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公開番号2025127008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023457
出願日2024-02-20
発明の名称巻き肩矯正具、及び巻き肩矯正方法
出願人株式会社コジット
代理人個人
主分類A61F 5/02 20060101AFI20250825BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】巻き肩を矯正し、長時間にわたって違和感なく使用できる巻き肩矯正具、及び巻き肩矯正方法を提供する。
【解決手段】巻き肩を矯正するための巻き肩矯正具1であって、湾曲面21と平坦面22とを有する当接部2と、当接部2の左右両側に接続され、使用者の肩に掛けられる左右一対の肩ベルト3と、を備え、肩ベルト3は、布で構成された柔軟な筒部31と、筒部31に挿入され弾性を有する紐部32とを含み、紐部32の長さを調節することで、肩ベルト3の長さを調節するように構成され、使用者が両肩に肩ベルト3を通し、仰向けに横たわった状態において、湾曲面21は、当該使用者の肩甲骨の間の背骨を圧迫するように構成される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
巻き肩を矯正するための巻き肩矯正具であって、
湾曲面と平坦面とを有する当接部と、
前記当接部の左右両側に接続され、使用者の肩に掛けられる左右一対の肩ベルトと、
を備え、
前記肩ベルトは、布で構成された柔軟な筒部と、前記筒部に挿入され弾性を有する紐部とを含み、前記紐部の長さを調節することで、当該肩ベルトの長さを調節するように構成され、
使用者が両肩に前記肩ベルトを通し、仰向けに横たわった状態において、前記湾曲面は、当該使用者の肩甲骨の間の背骨を圧迫するように構成される巻き肩矯正具。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
使用者が装着した状態において、前記平坦面から最も離れている前記湾曲面の頂部が前記当接部の上方側に位置しており、下方側に行くにしたがって前記湾曲面は前記平坦面に近づくように構成される請求項1に記載の巻き肩矯正具。
【請求項3】
前記紐部は、前記筒部の中に隠れるように構成される請求項1に記載の巻き肩矯正具。
【請求項4】
前記平坦面に重ね合わせる補強板を備える請求項1に記載の巻き肩矯正具。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載の巻き肩矯正具を就寝時に使用する巻き肩矯正方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、巻き肩を矯正するための巻き肩矯正具、及び巻き肩矯正方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、猫背や前かがみの姿勢を矯正する目的で、上半身に装着する姿勢矯正具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1に記載される姿勢矯正具は、着用者の背中に当接される背当て部と、着用者の左右でそれぞれ背当て部から肩、胸及び脇下を巻回して背当て部に接続される、左右の肩ベルトとを備えるものである。この姿勢矯正具は、背当て部の下部に下方に引っ張る力を付与することができる。背当て部への下方への引張力は、肩ベルトにより、着用者の体幹に対して両肩甲骨を後方に引っ張る矯正力となる。これにより、猫背や前屈み姿勢を矯正することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-53065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、「猫背」とは、背中全体が丸くなった状態であり、「巻き肩」とは、肩の位置が前へとスライドし、肩が丸まった状態である。特許文献1の姿勢矯正具は、肩ベルトにより肩を下方に牽引して固定することで猫背を矯正するに留まり、巻き肩を矯正することはできない。また、特許文献1の姿勢矯正具を長時間装着すると、肩ベルトの締め付けにより接触部分に痛みを感じるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、巻き肩を矯正し、長時間にわたって違和感なく使用できる巻き肩矯正具、及び巻き肩矯正方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明に係る巻き肩矯正具の特徴構成は、
巻き肩を矯正するための巻き肩矯正具であって、
湾曲面と平坦面とを有する当接部と、
前記当接部の左右両側に接続され、使用者の肩に掛けられる左右一対の肩ベルトと、
を備え、
前記肩ベルトは、布で構成された柔軟な筒部と、前記筒部に挿入され弾性を有する紐部とを含み、前記紐部の長さを調節することで、当該肩ベルトの長さを調節するように構成され、
使用者が両肩に前記肩ベルトを通し、仰向けに横たわった状態において、前記湾曲面は、当該使用者の肩甲骨の間の背骨を圧迫するように構成されることにある。
【0008】
本構成の巻き肩矯正具によれば、湾曲面と平坦面とを有する当接部と、当接部の左右両側に接続され、使用者の肩に掛けられる左右一対の肩ベルトとが協働して巻き肩を矯正し、長時間にわたって違和感なく使用できる巻き肩矯正具を実現することができる。また、紐部によって容易にサイズを調節することができる。紐部を収縮させると、柔軟な筒部に多数のシワができるため、使用者が装着した際に、紐部は直接使用者の肩に接触しない。そして、筒部のシワがクッションとなるため、肩ベルトとの接触部分が痛くなりにくく、長時間にわたって違和感なく使用することができる。さらに、使用者が仰向けに横たわった際には、湾曲面が背中の中心の溝に沿って密着し、胸が開かれ、前に出ていた肩が正しい位置に戻される。このとき、湾曲面の全体が使用者の背骨を押し上げ、湾曲面の形状に沿って使用者の肩甲骨が背骨に向って寄せられるため、巻き肩を矯正することができる。
【0009】
本発明に係る巻き肩矯正具において、
使用者が装着した状態において、前記平坦面から最も離れている前記湾曲面の頂部が前記当接部の上方側に位置しており、下方側に行くにしたがって前記湾曲面は前記平坦面に近づくように構成されることが好ましい。
【0010】
本構成の巻き肩矯正具によれば、背骨のカーブに沿って湾曲面を密着させることができ、使用者は違和感なく使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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