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公開番号
2025120813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015921
出願日
2024-02-05
発明の名称
棒状化粧料繰出容器
出願人
株式会社トキワ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
40/20 20060101AFI20250808BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることができる棒状化粧料繰出容器を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る棒状化粧料繰出容器1は、先筒4と、容器本体3と、螺子筒5と、移動体6と、中筒7と、キャップ2と、キャップ2の内部に設けられており、中筒7にキャップ2が装着されるときに棒状化粧料Mを削るシャープナー8とを備える。キャップ2は、中筒7に装着されたときに中筒7に同期回転可能に係合する。先筒4は、中筒7に対して相対回転することにより、中筒7および棒状化粧料Mに対して一定量繰出方向とは反対方向に移動する。シャープナー8は、中筒7にキャップ2が装着された状態において、先筒4が一定量反対方向に移動することによって開口4bから露出した棒状化粧料Mを削る。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状化粧料を内部に収容し、先端に前記棒状化粧料を出現させるための開口を有する先筒と、
前記先筒に相対回転可能に連結された容器本体と、
前記先筒の内部において前記先筒に同期回転可能に係合し、内部に雌螺子を有する螺子筒と、
前記容器本体の内部において前記容器本体に同期回転可能に係合し、前記雌螺子に螺合する雄螺子を外周に有し、前記雌螺子と前記雄螺子の螺合作用によって前進することで前記棒状化粧料を繰出方向に繰り出す移動体と、
前記先筒と前記容器本体との間に位置しており、前記先筒に相対回転可能に係合される中筒と、
前記先筒の前記開口を覆った状態で前記中筒に着脱可能に装着されるキャップと、
前記キャップの内部に設けられており、前記中筒に前記キャップが装着されるときに前記棒状化粧料を削るシャープナーと、
を備え、
前記キャップは、前記中筒に装着されたときに前記中筒に同期回転可能に係合し、
前記先筒は、前記中筒に対して相対回転することにより、前記中筒および前記棒状化粧料に対して一定量前記繰出方向とは反対方向に移動し、
前記シャープナーは、前記中筒に前記キャップが装着された状態において、前記先筒が前記一定量前記反対方向に移動することによって前記開口から露出した前記棒状化粧料を削る、
棒状化粧料繰出容器。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記容器本体は、前記移動体と同期回転する操作筒を有し、
前記先筒および前記螺子筒に対して前記操作筒を一方向に相対回転させることによって前記移動体および前記棒状化粧料が前進し、
前記螺子筒と前記操作筒との前記一方向への相対回転を許容し、前記一方向の逆方向への相対回転を規制するラチェット機構を備える、
請求項1に記載の棒状化粧料繰出容器。
【請求項3】
前記容器本体は、前記移動体と同期回転する操作筒を有し、
前記先筒および前記螺子筒に対して前記操作筒を一方向に相対回転させることによって前記移動体および前記棒状化粧料が前進し、
前記中筒は、前記先筒に螺合結合しており、
前記操作筒が前記一方向の逆方向に相対回転するときに、前記操作筒とともに前記螺子筒および前記先筒が前記中筒に対して相対回転することによって、前記先筒が前記中筒に対して前記反対方向に移動する、
請求項1または請求項2に記載の棒状化粧料繰出容器。
【請求項4】
前記容器本体の内部に設けられており前記先筒を前記シャープナーに向けて付勢するスプリングを備える、
請求項1または請求項2に記載の棒状化粧料繰出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、棒状化粧料繰出容器に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、芯と、芯を収容するカートリッジと、芯の整形手段を有する保護キャップとを備えたペンシルが記載されている。整形手段は、保護キャップの内部に配置された芯削り器である。芯削り器は、コイルスプリングによって保護キャップの軸線方向に付勢されている。
【0003】
ペンシルは、芯を保持する筒状の柄部と、柄部に装着される保護キャップとを有する。保護キャップは、芯を削る刃と、芯を刃に向けて案内する案内テンプレートとを有する。保護キャップの内部にはスプリングが配置されており、芯はスプリングによって柄部の底部とは反対側に付勢されている。柄部に保護キャップが装着されるときに、スプリングによって付勢された芯が案内テンプレートに案内されて刃によって削られる。このように、保護キャップが柄部に装着されるときに芯が刃によって削られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2011-502662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述したペンシルでは、スプリングによって案内テンプレートに向けて付勢された棒状化粧料が刃によって削られる。したがって、柄部に保護キャップが装着される度に付勢された棒状化粧料が削られるので、無駄に棒状化粧料が削られて芯の消費が早いという問題がある。よって、無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることが求められる。
【0006】
本開示は、無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることができる棒状化粧料繰出容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本開示に係る棒状化粧料繰出容器は、棒状化粧料を内部に収容し、先端に棒状化粧料を出現させるための開口を有する先筒と、先筒に相対回転可能に連結された容器本体と、先筒の内部において先筒に同期回転可能に係合し、内部に雌螺子を有する螺子筒と、容器本体の内部において容器本体に同期回転可能に係合し、雌螺子に螺合する雄螺子を外周に有し、雌螺子と雄螺子の螺合作用によって前進することで棒状化粧料を繰出方向に繰り出す移動体と、先筒と容器本体との間に位置しており、先筒に相対回転可能に係合される中筒と、先筒の開口を覆った状態で中筒に着脱可能に装着されるキャップと、キャップの内部に設けられており、中筒にキャップが装着されるときに棒状化粧料を削るシャープナーと、を備える。キャップは、中筒に装着されたときに中筒に同期回転可能に係合する。先筒は、中筒に対して相対回転することにより、中筒および棒状化粧料に対して一定量繰出方向とは反対方向に移動する。シャープナーは、中筒にキャップが装着された状態において、先筒が一定量反対方向に移動することによって開口から露出した棒状化粧料を削る。
【0008】
この棒状化粧料繰出容器は先筒と容器本体と螺子筒と移動体とを有し、螺子筒の雌螺子と移動体の雄螺子との螺合作用によって棒状化粧料が繰出方向に繰り出される。棒状化粧料繰出容器は、中筒と、中筒に装着されるキャップと、キャップの内部に設けられたシャープナーとを有し、キャップは中筒に装着されたときに中筒に同期回転可能に係合する。先筒は、中筒に対して相対回転可能とされており、中筒に対して相対回転するときに繰出方向とは反対方向に一定量だけ移動する。シャープナーは、中筒にキャップが装着された状態において、先筒が一定量反対方向に移動することで開口から露出した棒状化粧料を削る。したがって、シャープナーは先筒の一定量の後退によって開口から露出した棒状化粧料のみを削るので、棒状化粧料を削る量を安定させることができる。よって、無駄に棒状化粧料が削られることを抑制して、棒状化粧料を適度に削ることができる。
【0009】
(2)上記(1)において、容器本体は、移動体と同期回転する操作筒を有してもよい。先筒および螺子筒に対して操作筒を一方向に相対回転させることによって移動体および棒状化粧料が前進してもよい。棒状化粧料繰出容器は、螺子筒と操作筒との一方向への相対回転を許容し、一方向の逆方向への相対回転を規制するラチェット機構を備えてもよい。この場合、螺子筒に対する操作筒の一方向への相対回転によって棒状化粧料を繰り出すことができるとともに、螺子筒に対する操作筒の逆方向への相対回転を規制できる。
【0010】
(3)上記(1)または(2)において、容器本体は、移動体と同期回転する操作筒を有してもよく、先筒および螺子筒に対して操作筒を一方向に相対回転させることによって移動体および棒状化粧料が前進してもよい。中筒は、先筒に螺合結合していてもよい。操作筒が一方向の逆方向に相対回転するときに、操作筒とともに螺子筒および先筒が中筒に対して相対回転することによって、先筒が中筒に対して反対方向に移動してもよい。この場合、中筒にキャップを装着した状態において操作筒を逆方向に相対回転することにより、先筒を中筒に対して反対方向に移動させて開口から棒状化粧料を露出させることができる。そして、先筒および棒状化粧料に対して中筒およびシャープナーが相対回転することによって、開口から露出した棒状化粧料を周方向に沿って削ることができる。したがって、棒状化粧料をより適度に削ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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