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公開番号
2025121452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016834
出願日
2024-02-07
発明の名称
スリーブ
出願人
ニッタ株式会社
代理人
弁理士法人ドライト国際特許事務所
主分類
B65G
39/071 20060101AFI20250813BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ローラに対する取付作業を従来よりも容易に行うことができるとともに、ローラに対して確実に固定させることができるスリーブを提供する。
【解決手段】スリーブ10は、ローラが挿通される貫通孔12を有するスリーブ本体11を備え、ローラの外径寸法をOD[mm]とし、ローラがスリーブ本体11の貫通孔12に挿入される前の貫通孔12の径寸法である内径寸法をID[mm]としたとき、下記の式(1)を満たす。
-1.0≦{(OD-ID)/OD}×100≦1.0・・・(1)
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ベルトコンベア用のローラに外嵌され、前記ローラの外周面に固定される筒状のスリーブであって、
前記ローラが挿通される貫通孔を有するスリーブ本体を備え、
前記ローラの外径寸法をOD[mm]とし、前記ローラが前記スリーブ本体の前記貫通孔に挿入される前の前記貫通孔の径寸法である内径寸法をID[mm]としたとき、下記の式(1)を満たす、
スリーブ。
-1.0≦{(OD-ID)/OD}×100≦1.0・・・(1)
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記スリーブ本体の対向する開口端部のうち、少なくともいずれか一方の前記開口端部における前記貫通孔の開口端内径寸法を前記式(1)の前記IDとする、
請求項1に記載のスリーブ。
【請求項3】
前記スリーブ本体は、前記貫通孔の内径寸法が次第に小さくなるテーパ面を、前記貫通孔の内周面に有し、前記内径寸法が最も小さい位置における前記貫通孔の内径寸法を前記式(1)の前記IDとする、
請求項1に記載のスリーブ。
【請求項4】
前記スリーブ本体の対向する開口端部のうち、少なくともいずれか一方の前記開口端部における前記貫通孔の開口端内径寸法を、ID[mm]超、(ID+0.3)[mm]以下とする、
請求項1に記載のスリーブ。
【請求項5】
前記スリーブ本体は、
前記ローラが前記貫通孔の内部に挿入されてゆく際に、前記スリーブ本体の外周面と、前記貫通孔の内周面とが、前記貫通孔の内部に挿入される前記ローラの外郭形状に追従して径方向に伸長変形する、
請求項1に記載のスリーブ。
【請求項6】
前記スリーブ本体の前記貫通孔の内周面には、前記内周面を前記ローラの外周面に接着させる接着剤が設けられる、
請求項1に記載のスリーブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スリーブに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ベルトコンベアでは、ローラに張架した無端状のベルトが、走行時にローラで偏りが生じないようにするために、筒状に形成したゴム製又はポリウレタン製のスリーブを、ローラに外嵌させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示すように、スリーブは、スリーブの貫通孔の径寸法がローラの外径寸法よりも小さくなっているため、作業者が素手でローラに外嵌させることが難しい。そのため、特許文献2に示すような筒状体取付治具を用いなければ、スリーブをローラに外嵌させることができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-172495号公報
特開2022-25701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、スリーブをローラに取り付ける際に、筒状体取付治具に対してスリーブを設置する設置作業や、ローラに対して筒状体取付治具を装着させる装着作業等が必要になる。この場合、ローラに対してスリーブを確実に固定できるものの、スリーブをローラに取り付ける取付作業を容易に行うことができないという問題があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ローラに対する取付作業を従来よりも容易に行うことができるとともに、ローラに対して確実に固定させることができるスリーブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のスリーブは、ベルトコンベア用のローラに外嵌され、前記ローラの外周面に固定される筒状のスリーブであって、前記ローラが挿通される貫通孔を有するスリーブ本体を備え、前記ローラの外径寸法をOD[mm]とし、前記ローラが前記スリーブ本体の前記貫通孔に挿入される前の前記貫通孔の径寸法である内径寸法をID[mm]としたとき、下記の式(1)を満たすものである。
-1.0≦{(OD-ID)/OD}×100≦1.0・・・(1)
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、従来のような筒状体取付治具を用いることなく、作業者が素手でスリーブをローラに外嵌できるので、従来よりも取付作業を容易に行うことができる。また、作業者が素手でローラにスリーブを外嵌させることができつつ、ローラからスリーブがずり落ちることなく、ローラに対してスリーブを確実に固定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るベルトコンベアの構成を示す上面図である。
本実施形態に係るスリーブが設けられたローラの構成を示す斜視図である。
本実施形態に係るローラの構成を示す側面図である。
軸方向xに直交する方向からスリーブを見たときのスリーブの正面構成を示す正面図と、軸方向xに沿った方向からスリーブを見たときのスリーブの側面構成を示した側面図とである。
本実施形態に係るスリーブをローラに外嵌させたときの断面構成を示す断面図である。
他の実施形態に係るベルトコンベアの構成を示す上面図である。
他の実施形態に係るスリーブの軸方向xに沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】
[1]本実施形態のスリーブを用いたベルトコンベアの構成
始めに、本実施形態に係るスリーブを用いたベルトコンベアの構成について簡単に説明する。図1は、本実施形態に係るベルトコンベア1の構成を示す上面図である。ベルトコンベア1は、互いに離間して配置される2本のフレーム2の間に、所定距離を設けて複数の円柱状のローラ3a,3bが配置され、これらローラ3a,3bに無端状のベルト5が掛け回されて張設された構成を有する。なお、本実施形態ではローラ3aの一方の端部には、モータ4が設けられていて、モータ4によって当該ローラ3aが回転することによりベルト5を介して他のローラ3bが従動回転する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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