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公開番号
2025120815
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015924
出願日
2024-02-05
発明の名称
棒状化粧料繰出容器
出願人
株式会社トキワ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
40/20 20060101AFI20250808BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることができる棒状化粧料繰出容器を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る棒状化粧料繰出容器1は、キャップ2と、中筒3と、容器本体4と、先筒5と、移動体6と、シャープナー7とを備える。移動体6は第1凹凸部6dを有する。中筒3は、筒状部3bと、アームと、第2凹凸部とを有する。キャップ2が中筒3に螺合結合するときに、中筒3に対してキャップ2を一定量回転させるまでは、キャップ2が中筒3に対して相対回転し、中筒3に対してキャップ2を一定量回転させた後には、キャップ2が中筒3とともに容器本体4に対して相対回転し、アームが拡径することにより、第1凹凸部6dに対する第2凹凸部の係合が解除され、移動体6が前進して棒状化粧料Mがシャープナー7に接触する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状化粧料を内部に収容し、先端に前記棒状化粧料を出現させるための開口を有する先筒と、
前記先筒に同期回転可能に連結された容器本体と、
前記棒状化粧料を保持するとともに、前記先筒および前記容器本体の内部に設けられており、前記先筒に同期回転可能に係合する棒状の移動体と、
前記先筒と前記容器本体との間に位置しており、前記先筒および前記容器本体の双方に対して相対回転可能に係合される中筒と、
前記先筒の前記開口を覆った状態で螺合結合によって前記中筒に着脱可能に装着されるキャップと、
前記キャップの内部に設けられており、前記中筒に前記キャップが装着されている状態において前記棒状化粧料を削るシャープナーと、
を備え、
前記移動体は、前記移動体の軸線が延びる方向である軸線方向に沿って並ぶ複数の凹凸によって形成される第1凹凸部を有し、
前記中筒は、筒状部と、前記筒状部から前記軸線方向に沿って延びるアームと、前記アームにおける前記筒状部とは反対側に形成されており前記第1凹凸部に係合する第2凹凸部とを有し、
前記容器本体は、前記キャップが前記中筒から外されている状態において前記アームを前記中筒の径方向内側に撓ませて前記第2凹凸部を前記第1凹凸部に係合させる凸部を内面に有し、
前記キャップが前記中筒に螺合結合するときに、
前記中筒に対して前記キャップを一定量回転させるまでは、前記キャップが前記中筒に対して相対回転し、
前記中筒に対して前記キャップを前記一定量回転させた後には、前記キャップが前記中筒とともに前記容器本体に対して相対回転し、前記凸部から前記アームが離れて前記アームが拡径することにより、前記第1凹凸部に対する前記第2凹凸部の係合が解除され、前記移動体が前進して前記棒状化粧料が前記シャープナーに接触する、
棒状化粧料繰出容器。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記先筒は、前記中筒に対して前記キャップが前記一定量回転した後に前記アームを拡径させる突起を外面に有する、
請求項1に記載の棒状化粧料繰出容器。
【請求項3】
前記キャップは、有底筒状を呈しており、
前記キャップの内部に配置されており前記シャープナーを前記キャップの底部とは反対側に付勢するスプリングを備える、
請求項1または請求項2に記載の棒状化粧料繰出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、棒状化粧料繰出容器に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、芯と、芯を収容するカートリッジと、芯の整形手段を有する保護キャップとを備えたペンシルが記載されている。整形手段は、保護キャップの内部に配置された芯削り器である。芯削り器は、コイルスプリングによって保護キャップの軸線方向に付勢されている。
【0003】
ペンシルは、芯を保持する筒状の柄部と、柄部に装着される保護キャップとを有する。保護キャップは、芯を削る刃と、芯を刃に向けて案内する案内テンプレートとを有する。保護キャップの内部にはスプリングが配置されており、芯はスプリングによって柄部の底部とは反対側に付勢されている。柄部に保護キャップが装着されるときに、スプリングによって付勢された芯が案内テンプレートに案内されて刃によって削られる。このように、保護キャップが柄部に装着されるときに芯が刃によって削られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2011-502662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述したペンシルでは、スプリングによって案内テンプレートに向けて付勢された棒状化粧料が刃によって削られる。したがって、柄部に保護キャップが装着される度に付勢された棒状化粧料が削られるので、無駄に棒状化粧料が削られて芯の消費が早いという問題がある。よって、無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることが求められる。
【0006】
本開示は、無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることができる棒状化粧料繰出容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本開示に係る棒状化粧料繰出容器は、棒状化粧料を内部に収容し、先端に棒状化粧料を出現させるための開口を有する先筒と、先筒に同期回転可能に連結された容器本体と、棒状化粧料を保持するとともに、先筒および容器本体の内部に設けられており、先筒に同期回転可能に係合する棒状の移動体と、先筒と容器本体との間に位置しており、先筒および容器本体の双方に対して相対回転可能に係合される中筒と、先筒の開口を覆った状態で螺合結合によって中筒に着脱可能に装着されるキャップと、キャップの内部に設けられており、中筒にキャップが装着されている状態において棒状化粧料を削るシャープナーと、を備える。移動体は、移動体の軸線が延びる方向である軸線方向に沿って並ぶ複数の凹凸によって形成された第1凹凸部を有する。中筒は、筒状部と、筒状部から軸線方向に沿って延びるアームと、アームにおける筒状部とは反対側に形成されており第1凹凸部に係合する第2凹凸部とを有する。容器本体は、キャップが中筒から外されている状態においてアームを中筒の径方向内側に撓ませて第2凹凸部を第1凹凸部に係合させる凸部を内面に有する。キャップが中筒に螺合結合するときに、中筒に対してキャップを一定量回転させるまでは、キャップが中筒に対して相対回転し、中筒に対してキャップを一定量回転させた後には、キャップが中筒とともに容器本体に対して相対回転し、凸部からアームが離れてアームが拡径することにより、第1凹凸部に対する第2凹凸部の係合が解除され、移動体が前進して棒状化粧料がシャープナーに接触する。
【0008】
この棒状化粧料繰出容器は、先筒と、容器本体と、先筒および容器本体の内部に設けられた移動体と、先筒および容器本体の間に位置する中筒とを有し、中筒は先筒および容器本体の双方に対して相対回転可能に係合されている。棒状化粧料繰出容器は、キャップと、キャップの内部に設けられたシャープナーとを有し、キャップは中筒に螺合結合によって装着される。移動体は軸線方向に沿って並ぶ複数の凹凸である第1凹凸部を有し、中筒は第1凹凸部に係合する第2凹凸部をアーム部に有する。容器本体の内面には凸部が形成されており、キャップが中筒から外された状態では凸部がアーム部を径方向内側に撓ませることによって第1凹凸部に第2凹凸部が係合している。キャップが中筒に螺合結合され中筒に対してキャップが一定量回転した後には、キャップが中筒とともに容器本体に対して相対回転する。このとき、容器本体の凸部からアーム部が離れて拡径することにより、第1凹凸部に対する第2凹凸部の係合が解除されて移動体が前進し、棒状化粧料がシャープナーに接触する。したがって、中筒にキャップが完全に装着された状態において棒状化粧料がシャープナーに接触し、中筒からキャップが外されるときに棒状化粧料に対してシャープナーが周方向に回転することによって棒状化粧料を当該周方向に削ることができる。よって、無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることができる。さらに、中筒に対するキャップの着脱によって棒状化粧料を削ることができるので、棒状化粧料をキャップの着脱操作によって容易に削ることができる。
【0009】
(2)上記(1)において、先筒は、中筒に対してキャップが一定量回転した後にアームを拡径させる突起を外面に有してもよい。この場合、キャップが一定量回転した後に突起がアームを拡げることにより、第1凹凸部に対する第2凹凸部の係合解除をより確実に行うことができる。
【0010】
(3)上記(1)または(2)において、キャップは、有底筒状を呈してもよく、棒状化粧料繰出容器は、キャップの内部に配置されておりシャープナーをキャップの底部とは反対側に付勢するスプリングを備えてもよい。この場合、シャープナーは、スプリングによってキャップの底部とは反対側に付勢されている。したがって、中筒にキャップが装着されたときにシャープナーは棒状化粧料側に付勢されるので、周方向に回転するシャープナーによって棒状化粧料をより確実に削ることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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