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公開番号2025131345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024029033
出願日2024-02-28
発明の名称車両用蓋構造
出願人森六株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60K 15/05 20060101AFI20250902BHJP(車両一般)
要約【課題】こじ開けにくい蓋を備えた車両用蓋構造を提供すること。
【解決手段】車両用蓋構造は、外部から視認可能な外装面(12)に形成された開口(11)を塞ぐことが可能な本体部材(42)と、本体部材(42)を支持していると共に、外装面(12)の裏側に位置する軸部材(22)を中心にスイング可能な基材(50)と、を備えている。基材(50)は、本体部材(42)の縁を裏側から覆う縁カバー部(54)を有している。外装面(12)に沿った方向から見て、縁カバー部(54)の表面は、開口(11)の中心から開口(11)の縁に向かうに連れて、開口(11)に近づくように傾斜している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
外部から視認可能な外装面に形成された開口を塞ぐことが可能な本体部材と、
前記本体部材を支持していると共に、前記外装面の裏側に位置する軸部材を中心にスイング可能な基材と、を備え、
前記基材は、前記本体部材の縁を裏側から覆う縁カバー部を有し、
閉じ状態を基準として、前記外装面に沿った方向から見て、前記縁カバー部の表面は、前記開口の中心から前記開口の縁に向かうに連れて、前記開口に近づくように傾斜している、車両用蓋構造。
続きを表示（約 86 文字）【請求項２】
前記縁カバー部は、前記縁カバー部の表面を含む板状の板状部と、前記板状部の裏面に立てられたリブと、を有している、請求項１に記載の車両用蓋構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用蓋構造に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
車両の給油口や充電口は、フューエルリッドと称する蓋装置によって開閉可能とされていることがある。このような蓋装置に関する従来技術として、特許文献１に開示される技術がある。蓋装置は、車体に開けられている開口をスイング可能な蓋によって開閉する構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－９８８０７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、意匠面が外部に露出している蓋装置では、乗員でない者が工具等を用いて、不当に蓋をこじ開けることが想定される。蓋のこじ開けについて改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、こじ開けにくい蓋を備えた車両用蓋構造の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示によれば、外部から視認可能な外装面に形成された開口を塞ぐことが可能な本体部材と、
前記本体部材を支持していると共に、前記外装面の裏側に位置する軸部材を中心にスイング可能な基材と、を備え、
前記基材は、前記本体部材の縁を裏側から覆う縁カバー部を有し、
閉じ状態を基準として、前記外装面に沿った方向から見て、前記縁カバー部の表面は、前記開口の中心から前記開口の縁に向かうに連れて、前記開口に近づくように傾斜している、車両用蓋構造が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、こじ開けにくい蓋を備えた車両用蓋構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施例による車両用蓋構造が採用された蓋装置の正面図である。
図１の２－２線断面図である。
図２に示された縁カバー部を拡大した斜視図である。
図２の４部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。添付図に示した形態は本発明の一例であり、本発明は当該形態に限定されない。
【００１０】
＜実施例＞
図１を参照する。図１には、車両用蓋構造を用いた車両用蓋装置２０（以下、「蓋装置２０」と記す。）が示されている。蓋装置２０は、例えば、給油口や充電口を開閉するフューエルリッドである。蓋装置２０は、車体に設けられた外装部材１０に開けられている開口１１を開閉する。
（【００１１】以降は省略されています）

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