2025133774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025108974,2022567231
出願日
2025-06-27,2021-05-05
発明の名称
血管内の障害物を通過するための血管内装置
出願人
ヴァーソノ・メディカル・リミテッド
,
VERSONO MEDICAL LIMITED
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A61B
17/22 20060101AFI20250904BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ワイヤの遠位先端における変位振幅を最大にして、病変を掘削することができ、作動ユニットから遠位方向及び近位方向の両方に延びる近位部分の変位又は移動を最小限に抑えることができる血管内装置を提供すること。
【解決手段】ワイヤ4などの細長い血管内要素であって、細長い血管内要素は、近位セクションと、近位セクションよりも直径が小さい遠位先端セクションと、近位セクションと遠位先端セクションとの間に延在する遠位にテーパする中間セクションとを備える、細長い血管内要素と、細長い血管内要素を超音波作動させるために細長い血管内要素の近位セクションに機械的に結合され、したがって遠位先端セクションを励起して障害物を通過することを容易にする超音波トランスデューサと、細長い血管内要素を取り囲むチューブであって、チューブは超音波トランスデューサを収容する作動ユニット2から遠位に延在するチューブと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
血管内の障害物を通過するための血管内装置であって、前記血管内装置は、
ワイヤなどの細長い血管内要素であって、前記細長い血管内要素は、近位セクションと、前記近位セクションよりも直径が小さい遠位先端セクションと、前記近位セクションと前記遠位先端セクションとの間に延在する遠位にテーパする中間セクションとを備える、細長い血管内要素と、
前記細長い血管内要素を超音波作動させるために前記細長い血管内要素の前記近位セクションに機械的に結合され、したがって前記遠位先端セクションを励起して前記障害物を通過することを容易にする超音波トランスデューサと、
前記細長い血管内要素を取り囲むチューブであって、前記チューブは前記超音波トランスデューサを収容する作動ユニットから遠位に延在するチューブと、を備える、血管内装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記チューブの少なくとも一部は、長手方向の剛性よりも横方向の剛性が大きい構造を有する請求項1に記載の血管内装置。
【請求項3】
前記チューブは、長手方向に伸長可能であり、かつ折り畳み可能である、請求項2に記載の血管内装置。
【請求項4】
前記チューブは、入れ子式の一連の剛性管状セクションを備える請求項3に記載の血管内装置。
【請求項5】
前記チューブは、蛇腹式構造又は編組構造を備える請求項3に記載の血管内装置。
【請求項6】
前記チューブの一部は、横方向の剛性よりも長手方向の剛性が大きい構造を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の血管内装置。
【請求項7】
前記チューブの一部は、前記細長い血管内要素と接触するように半径方向内向きの方向にユーザ圧縮可能である、請求項6に記載の血管内装置。
【請求項8】
前記チューブの近位端に取り外し可能なコネクタをさらに備える請求項6又は7に記載の血管内装置。
【請求項9】
前記コネクタは、前記チューブにツイストオフ又はプレス/プル動作を加えることによって前記チューブを前記作動ユニットから取り外すように動作可能である請求項8に記載の血管内装置。
【請求項10】
前記チューブは、カテーテルの近位端のハブに接続されている請求項1~9のいずれか一項に記載の血管内装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波作動ワイヤを使用して血管内の遮断物を通過し、任意選択的に、後続治療デバイスの導入を容易にすることによる虚血の治療に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
本発明は、本発明者らのPCT/EP2019/080449号(国際公開第2020/094747号として公開)、PCT/EP2020/081386号、及びPCT/EP2020/081399号(両方ともまもなく公開される)において表現された概念を発展させ、これらの内容は参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
これらの出願において説明されているように、虚血とは、体内の臓器への不十分な血液供給のことである。アテローム硬化性血管では、脈管壁の病変から生じる障害物、アテローム硬化性プラーク、又は他の原因から生じる塞栓によって血管が遮断された結果として、虚血が発生する。アテローム硬化性プラークは、その構造が時間の経過とともに次第に硬くなる物質で構成されている。血管を部分的又は完全に塞ぐことにより、遮断物は、遮断物の遠位にある組織へ流れる血液を制限し、細胞死及び組織の健康状態の急速な悪化を引き起こす。
【0004】
このような遮断物を治療するための優先的な方法は、低侵襲の血管内血管形成術によるものである。これらの処置では、小径の治療デバイスを脈管系内に導入して、静脈及び動脈の内腔を介して遮断物までナビゲートして、病変部位において展開して開存性を回復する。慢性アテローム硬化性プラークの治療における冠状動脈及び末梢動脈内の閉塞を血行再建するこれらの処置は、急性塞栓性閉塞、血栓、閉塞性血餅又は慢性全閉塞(CTO)の治療にも使用することができる。
【0005】
これらの処置が行われる解剖学的構造には、下肢に供給するものを含む冠状動脈、神経脈管動脈、及び末梢動脈が含まれるが、これらに限定されない。異なる解剖学的構造が異なる病変に関連付けられている。様々な末梢脈管に見られる病変は、冠状動脈に見られる病変と異なるタイプの課題をもたらす。腸骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈、及び膝窩下動脈は、様々な蛇行があり、多くの場合、冠状動脈又は神経の脈管系よりも実質的にかなり小さい。しかしながら、これらの動脈は、血管内処置の成功に深刻な障害をもたらす、広範囲の石灰化の影響を受けやすい。
【0006】
血管内処置では、脈管系へのアクセスを得るのに使用するための動脈が選択され、採用される。選択は、標的部位への目的の診断又は治療デバイスの通過に対応する動脈の能力、並びに組織及び患者の外傷を最小限に抑えることができる程度に基づいている。
【0007】
末梢動脈の血行再建処置では、多くの場合、大腿動脈、膝窩動脈、及び足動脈への外科的切開及び穿刺によってアクセスが行われ、これは、医学用語では、セルディンガー法として一般に知られている。アクセスが行われると、イントロデューサワイヤ及びイントロデューサシースが脈管内へ挿入され、部位に固定される。このシースは、デバイスの導入、引き抜き、及び交換のためのポートとして機能し、動脈組織の剥離を最小限に抑える。
次に、ガイドカテーテル及びガイドワイヤが動脈内へ導入されて、更なる保護を提供し、標的部位へのデバイスナビゲーションを支援する。
【0008】
ガイドワイヤは、脈管壁に外傷を引き起こさないように注意深く脈管の内腔に沿って押され、障害物の部位にナビゲートされる。成功した処置では、ガイドワイヤは、次に、障害物の向こう側へ、又は障害物を通って押され、その場に保持されて、バルーンカテーテル及びステントなどの診断又は治療デバイスが閉塞の部位までその上をトラックされるガイドとして機能する。
【0009】
ガイドワイヤは、他の低侵襲処置において、他のデバイス及び器具を脈管又は体内の他の空洞内へ導入して、検査、診断、及び異なるタイプの治療を可能にするために使用される。ガイドワイヤは、例えば、バルーン血管形成術、胃腸管処置、泌尿器科処置、及び婦人科処置に使用される。このような処置は全て、より大きな診断用又は治療用デバイスを体内の病変又は病変の遠位に標的化された他の組織の部位に通過することを容易にするために、遮断物を通して形成される通路を必要とする。
【0010】
解剖学的構造を通して前進させられるガイドワイヤ及び他のデバイスの進行の可視化は、典型的には、X線又は二重超音波によって行われる。MRIは、他の生体構造においてますます普及している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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