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公開番号
2025120470
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025100716,2024024364
出願日
2025-06-17,2019-11-27
発明の名称
表示制御装置、表示制御方法及び表示制御用プログラム
出願人
パイオニア株式会社
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
G01C
21/36 20060101AFI20250807BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両内から視認可能な位置にある地物の情報を、即時に且つ見易く表示することが可能な表示制御装置等を提供する。
【解決手段】車両のフロントガラスGL越しに視認可能な建物BDを特定し、特定された建物BDについての建物関連情報IFを取得し、フロントガラスGL越しに視認され且つ特定された建物BDを示すマークMKと、取得された建物関連情報IFと、地物マークMKと建物関連情報IFを結ぶ指示線Lと、をフロントガラスGLに表示させる。この場合に、マークMKと建物BDとが、車両内からの視線上において重なって視認されるようにマークMKを表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段と、
前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段と、
前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させ、
前記地物情報の記録が指示されたとき、当該記録指示後の当該地物情報及び前記指示線の表示を停止することを特徴とする表示制御装置。
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【請求項2】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記制御手段は、前記特定された地物が前記移動体内から視認不可となったとき、前記地物マークの表示を停止することを特徴とする表示制御装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置において、
前記制御手段は、前記特定された地物が前記移動体内から視認不可となった後において、前記移動体内からみて当該地物が視認不可となった方向を前記指示線が示すように、当該指示線及び前記地物情報の表示を継続させることを特徴とする表示制御装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記移動体の現在位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、
前記視線の方向を示す視線データを取得する視線データ取得手段と、
前記現在位置を含む地図に相当する地図データを取得する地図データ取得手段と、
を更に備え、
前記特定手段は、前記取得された位置データ、視線データ及び地図データに基づいて、前記視線上にある前記地物を特定することを特徴とする表示制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の表示制御装置において、
前記特定手段は、前記取得された位置データ、視線データ及び地図データに基づいて、前記視線上で注視されている前記地物を特定することを特徴とする表示制御装置。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記移動体の現在位置を示す現在位置データを取得する現在位置データ取得手段と、
前記移動体内から前記透過部材が接触された場合の当該透過部材上の接触位置を示す接触位置データを取得する接触位置データ取得手段と、
前記現在位置を含む地図に相当する地図データを取得する地図データ取得手段と、
を更に備え、
前記特定手段は、前記取得された現在位置データ、接触位置データ及び地図データに基づいて前記地物を特定することを特徴とする表示制御装置。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
前記移動体の現在位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、
前記地物を特定するための特定情報を前記移動体外から取得する特定情報取得手段と、
前記現在位置を含む地図に相当する地図データを取得する地図データ取得手段と、
を更に備え、
前記特定手段は、前記取得された位置データ、特定情報及び地図データに基づいて前記地物を特定することを特徴とする表示制御装置。
【請求項8】
特定手段と、地物情報取得手段と、制御手段と、を備える表示制御装置において実行される表示制御方法であって、
移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを前記特定手段により特定する特定工程と、
前記特定された地物についての地物情報を前記地物情報取得手段により取得する地物情報取得工程と、
前記制御手段により、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御工程と、
を含み、
前記制御工程においては、
前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させ、
前記地物情報の記録が指示されたとき、当該記録指示後の当該地物情報及び前記指示線の表示を停止することを特徴とする表示制御方法。
【請求項9】
コンピュータを、
移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段、
前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段、及び、
前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段、
として機能させる表示制御用プログラムであって、
前記制御手段として機能する前記コンピュータを、
前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させ、
前記地物情報の記録が指示されたとき、当該記録指示後の当該地物情報及び前記指示線の表示を停止するように機能させることを特徴とする表示制御用プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、表示制御装置、表示制御方法及び表示制御用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、車両等の移動体の窓における情報の表示を制御する表示制御装置及び表示制御方法並びに表示制御システム及び当該表示制御用のプログラムの技術分野に属する。
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【背景技術】
【0002】
近年、車両を運転中の搭乗者に対する情報の提供に関する様々な研究/開発が行われている。このような従来技術を開示している先行技術文献としては、例えば下記特許文献1が挙げられる。この特許文献1には、搭乗者の手の動作等のジェスチャを検出し、そのジェスチャに対応する例えば車窓外の建物等の地物に関する情報を車内のディスプレイに表示する技術が記載されている。また最近では、車両の自動運転技術の発展に伴い、上述したような情報を、フロントガラスから見た景色に対応させて、いわゆる拡張現実(Augmented Reality)技術を用いて例えば当該フロントガラス付近の車内に映し出す技術も開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-53880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上記特許文献1に開示されている技術及びその他の先行技術では、自動運転で移動する車両において、車内から視認可能な位置にある地物に関する情報の提示における即時性及び視認性をそれぞれ向上させる点については、考慮されていない。
【0005】
これに対し、特に自動運転で移動する車両に搭乗している場合のように、運転自体に対する搭乗者の労力や負荷が低減される環境下では、車内から視認可能な地物の情報を当該移動中において即時に且つ見易く表示できれば、例えば搭乗者間のコミュニケーションの向上に資することになる。
【0006】
そこで本願は、上記の要請に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、車両内から視認可能な位置にある地物の情報を、即時に且つ見易く搭乗者に表示することが可能な表示制御装置及び表示制御方法並びに当該表示制御用のプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段と、前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段と、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させ、前記地物情報の記録が指示されたとき、当該記録指示後の当該地物情報及び前記指示線の表示を停止するように構成される。
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、特定手段と、地物情報取得手段と、制御手段と、を備える表示制御装置において実行される表示制御方法であって、移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを前記特定手段により特定する特定工程と、前記特定された地物についての地物情報を前記地物情報取得手段により取得する地物情報取得工程と、前記制御手段により、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御工程と、を含み、前記制御工程においては、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させ、前記地物情報の記録が指示されたとき、当該記録指示後の当該地物情報及び前記指示線の表示を停止するように構成される。
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段、前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段、及び、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段、として機能させる表示制御用プログラムであって、前記制御手段として機能する前記コンピュータを、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させ、前記地物情報の記録が指示されたとき、当該記録指示後の当該地物情報及び前記指示線の表示を停止するように機能させるように機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の表示制御装置の概要構成を示すブロック図である。
実施例の情報表示システムの構成を示すブロック図である。
実施例の表示制御処理を示すフローチャートであり、(a)は当該表示制御処理の全体を示すフローチャートであり、(b)は当該表示制御処理に含まれる情報表示処理を示すフローチャートである。
実施例の情報表示を例示する図であり、(a)は当該情報表示の第1例を示す図であり、(b)は当該情報表示の第2例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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