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公開番号
2025136158
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034383
出願日
2024-03-06
発明の名称
ウレタンパッド及びその製造方法
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
C08J
9/00 20060101AFI20250911BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】同種毎の収集を可能にして、リサイクル性を向上させたウレタンパッドと、その製造方法を得る。
【解決手段】紫外線を照射することにより、紫外線を照射する前と異なる色に発色するように構成されているウレタンパッド10とする。そして、ポリウレタン樹脂を含む異なる系統の原料毎に異なる色が発色されるように蛍光材料を添加する添加工程と、ポリウレタン樹脂を発泡させてウレタンパッド10を成形する成形工程と、を有するウレタンパッド10の製造方法とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
紫外線を照射することにより、紫外線を照射する前と異なる色に発色するように構成されているウレタンパッド。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
用途別に異なる色で発色するように構成されている請求項1に記載のウレタンパッド。
【請求項3】
ポリウレタン樹脂を含む異なる系統の原料毎に異なる色が発色されるように蛍光材料を添加する添加工程と、
前記ポリウレタン樹脂を発泡させてウレタンパッドを成形する成形工程と、
を有するウレタンパッドの製造方法。
【請求項4】
前記蛍光材料は、フルオレセイン系又はローダミン系の蛍光材料である請求項3に記載のウレタンパッドの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リサイクル性に優れたウレタンパッドと、その製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
発泡樹脂成形体よりなるパッドの表面に被せられる表皮材を係止するための部材として、有機繊維からなる紐をパッド本体に埋設して、リサイクル性に優れるようにした車両用シートパッドは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-078452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ウレタンパッドをリサイクルしようとした場合、例えば同じ系統の原料を使用した同種毎にウレタンパッドを収集できれば、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルに有利である。しかしながら、ウレタンパッドは、それが用いられている部位や用途などにより、その原料や成分比を含め、それ自体の性質が異なっている。
【0005】
したがって、市場に出回って分解収集されたウレタンパッドは、多種多様な品種が混在している。また、分解された上に切断又は分断されて、元の形状を維持していないウレタンパッドも多く、履歴情報の刻印やラベルも遺失していることがある。また、車両用シート等に用いられる汎用的なウレタンパッドは、経年劣化等で変色してしまうことがあり、ルールなく着色されていることもある。
【0006】
そこで、本発明は、同種毎の収集を可能にして、リサイクル性を向上させたウレタンパッドと、その製造方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様のウレタンパッドは、紫外線を照射することにより、紫外線を照射する前と異なる色に発色するように構成されている。
【0008】
第1の態様の発明によれば、ウレタンパッドに紫外線を照射することにより、そのウレタンパッドが紫外線を照射する前と異なる色に発色する。したがって、例えば互いに異なる系統の原料を使用したウレタンパッド別に発色させる色を決めることにより、ウレタンパッドの収集が、発色された色別、即ち互いに異なる系統の原料別に可能となり、同種毎の収集が可能となる。よって、ウレタンパッドのリサイクル性が向上される。
【0009】
また、本発明に係る第2の態様のウレタンパッドは、第1の態様のウレタンパッドであって、用途別に異なる色で発色するように構成されている。
【0010】
第2の態様の発明によれば、ウレタンパッドが、用途別に異なる色で発色するように構成されている。したがって、ウレタンパッドの収集が、用途別に可能となり、ウレタンパッドのリサイクル性が向上される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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