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公開番号
2025131117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028649
出願日
2024-02-28
発明の名称
セグメントコイルの取出装置及び方法
出願人
日本発條株式会社
,
株式会社 ミタチ
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
15/04 20250101AFI20250902BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】セグメントコイルを一本ずつ取り出す際にセグメントコイルの変形や傷を抑制することが可能なセグメントコイルの取出装置を提供する。
【解決手段】回転電機のステーターに用いられる複数のセグメントコイル9を後工程のために一本ずつ取り出すセグメントコイル9の取出装置1であって、複数のセグメントコイル9を端部から順次取り出し可能に保持するホルダー3と、ホルダー3の端部に位置するセグメントコイル9を吸着し、後工程のための所定位置まで移動する吸着部5と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機のステーターに用いられる複数のセグメントコイルを後工程のために一本ずつ取り出すセグメントコイルの取出装置であって、
前記複数のセグメントコイルを端部から順次取り出し可能に保持する保持部と、
前記保持部の端部に位置するセグメントコイルを吸着し前記後工程のための所定位置まで移動する吸着部と、を備えた、
セグメントコイルの取出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1のセグメントコイルの取出装置であって、
前記吸着部は、前記セグメントコイルの一対の脚部の少なくとも一方を吸着する吸着面を有し、
前記吸着面は、前記セグメントコイルの前記脚部を前記吸着時に当接させる平面からなる
セグメントコイルの取出装置。
【請求項3】
請求項1又は2のセグメントコイルの取出装置であって、
前記吸着部は、前記吸着面に設けられた複数の孔を備え、前記複数の孔を介したエアーの吸引により前記吸着を行う、
セグメントコイルの取出装置。
【請求項4】
請求項3のセグメントコイルの取出装置であって、
前記吸着部は、前記一対の脚部のそれぞれに対して吸着面を備えた、
セグメントコイルの取出装置。
【請求項5】
請求項4のセグメントコイルの取出装置であって、
前記複数の孔の配置間隔を前記吸着面毎に異ならせた、
セグメントコイルの取出装置。
【請求項6】
請求項3のセグメントコイルの取出装置であって、
前記吸着部は、前記複数の孔の配置間隔を前記脚部に沿う方向で変化させた、
セグメントコイルの取出装置。
【請求項7】
請求項3のセグメントコイルの取出装置であって、
前記複数の孔は、複数のブロックに分けられ、ブロック毎に独立した前記エアーの吸引が行われる、
セグメントコイルの取出装置。
【請求項8】
請求項1又は2のセグメントコイルの取出装置であって、
前記吸着部は、前記吸着したセグメントコイルを前記所定位置で落下させる、
セグメントコイルの取出装置。
【請求項9】
請求項8のセグメントコイルの取出装置であって、
前記吸着したセグメントコイルの上端を押下して落下を促す押下部を備えた、
セグメントコイルの取出装置。
【請求項10】
請求項2のセグメントコイルの取出装置であって、
前記吸着部は、前記吸着したセグメントコイルの前記吸着面から離れるように倒れることを規制する退避可能なストッパーを備えた、
セグメントコイルの取出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機のステーターに用いられる複数のセグメントコイルを後工程のために一本ずつ取り出すセグメントコイルの取出装置及び方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
回転電機のステーターの製造では、例えば特許文献1のように、ステーターコアに所定数のセグメントコイルを円環状に整列させるものがある。整列対象の複数のセグメントコイルは、ストッカーから一本ずつ押し出されて治具上に円環状に整列される。円環状に整列されたセグメントコイルは、治具から引き抜かれてステーターコアに取り付けられる。
【0003】
かかるステーターの製造では、ストッカーからセグメントコイルを1本ずつ押し出すため、セグメントコイルに変形や傷を招き易いという問題があった。
【0004】
こうした問題は、セグメントコイルを整列する場合に限られず、セグメントコイルを形状の検査等の後工程のためにストッカーから取り出す際にも同様に生じていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-173357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、セグメントコイルを一本ずつ取り出す際に変形や傷を招き易い点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、回転電機のステーターに用いられる複数のセグメントコイルを後工程のために一本ずつ取り出すセグメントコイルの取出装置であって、前記複数のセグメントコイルを端部から順次取り出し可能に保持する保持部と、前記保持部の端部に位置するセグメントコイルを吸着し前記後工程のための所定位置まで移動する吸着部と、を備えた、セグメントコイルの取出装置を提供する。
【0008】
また、本発明は、回転電機のステーターに用いられる複数のセグメントコイルを後工程のために一本ずつ取り出すセグメントコイルの取出方法であって、前記複数のセグメントコイルを端部から順次取り出し可能に保持し、前記端部に位置するセグメントコイルを吸着し前記後工程のための所定位置まで移動する、セグメントコイルの取出方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、セグメントコイルを一本ずつ取り出す際にセグメントコイルの変形や傷を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施例1に係るセグメントコイルの取出装置を示す概略斜視図である。
図2は、図1の取出装置に用いる吸着部の斜視図である。
図3は、図1の取出装置の概略側面図である。
図4は、図3に示すプッシャーの一部を断面とした平面図である。
図5(A)~(E)は、図1の取出装置の動作に係る概略側面図であり、図5(A)は、初期状態、図5(B)は、複数のセグメントコイルの押圧時、図5(C)は、セグメントコイルの取出時、図5(D)は、取り出したセグメントコイルの落下時、図5(E)は、図5(D)から戻った初期状態を示す。
図6(A)~(C)は、図5における吸着部でのセグメントコイルの異なる吸着状態を示す概略側面図である。
図7は、図1のセグメントコイルの取出装置を適用したセグメントコイルの整列装置の説明図である。
図8は、図7のセグメントコイルの整列装置の治具を示す平面図である。
図9は、本発明の実施例2に係るセグメントコイルの取出装置の一部を示す正面側からの斜視図である。
図10(A)は、図9のストッパーを備えない比較例に係る吸着部の概略側面図、図10(B)は、図9のストッパーを備えた実施例2に係る吸着部の概略側面図である。
図11は、本発明の実施例3に係るセグメントコイルの取出装置の一部を示す平面図である。
図12は、図11の取出装置の一部を示す側面側の斜視図である。
図13は、本発明の実施例4に対する比較例に係るセグメントコイルの揺れを示す概略正面図である。
図14は、実施例4に係るセグメントコイルの取出装置を示す概略正面図である。
図15は、実施例4の変形例に係るセグメントコイルの取出装置を示す概略正面図である。
図16は、実施例4の変形例に係るセグメントコイルの取出装置を示す概略正面図である。
図17は、実施例4の変形例に係るセグメントコイルの取出装置を示す概略正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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