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公開番号2025115690
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010272
出願日2024-01-26
発明の名称繰出容器カートリッジ、及び繰出容器
出願人株式会社トキワ
代理人個人,個人,個人
主分類A45D 40/00 20060101AFI20250731BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】使用者が意図せず塗布体が繰り出されることを抑制できる繰出容器カートリッジ、及び繰出容器を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る繰出容器カートリッジは、塗布体Mが繰り出される開口15aを有すると共に容器本体2に着脱可能に装着される繰出容器カートリッジ10である。繰出容器カートリッジ10は、筒部材11と、外周面に雄螺子13bが形成されているとともに、塗布体Mを移動させる移動体13と、雄螺子13bと螺合する雌螺子121aが内周面に形成されている螺子筒12と、を備える。筒部材11は、移動体13及び螺子筒12を収容し、容器本体2に着脱可能に装着される。筒部材11の内部に、容器本体の被係合部と係合する係合部122が設けられている。係合部122は、繰出容器カートリッジ10が容器本体に装着されると、移動体13及び螺子筒12のいずれか一方と容器本体とが同期回転できるように被係合部と係合する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
塗布体が繰り出される開口を有すると共に容器本体に着脱可能に装着される繰出容器カートリッジであって、
筒部材と、
外周面に雄螺子が形成されているとともに、前記開口に向かって前記塗布体を移動させる移動体と、
前記雄螺子と螺合する雌螺子が内周面に形成されている螺子筒と、
を備え、
前記筒部材は、前記移動体及び前記螺子筒を収容し、前記容器本体に着脱可能に装着され、
前記筒部材の内部に、前記容器本体の被係合部と係合する係合部が設けられており、
前記係合部は、前記繰出容器カートリッジが前記容器本体に装着されると、前記移動体及び前記螺子筒のいずれか一方と前記容器本体とが同期回転可能となるように前記被係合部と係合する、繰出容器カートリッジ。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記係合部は、前記螺子筒に設けられている、請求項1に記載の繰出容器カートリッジ。
【請求項3】
前記係合部は、前記螺子筒の前記開口とは反対側の端面に設けられている、請求項2に記載の繰出容器カートリッジ。
【請求項4】
前記螺子筒は、前記螺子筒の内部空間を塞ぐ壁部を有する、請求項1又は請求項2に記載の繰出容器カートリッジ。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の繰出容器カートリッジと、
前記容器本体と、
を備え、
前記容器本体は、外筒部材と、前記外筒部材の内部において前記外筒部材と同期回転する連結部材と、を有し、
前記連結部材は、前記被係合部と、前記被係合部を前記係合部に向かって付勢する弾性部とを有し、
前記被係合部は、前記連結部材の前記係合部側の端部に設けられている、繰出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、繰出容器カートリッジ、及び繰出容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、塗布体を保持するカートリッジと、カートリッジが着脱可能とされた本体部とを備える塗布容器が記載されている。カートリッジは、例えば、塗布体が使い切られた後に本体部から取り外される。カートリッジが取り付けられていない状態とされた本体部には、新たなカートリッジを取り付けることができる。
【0003】
カートリッジは、筒状を呈するスリーブと、スリーブに挿入される筒状部と、筒状部の内部において軸線方向に沿って移動するスクリュー部とを有する。筒状部は、スリーブに挿入された状態でカートリッジの外部に露出する露出部を有する。露出部には、本体部と係合する本体部係合部が設けられている。スリーブ及びスクリュー部に対して筒状部が相対回転すると、スクリュー部が筒状部に対して軸線方向に移動する。これにより、塗布体の繰り出し及び繰り戻しが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-141882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のカートリッジでは、本体部係合部が露出している。よって、カートリッジが本体部に取り付けられていない状態では、意図せず本体部係合部に使用者の指又は物が接触するということが生じうる。本体部係合部に物等が接触すると、意図せず筒状部が回転し塗布体が繰り出されてしまうということが生じうる。
【0006】
本開示は、使用者が意図せず塗布体が繰り出されることを抑制できる繰出容器カートリッジ、及び繰出容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る繰出容器カートリッジは、(1)塗布体が繰り出される開口を有すると共に容器本体に着脱可能に装着される繰出容器カートリッジである。筒部材と、外周面に雄螺子が形成されているとともに、開口に向かって塗布体を移動させる移動体と、雄螺子と螺合する雌螺子が内周面に形成されている螺子筒と、を備える。筒部材は、移動体及び螺子筒を収容し、容器本体に着脱可能に装着される。筒部材の内部に、容器本体の被係合部と係合する係合部が設けられている。係合部は、繰出容器カートリッジが容器本体に装着されると、移動体及び螺子筒のいずれか一方と容器本体とが同期回転可能となるように被係合部と係合する。
【0008】
この繰出容器カートリッジでは、螺子筒の内周面に形成された雌螺子に移動体の外周面に形成された雄螺子が螺合する。これにより、移動体は螺子筒に対して前進し、塗布体を移動させることができる。この繰出容器カートリッジでは、筒部材は、容器本体の被係合部と係合する係合部を筒部材の内部に有する。係合部が筒部材の内部に設けられていることにより、意図せず係合部に使用者の指又は物等が接触することを抑制できる。また、繰出容器カートリッジが容器本体に装着され、係合部が被係合部に係合したときに、移動体及び螺子筒のいずれか一方が容器本体と同期回転可能となる。すなわち、筒部材の内部に設けられている係合部が被係合部に係合してはじめて、移動体及び螺子筒のいずれかが容器本体と同期回転可能となる。よって、繰出容器カートリッジが容器本体に装着されていない状態において移動体及び螺子筒のいずれかが回転することを抑制できる。したがって、使用者が意図せず塗布体を繰り出すことを抑制できる。
【0009】
(2)上記(1)において、係合部は、螺子筒に設けられていてもよい。螺子筒の内周面に形成された雌螺子に移動体の外周面に形成された雄螺子が螺合するので、螺子筒の外径は移動体の外径より大きい。よって、移動体に係合部が設けられる場合と比較して、係合部の強度を高めて、係合部を破損し難くすることができる。
【0010】
(3)上記(2)において、係合部は、螺子筒の開口とは反対側の端面に設けられていてもよい。繰出容器カートリッジを容器本体に装着するときに螺子筒の端面を被係合部に接触させることによって、係合部を被係合部に係合させることができる。よって、係合部を被係合部に容易に係合させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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