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公開番号
2025124434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020496
出願日
2024-02-14
発明の名称
情報処理装置および情報処理方法
出願人
日新電機株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G01R
31/58 20200101AFI20250819BHJP(測定;試験)
要約
【課題】負荷系統の絶縁劣化状態を従来よりも高精度に評価する。
【解決手段】情報処理装置(10)は、負荷(LD)と、負荷(LD)に3相交流電力を供給する3相配電線(HL)と、を含む負荷系統(UN)の絶縁劣化状態を評価する。情報処理装置(10)は、3相配電線(HL)に流れる零相電流を検出するZCT(80)から、前記零相電流の検出値を取得し、前記検出値に対応する評価対象値に基づいて前記絶縁劣化状態を評価し、(i)前記評価対象値と複数の電流閾値のそれぞれとの比較結果、および、(ii)前記評価対象値が複数の前記電流閾値のそれぞれを超えた時間の累積値、の少なくとも一方に基づいて、前記絶縁劣化状態の評価結果を示す離散値としての危険レベルを設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
負荷と、前記負荷に3相交流電力を供給する3相配電線と、を含む負荷系統の絶縁劣化状態を評価する情報処理装置であって、
前記3相配電線に流れる零相電流を検出するZCT(Zero Current Transformer)から、前記零相電流の検出値を取得し、
前記検出値に対応する評価対象値に基づいて前記絶縁劣化状態を評価し、
(i)前記評価対象値と複数の電流閾値のそれぞれとの比較結果、および、(ii)前記評価対象値が複数の前記電流閾値のそれぞれを超えた時間の累積値、の少なくとも一方に基づいて、前記絶縁劣化状態の評価結果を示す離散値としての危険レベルを設定する、情報処理装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記評価対象値が複数の前記電流閾値のうちのいずれをどれほどの時間に亘って超えたかに基づいて前記危険レベルを設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記評価対象値として、所定期間における前記検出値の平均値を算出する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
負荷と、前記負荷に3相交流電力を供給する3相配電線と、を含む負荷系統の絶縁劣化状態を評価する情報処理方法であって、
前記3相配電線に流れる零相電流を検出するZCT(Zero Current Transformer)から、前記零相電流の検出値を取得するステップと、
前記検出値に対応する評価対象値に基づいて前記絶縁劣化状態を評価するステップと、
(i)前記評価対象値と複数の電流閾値のそれぞれとの比較結果、および、(ii)前記評価対象値が複数の前記電流閾値のそれぞれを超えた時間の累積値、の少なくとも一方に基づいて、前記絶縁劣化状態の評価結果を示す離散値としての危険レベルを設定するステップと、を含んでいる、情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、負荷系統の絶縁劣化状態を評価する情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電気設備などの異常監視に関する様々な技術が提案されている。例えば、下記の特許文献1には、配電線の零相電流(特許文献1では、漏れ電流と称されている)を検出し、当該零相電流に基づいて負荷系統の絶縁劣化状態を評価する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-243787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一態様の目的は、負荷系統の絶縁劣化状態を従来よりも高精度に評価することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、負荷と、前記負荷に3相交流電力を供給する3相配電線と、を含む負荷系統の絶縁劣化状態を評価する情報処理装置であって、前記3相配電線に流れる零相電流を検出するZCT(Zero Current Transformer)から、前記零相電流の検出値を取得し、前記検出値に対応する評価対象値に基づいて前記絶縁劣化状態を評価し、(i)前記評価対象値と複数の電流閾値のそれぞれとの比較結果、および、(ii)前記評価対象値が複数の前記電流閾値のそれぞれを超えた時間の累積値、の少なくとも一方に基づいて、前記絶縁劣化状態の評価結果を示す離散値としての危険レベルを設定する。
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、負荷と、前記負荷に3相交流電力を供給する3相配電線と、を含む負荷系統の絶縁劣化状態を評価する情報処理方法であって、前記3相配電線に流れる零相電流を検出するZCT(Zero Current Transformer)から、前記零相電流の検出値を取得するステップと、前記検出値に対応する評価対象値に基づいて前記絶縁劣化状態を評価するステップと、(i)前記評価対象値と複数の電流閾値のそれぞれとの比較結果、および、(ii)前記評価対象値が複数の前記電流閾値のそれぞれを超えた時間の累積値、の少なくとも一方に基づいて、前記絶縁劣化状態の評価結果を示す離散値としての危険レベルを設定するステップと、を含んでいる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、負荷系統の絶縁劣化状態を従来よりも高精度に評価できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1における評価システムおよびその周辺の構成についての例を示す。
健全事例における評価対象値の時間推移の例を示す。
事故事例における評価対象値の時間推移の例を示す。
健全事例における第1累積値の時間推移の例を示す。
健全事例における第2累積値の時間推移の例を示す。
健全事例における第3累積値の時間推移の例を示す。
事故事例における第1累積値の時間推移の例を示す。
事故事例における第2累積値の時間推移の例を示す。
事故事例における第3累積値の時間推移の例を示す。
健全事例における危険レベルの時間推移の例を示す。
健全事例における危険レベルの時間推移の例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
実施形態1について、以下に説明する。説明の便宜上、実施形態1にて説明したコンポーネント(構成要素)と同じ機能を有するコンポーネントについては、以降の各実施形態では同じ符号を付し、その説明を繰り返さない。簡潔化のため、公知の技術事項についても説明を適宜省略する。本開示において述べる各コンポーネントおよび各数値は、特に矛盾のない限りいずれも単なる一例である。それゆえ、例えば、特に矛盾のない限り、各コンポーネントの位置関係および接続関係は各図の例に限定されない。
【0010】
図1は、実施形態1における評価システム1およびその周辺の構成を例示している。評価システム1は、情報処理装置10とZCT(Zero Current Transformer,零相変流器)80を有している。図1の例では、情報処理装置10は、電気設備EEの内部に位置している。図1では、電気設備EEとして配電設備が例示されている。図1の例では、負荷LDは電気設備EEの外部に位置している。
(【0011】以降は省略されています)
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