TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025129532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026226
出願日2024-02-26
発明の名称ヘッドアップディスプレイ装置
出願人NSウエスト株式会社,日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20250829BHJP(光学)
要約【課題】外光によって表示光の画像の視認性が低下してしまうことが抑制されたヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】HUD装置1は、表示光LTを発する表示面を有する表示器20と、後方へ向かうに従い高くなる方向へ傾斜した被投射面を有し、表示器20によって表示光LTが被投射面に投射されるコンバイナ30と、を備える。表示面は、後方へ向かうに従い高くなる方向へ被投射面よりも緩い角度で傾斜している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示光を発する表示面を有する表示器と、
後方へ向かうに従い高くなる方向へ傾斜した被投射面を有し、前記表示器によって前記表示光が前記被投射面に投射される被投射部材と、
を備え、
前記表示面は、後方へ向かうに従い高くなる方向へ前記被投射面よりも緩い角度で傾斜している、
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記表示器は、前記表示面に画像を表示する画像表示装置を有し、
前記ヘッドアップディスプレイ装置は、
元画像に含まれるシンボルマークが、前記表示面に表示されたときに、前記表示面の傾斜方向へ拡大される状態、かつ前記表示面の前記傾斜方向に垂直な方向へ拡大されず前記元画像の縮尺のままで表示される状態に前記元画像を変形させ、変形させた画像を前記画像表示装置の前記表示面に表示させる制御装置をさらに備える、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記表示器は、前記表示面にシンボルマークが形成されたダイヤルと、前記ダイヤルを照射するバックライトとを有し、
前記シンボルマークは、前記表示面の傾斜方向へ拡大され、かつ前記表示面の前記傾斜方向に垂直な方向へ拡大されないで元の縮尺のままの形状に、表示すべき本来のシンボルマークを変形されることにより形成された形状を有する、
請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
開口を有し、前記表示器を収容するケースと、
前記開口を覆い、湾曲する透明な防塵カバーと、
を備える、
請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ヘッドアップディスプレイ装置には、装置それ自体が備える被投射部材に表示器から表示光を直接投影して画像を表示するものがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、表示面を水平にした表示器と、表示器の上で後方へ傾斜した被投射面を有し、その被投射面に表示器から表示光が投射される被投射部材とを備えるヘッドアップディスプレイ装置が開示されている。このヘッドアップディスプレイでは、コンバイナが表示光を後方へ反射することにより、後方にいるユーザーに表示光の画像を視認させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-168351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、表示器は、表示光を出射させるための開口を有するケースに収容されている。しかし、外光がケース内に入り込んで、表示器の表示面に当たってしまうことがある。その結果、表示光の画像をユーザーが視認しづらくなってしまうことがある。
【0006】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、外光によって表示光の画像の視認性が低下してしまうことが抑制されたヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、
表示光を発する表示面を有する表示器と、
後方へ向かうに従い高くなる方向へ傾斜した被投射面を有し、前記表示器によって前記表示光が前記被投射面に投射される被投射部材と、
を備え、
前記表示面は、後方へ向かうに従い高くなる方向へ前記被投射面よりも緩い角度で傾斜している。
【発明の効果】
【0008】
本発明の構成によれば、表示面が後方へ向かうに従い高くなる方向へ被投射面よりも緩い角度で傾斜しているので、外光によって表示光の画像の視認性が低下してしまうことが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の模式的な断面図である。
実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を車両後方側かつ左斜め上から視た斜視図である。
実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が備える表示器の断面図である。
実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の概念図である。
(A)実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が備えるマイコンによる画像処理前のシンボルマーク画像の図である。(B)マイコンによる画像処理後のシンボルマーク画像の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。また、明細書中、前後、左右、上下とは、ヘッドアップディスプレイ装置が設置される車両の前後、左右、上下のことである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

NSウエスト株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2日前
NSウエスト株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2日前
NSウエスト株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2日前
NSウエスト株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2日前
NSウエスト株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2日前
個人
老眼改善メガネ
19日前
株式会社シグマ
光学系
12日前
個人
眼鏡
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
4日前
日本精機株式会社
表示装置
4日前
日本精機株式会社
表示装置
9日前
個人
眼鏡
1か月前
株式会社シグマ
ズームレンズ
1か月前
東新産業株式会社
反射部材
16日前
株式会社シグマ
高倍率ズームレンズ
11日前
住友化学株式会社
偏光板
11日前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
東レ株式会社
透明ディスプレイシステム
18日前
大日本印刷株式会社
光学素子
25日前
瀚宇彩晶股ふん有限公司
表示パネル
19日前
瀚宇彩晶股ふん有限公司
表示パネル
10日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
4日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
19日前
住友化学株式会社
偏光板
13日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
26日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
4日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
4日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
4日前
キヤノン株式会社
レンズ装置
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
1か月前
株式会社公洋商事
虹発生用プリズム
24日前
日本電気株式会社
光モジュール及び通信装置
1か月前
株式会社カネカ
反射防止層形成用組成物
1か月前
株式会社フジクラ
光コンバイナ及びレーザ装置
1か月前
ニデックプレシジョン株式会社
光学系及び撮像装置
1か月前
続きを見る