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公開番号2025132024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029326
出願日2024-02-29
発明の名称ステアリングホールカバー組立体
出願人鬼怒川ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62D 1/20 20060101AFI20250903BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】カバー本体とブラケットの相対回転を要せずに仮組みを容易とすると共にブラケットの離脱を防止できるステアリングホールカバー組立体の提供。
【解決手段】ステアリングホールカバー組立体10は、弾性変形可能なカバー本体13の一端から外側に張り出すフランジ部14を備えたステアリングホールカバー7と、フランジ部14に重ね合わされてステアリングホールカバー7を自動車のダッシュパネルに固定するブラケット8を有する。カバー本体13の外周面には、張り出し凸部16が突設される。ステアリングホールカバー7にブラケット8が組み付けられる際に張り出し凸部16がブラケット8の開口部8eを通過可能にカバー本体13が変形され、当該通過後にカバー本体13が弾性回復すると、ブラケット8の一部分がフランジ部14と張り出し凸部16により挟まれる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
自動車のダッシュパネルのシャフト挿通孔を貫通したステアリングシャフトを室内側で囲繞して当該シャフト挿通孔を覆うステアリングホールカバー組立体であって、
弾性変形可能なカバー本体の一端から外側に張り出すフランジ部を備えたステアリングホールカバーと、
前記フランジ部に重ね合わされて前記ステアリングホールカバーを前記ダッシュパネルに固定するブラケットと、
を有し、
前記カバー本体の外周面には、張り出し凸部が突設され、
前記ステアリングホールカバーに前記ブラケットが組み付けられる際に前記張り出し凸部が当該ブラケットの開口部を通過可能に前記カバー本体が変形され、当該通過後に当該カバー本体が弾性回復すると、当該ブラケットの一部分が前記フランジ部と前記張り出し凸部により挟まれることを特徴とするステアリングホールカバー組立体。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記外周面には、ストッパー部が突設され、
前記ブラケットには、前記組み付けられる際に前記ストッパー部と嵌合する切り欠き部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホールカバー組立体。
【請求項3】
前記張り出し凸部は複数設けられたことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホールカバー組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のステアリングホールカバー組立体、特に、自動車の室内側にてダッシュパネルを貫通したステアリングシャフトの挿通孔を覆うステアリングホールカバー組立体の構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車部品の管理工数の削減や自動車の組立作業性の改善等を図るため、自動車部品メーカーから自動車メーカーに自動車部品が納入されるに際し、自動車部品が予め仮組みされた状態で納品される。
【0003】
例えば特許文献1に開示されたステアリングホールカバーは、ブラケットやクランプ部材等の付帯部品が仮組みされた図7に示されたステアリングホールカバー組立体20の態様で流通や搬送に供される。
【0004】
ステアリングホールカバー組立体20は、自動車の室内側にて図1のダッシュパネル6を貫通したステアリングシャフト3のシャフト挿通孔6aを覆うものであり、ステアリングホールカバー21とブラケット22を有する。
【0005】
ステアリングホールカバー21は、可撓性の材料からなり、一端にフランジ部24が一体に形成される。ステアリングホールカバー21のカバー本体23の外周の一部には、フランジ部24と平行に突出する張り出し凸部26が一体形成される。また、張り出し凸部26の近辺部位には、ブラケット22のストッパー部29と当接してカバー本体23の回転を規制する第一ストッパー部27が形成される。さらに、張り出し凸部26の近傍部位には、第一ストッパー部27とでブラケット22のストッパー部29を挟む第二ストッパー部31が一体形成される。
【0006】
ブラケット22は、環状に形成され、カバー本体23のフランジ部24と重ね合わせてステアリングホールカバー21のカバー本体23をダッシュパネル6に固定する。ブラケット22には、フランジ部24と重ね合わせる際に張り出し凸部26と合致させる切り欠き部28が形成される。また、切り欠き部28の近辺には、カバー本体23の第一ストッパー部27と当接してカバー本体23の回転を規制するストッパー部29が一体形成される。
【0007】
そして、ステアリングホールカバー組立体20の仮組み工程では、張り出し凸部26を切り欠き部28と合致させてカバー本体23とブラケット22を離脱防止方向に相対回転させる。これにより、ブラケット22のうち切り欠き部28に隣接する部分がブラケット22と張り出し凸部26により挟まれる。また、ブラケット22のストッパー部29がカバー本体23の第一ストッパー部27と第二ストッパー部31により挟み込まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-131093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来のステアリングホールカバー組立体20は、カバー本体23とブラケット22とを相対回転させてブラケット22のストッパー部29をカバー本体23の第一ストッパー部27と第二ストッパー部31とで挟み込むので、仮組み工数が多くなる。
【0010】
また、カバー本体23及びブラケット22の開口部を真円に形成すると、カバー本体13を回転させ易くなるが、カバー本体23とブラケット22が必要以上に相対回転し、仮組み工程で当該相対回転を誤って超過させてブラケット22が離脱する可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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