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公開番号
2025127506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024216
出願日
2024-02-21
発明の名称
焼却炉ホッパー用紐類カット装置
出願人
株式会社アクトリー
代理人
個人
,
個人
主分類
B26D
1/30 20060101AFI20250826BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】新しい焼却炉ホッパー用紐類カット装置の提供を目的とする。
【解決機構】焼却炉ホッパーの開口部から逸脱した紐類を切断する装置であって、紐類を切断する切断装置と、前記切断装置に向かって前記紐類を寄せ集める収集装置とを有し、前記切断装置はダイに対してパンチを挿抜させる剪断力による切断であることを特徴とする焼却炉ホッパー用紐類カット装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
焼却炉ホッパーの開口部から逸脱した紐類を切断する装置であって、
紐類を切断する切断装置と、前記切断装置に向かって前記紐類を寄せ集める収集装置とを有し、前記切断装置はダイに対してパンチを挿抜させる剪断力による切断であることを特徴とする焼却炉ホッパー用紐類カット装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記切断装置に有するダイは、前記パンチの挿抜方向をガイドする補助ピンを有することを特徴とする請求項1に記載の焼却炉ホッパー用紐類カット装置。
【請求項3】
前記収集装置は前記ダイに向かって左右方向に紐類を移動させる一対の押圧部と、前記一対の押圧部の前後方向外側に収集カバーと、前記収集カバーに保護される駆動機構とを有し、前記切断装置に有するパンチは前記一対の押圧部の間で前記ダイに有する補助ピンにガイドされて挿抜されることを特徴とする請求項2に記載の焼却炉ホッパー用紐類カット装置。
【請求項4】
前記補助ピンは、前記ダイの上下方向に貫通する貫通孔に対して前後方向から突出するように配設されてあることを特徴とする請求項3に記載の焼却炉ホッパー用紐類カット装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の焼却炉ホッパー用紐類カット装置を用いた紐類のカット方法であって、収集装置に載った紐類を切断装置のダイに向かって移動させるステップと、前記ダイ上に収集された紐類を切断装置の剪断力にて切断するステップとを有することを特徴とする紐類のカット方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、廃棄物焼却炉において、ホッパーの開口部から逸脱した紐類を切断するための紐類カット装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
廃棄物ピットからクレーンで掴み上げられ、ホッパーの開口部に投入された廃棄物は、焼却炉内に導かれることで焼却されるが、例えば紐状の金属やプラスチック、紙、布などの廃棄物がホッパーの開口部内に収まりきらずに外に逸脱する場合がある。
特許文献1は、ホッパーに引っ掛かった紐類をチェーンソータイプのカッターで切断し、特許文献2は、超高圧水の噴射により切断する装置である。
しかし、紐類には金属材等の比較的硬いものから布等のように柔らかいものまで様々なものが含まれており、例えば、布の場合には切断刃にまといつきやすく、硬質の金属材にあっては水の噴射では切断しにくく、安定した切断やメンテナンス等に劣ってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-286499号公報
特開2000-343498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来の問題点を解決するような新しい焼却炉ホッパー用紐類カット装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る紐類カット装置は、焼却炉ホッパーの開口部から逸脱した紐類を切断する装置であって、紐類を切断する切断装置と、前記切断装置に向かって前記紐類を寄せ集める収集装置とを有し、前記切断装置はダイに対してパンチを挿抜させる剪断力による切断であることを特徴とする。
【0006】
本発明は、切断装置のダイの上面に収集装置が寄せ集めた紐類をパンチにより剪断する、いわゆるシャー切断とも称される剪断変形と破壊によって切断、分離させる。
そのため、紐類が切断装置に絡みつくなどのトラブルを防止しやすく、様々な材質が混在していても紐類を安定して切断しやすい。
また、切削加工とは異なり切り屑が飛び散ることがなく、装置周辺などの清掃やメンテナンスもしやすい。
【0007】
本発明において、前記切断装置に有するダイは、前記パンチの挿抜方向をガイドする補助ピンを有することが好ましい。
例えば、前記収集装置は前記ダイに向かって左右方向に紐類を移動させる一対の押圧部と、前記一対の押圧部の前後方向外側に収集カバーと、前記収集カバーに保護される駆動機構とを有し、前記切断装置に有するパンチは前記一対の押圧部の間で前記ダイに有する補助ピンにガイドされて挿抜されるものであってもよい。
ダイに対して上下方向にパンチを挿入する際、例えば、左右方向に延在した略直方体状のパンチは、その下端部が前後方向に逃げるように傾きを生じる恐れがある。
剪断力によって紐類を安定して切断するには、ダイに対してパンチの挿入が直角となることが好ましい。
そこで、例えば、前記補助ピンは、前記ダイの上下方向(鉛直方向)に貫通する貫通孔に対して前後方向(水平方向)から突出するように配設されてあってもよい。
ダイの貫通孔に前後方向から突出する補助ピンを複数配設すれば、パンチの下端部外面が補助ピンに当接ガイドされながら下に移動するので、パンチの逃げ(位置ずれや傾き)を防止しやすくなる。
また、収集装置が一対の押圧部の前後方向外側に収集カバーを有することで、押圧部が収集カバー上に載った紐類を引っ掛けながらダイに向かって運びやすく、収集カバーにより押圧部を駆動する駆動機構やガイド機構等を覆うことで、その動きを阻害するような紐類の侵入を防止できる。
そして、切断装置のパンチが一対の押圧部の間で移動することで、ダイに対するパンチの挿抜を妨害せずに押圧部が近接でき、寄せ集めた紐類をパンチとダイの間に位置させやすい。
【0008】
本発明に係る紐類のカット方法は、収集装置に載った紐類を切断装置のダイに向かって移動させるステップと、前記ダイ上に収集された紐類を切断装置の剪断力にて切断するステップとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る紐類カット装置は、廃棄物焼却炉においてホッパーの開口部から逸脱した紐類を、収集装置が切断装置に向かって寄せ集め、切断装置の剪断力にて切断するので、様々な材質のものが混在する紐類を安定して切断しやすく、メンテナンス等もしやすい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
紐類カット装置の構造例を(a)に正面図、(b)に左側面図で示す。
切断装置について、切断カバーを取り除いた状態を(a)に正面図、(b)に平面図、(c)に左側面図で示す。
ダイ(ダイプレート)の平面拡大図を示す。
ダイとパンチの正面拡大図を示す。
廃棄物焼却炉における紐類カット装置の配置例を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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