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公開番号2025114693
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025076679,2023018322
出願日2025-05-02,2018-06-26
発明の名称インジェクタ、眼内レンズシステム、及び関連する方法
出願人アルコン インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61F 2/16 20060101AFI20250729BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】眼内レンズを眼の中に注入するためのインジェクタを提供する。
【解決手段】第1のアーム(72)は第1のアームを中央光学部品に接続する第1のヒンジ部分を含み、第2のアームは第2のアーム(74)を中央光学部品に接続する第2のヒンジ部分を含む。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
眼内レンズを眼の中に注入するためのインジェクタであって、前記インジェクタは、
内部にチャネルを形成するハウジングと、
前記ハウジングの遠位部分に接続されたノズルであって、前記ノズルは、ノズル先端部と、近位端から遠位端まで内部を通って延びるノズル管腔とを形成し、前記ノズル管腔は、前記近位端の比較的大きな断面積から、前記遠位端の比較的小さい断面積へと先細りになっている、ノズルと、
前記ハウジングの前記チャネル内に配置されたプランジャであって、前記プランジャは、シャフト及びプランジャ先端部を備え、前記プランジャ先端部は、前記シャフトに取り付けられ、前記シャフトから遠位に延びる複数のアームを備え、前記複数のアームは、前記ノズル管腔の前記近位端に配置されたときに拡張構成を有し、前記ノズル管腔の前記遠位端に配置されたときに収縮構成を有し、前記複数のアームは、近位端及び遠位端を有し、前記複数のアームのうちの少なくとも1つは、その遠位自由端に傾斜部を有し、前記傾斜部は、最遠位縁部及び遠位側に面する表面を形成し、前記遠位側に面する表面は、前記眼内レンズを押すように構成されており、前記複数のアームのそれぞれは、内側に延びる中間のフィンガを備える、プランジャと、を備える、インジェクタ。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記複数のアームは、それらの間に間隙を形成し、前記間隙は、前記複数のアームが前記ノズル管腔の前記近位端から前記遠位端へと通過するにつれて、減少する、請求項1に記載のインジェクタ。
【請求項3】
前記複数のアームは、前記ノズル管腔の前記近位端から前記遠位端まで通過する際に、前記ノズル管腔を形成する内壁と接触したままである、請求項2に記載のインジェクタ。
【請求項4】
前記複数のアームの前記近位端は前記シャフトに取り付けられ、前記複数のアームの前記遠位端は自由である、請求項3に記載のインジェクタ。
【請求項5】
前記フィンガは、近位端及び遠位端を有し、前記フィンガの前記近位端は前記複数のアームに取り付けられ、前記フィンガの前記遠位端は自由である、請求項4に記載のインジェクタ。
【請求項6】
前記フィンガは互いに対してオフセットされており、前記フィンガは、前記複数のアームが前記拡張構成から前記収縮構成に変化するときに互いをバイパスする、請求項5に記載のインジェクタ。
【請求項7】
前記傾斜部は近位方向かつ内側方向に傾斜し、前記傾斜部の前記最遠位縁部は、前記アームが前記近位端から前記遠位端まで通過する際に、前記眼内レンズが前記アームと前記内壁との間を通過するのを防止するために、前記ノズル管腔の前記内壁と接触している、請求項6に記載のインジェクタ。
【請求項8】
前記フィンガは、前記眼内レンズが前記複数のアーム間の前記間隙を通過するのを防止するように構成される、請求項7に記載のインジェクタ。
【請求項9】
前記複数のアーム及び前記フィンガは集合的な断面高さ及び集合的な断面幅を有し、前記集合的な断面高さは前記集合的な断面幅よりも大きい、請求項8に記載のインジェクタ。
【請求項10】
前記複数のアーム及び前記フィンガは、前記ノズル管腔全体にわたって第1の断面方向に集合的に延び、前記複数のアーム及び前記フィンガは、前記ノズル管腔全体よりも少ない範囲にわたって第2の断面方向に集合的に延び、前記第1の断面方向は前記第2の断面方向に直交する、請求項9に記載のインジェクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この特許出願は、2018年6月25日に出願された米国特許出願第16/017,369号明細書に対する優先権の利益を主張し、これは、2017年6月27日に出願された米国仮特許出願第62/525,317号明細書、及び2017年7月20日に出願された米国仮特許出願第62/534,988号明細書の優先権の利益を主張する。上記の関連出願の各々は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
本開示は、一般に、眼内レンズ(IOL)システム及び関連するインジェクタに関する。より具体的には、本開示は、眼の中へのIOL構成要素の改善された注入のためのモジュール式IOLシステム及びインジェクタ設計の様々な実施形態に関する。
【背景技術】
【0003】
人の眼は、角膜と呼ばれる透明な外側部分を通じて光を透過させ、水晶体を介して像を網膜に合焦させることによって視力を提供するように機能する。合焦された像の質は、眼球の大きさ及び形状、並びに角膜及び水晶体の透明度を含む多数の要素に依存する。
【0004】
加齢や病気により水晶体の透明度が低下すると(例えば、曇ると)、網膜へと透過できる光量が減るため視力が低下する。眼の水晶体のこの欠陥は、医学的に白内障として知られている。
【0005】
この状態に対して受け入れられている治療は、水晶体嚢から水晶体を外科的に取り出し、水晶体嚢に人工眼内レンズ(IOL)を配置することである。白内障の水晶体は、水晶体超音波乳化吸引術と呼ばれる外科手術技法により取り出される。この処置中、水晶体嚢の前面に切開創(嚢切開)が形成され、病変した水晶体内に、細い超音波水晶体乳化吸引破砕チップが挿入され、超音波で振動させる。振動する破砕チップが水晶体を液化又は乳化させ、それにより水晶体を水晶体嚢の外に吸引することができる。
【0006】
病変した水晶体は、いったん取り出されるとIOLに置き換えられ、IOLはインジェクタを使用して眼内に挿入され、空の水晶体嚢の中に入れられる。場合によっては、破損したトレーリングIOLハプティックの場合のように、技術や訓練が不十分な結果、IOLがインジェクタに引っ掛かる、又はIOLが破損する場合がある。この問題に対処するには、インジェクタの設計を改善する必要がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施形態は、IOLシステムの1つ以上の構成要素を眼内に注入するためのインジェクタを提供し、インジェクタは、ハウジング、IOLシステム構成要素を保持するためのカートリッジ、先細りの管腔を有する遠位ノズル、及びハウジングのチャネル内に配置され先端部を有するプランジャを有する。プランジャ先端部は、ノズル管腔の近位端に配置された時の拡張構成と、ノズル管腔の遠位端に配置された時の収縮構成とで変化する2つのアームを有してもよい。
【0008】
アームは、それらの間に、アームがノズルを通過する際に減少する間隙を有してもよい。アームがノズルを通過する際、アームはノズル管腔の内壁と接触したままであってもよい。アームの遠位端は、例えば自由であってもよく、又は畳める連結部に取り付けられてもよい。アームは、アームが互いに向かって移動する際に互いをバイパスするように、互いに対してオフセットされた、内向きに延びるフィンガを含んでもよい。フィンガは、IOLシステム構成要素がアーム間の間隙を通過するのを防ぐように構成されてもよい。
【0009】
アームの遠位端又はリンクの遠位端は、最遠位縁部と、遠位側に面する表面とを備える傾斜部を含んでもよい。遠位側に面する表面は、IOLシステム構成要素と係合し、押すように構成されてもよい。最遠位縁部は、ノズル管腔の内壁と接触して、IOLシステム構成要素がノズルを通過する際に、IOLシステム構成要素がアームと内壁との間を通過することを防止してもよい。
【0010】
本開示の実施形態はまた、ベースなどの一次構成要素と、レンズなどの二次構成要素とを備えるモジュール式IOLシステムを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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