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公開番号
2025125491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024056674
出願日
2024-03-29
発明の名称
乗物用シート
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62J
1/12 20060101AFI20250820BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】異物の侵入が抑制される乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シートSは、ボトムプレート10と、クッション体11と、クッション体11を被覆しボトムプレート10の端部に接合する表皮材12と、ボトムプレート10と表皮材12との接合部分に設けられ、ボトムプレート10と表皮材12との間の隙間から異物の侵入を抑制する侵入抑制部20と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ボトムプレートと、
クッション体と、
該クッション体を被覆し前記ボトムプレートの端部に接合する表皮材と、
前記ボトムプレートと前記表皮材との接合部分に設けられ、前記ボトムプレートと前記表皮材との間の隙間から異物の侵入を抑制する侵入抑制部と、を備えることを特徴とする乗物用シート。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記侵入抑制部は、前記侵入抑制部内に侵入した前記異物を排出する排出部と、前記異物を前記排出部に誘導する誘導部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項3】
前記侵入抑制部は、前記表皮材と同一の材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項4】
前記排出部は、前記侵入抑制部に形成された貫通孔により構成される第一排出部を有することを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
【請求項5】
前記表皮材の前記端部と前記侵入抑制部とは縫製により連結されており、
前記貫通孔は、前記縫製により形成される縫製孔であり、
前記第一排出部は、前記縫製孔により構成されることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
【請求項6】
前記侵入抑制部は、前記異物を溜める溜め部と、前記溜め部に前記異物を案内する案内部とを有し、
前記誘導部は、前記異物を前記溜め部から前記第一排出部に誘導する第一誘導部を有し、
前記案内部は、前記ボトムプレートと対向する面において、前記異物が侵入する前記隙間から前記溜め部まで配置されていることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
【請求項7】
前記侵入抑制部の前記誘導部は、吸水性を有する吸水部材から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
【請求項8】
前記侵入抑制部は、前記ボトムプレートの前記端部に沿って延びるように設けられており、
前記侵入抑制部は、前記異物を前記侵入抑制部の延びる方向に導く第二誘導部を有しており、
前記排出部は、前記侵入抑制部の前記延びる方向の端部に設けられた開口部により構成される第二排出部を有することを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
【請求項9】
前記表皮材は、前記侵入抑制部と重なる重なり部を有し、
前記侵入抑制部は、前記表皮材の端部に沿って延びる前記侵入抑制部の側部が折り返されて形成される折り返し部を有し、
前記折り返し部は、前記重なり部に沿って固定されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項10】
前記表皮材は、前記ボトムプレートの前記端部と接合する部分にスリットが形成されており、前記侵入抑制部は前記スリットと対向する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに係り、特に風雨に直接晒される乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、二輪車用の乗物用シートにおいて、ボトムプレートに表皮材を被せ、表皮材の端末部をタッカ等により接合する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実全平1-104880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、カーブ状に形成されるボトムプレートのコーナ部に表皮材を被せ、タッカにより表皮材をボトムプレートに固定すると、表皮材に放射状の皺が発生する場合がある。そのため、乗物用シートが風雨に直接晒されると、コーナ部に形成された放射状の皺から、ボトムプレートと表皮材との間に雨水や塵等の異物が侵入し、シート内部まで入り込むことにより、例えばクッションパッド等が濡れるおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、異物の侵入が抑制される乗物用シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、本発明の乗物用シートによれば、ボトムプレートと、クッション体と、該クッション体を被覆し前記ボトムプレートの端部に接合する表皮材と、前記ボトムプレートと前記表皮材との接合部分に設けられ、前記ボトムプレートと前記表皮材との間の隙間から異物の侵入を抑制する侵入抑制部と、を備えることにより解決される。
乗物用シートは、ボトムプレートと表皮材との接合部分に異物の侵入を抑制する侵入抑制部を備えるため、ボトムプレートと表皮材との隙間から異物の侵入が抑制されるようになり、異物の侵入が抑制された乗物用シートを提供することができる。
【0007】
また、上記の構成において、前記侵入抑制部は、前記侵入抑制部内に侵入した前記異物を排出する排出部と、前記異物を前記排出部に誘導する誘導部と、を備えるとよい。
侵入抑制部内に侵入した異物を排出部に誘導する誘導部を備えることにより、異物が表皮材とボトムプレートとの隙間に導かれることが抑制される。そのため、ボトムプレートと表皮材との隙間異物の侵入が抑制される。
【0008】
また、上記の構成において、前記侵入抑制部は、前記表皮材と同一の材料で形成されているとよい。
侵入抑制部を表皮材と同一の材料で形成することにより、製造コストの低減を図ることができる。
【0009】
また、上記の構成において、前記排出部は、前記侵入抑制部に形成された貫通孔により構成される第一排出部を有するとよい。
貫通孔により構成される第一排出部を有することで、侵入抑制部内に侵入した異物を乗物用シートの外部に排出することができる。
【0010】
また、上記の構成において、前記表皮材の前記端部と前記侵入抑制部とは縫製により連結されており、前記貫通孔は、前記縫製により形成される縫製孔であり、前記第一排出部は、前記縫製孔により構成されるとよい。
第一排出部を構成する貫通孔として縫製により形成される縫製孔を用いることにより、容易に第一排出部を設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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