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公開番号2025113121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024099698,2024529984
出願日2024-06-20,2023-11-22
発明の名称肌状態推定方法、情報処理装置、及び、プログラム
出願人株式会社 資生堂,国立研究開発法人理化学研究所
代理人個人,個人
主分類A61B 5/00 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】肌状態推定方法を提供する。
【解決手段】肌状態の推定の対象者の身体及び心に関する心身データを取得するステップを備え、心身データと肌状態との相関関係が記述された肌モデルを用いて、対象者の肌状態を推定するステップを備え、心身データは、肝機能関連変数、筋骨関連変数、心拍・血圧関連変数、血液酸化関連変数、血算関連変数、脂質代謝関連変数、自律神経機能関連変数、人物属性関連変数、腎機能関連変数、体組成関連変数、耐糖能関連変数、電解質関連変数、認知機能関連変数、免疫代謝関連変数、及び、抑うつ・疲労・眠気関連変数の少なくとも1つを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
肌状態の推定の対象者の身体及び心に関する心身データを取得するステップを備え、
前記心身データと肌状態との相関関係が記述された肌モデルを用いて、前記対象者の肌状態を推定するステップを備え、
前記推定するステップは、人の属性、人の体組成、人の習慣、時期のいずれか1つ以上の影響度が低減された肌モデルに前記対象者の属性を含む心身データを与えることにより、前記肌状態を推定し、
前記心身データは、肝機能関連変数、筋骨関連変数、心拍・血圧関連変数、血液酸化関連変数、血算関連変数、脂質代謝関連変数、自律神経機能関連変数、人物属性関連変数、腎機能関連変数、体組成関連変数、耐糖能関連変数、電解質関連変数、認知機能関連変数、免疫代謝関連変数、及び、抑うつ・疲労・眠気関連変数の少なくとも1つを含む、
肌状態推定方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記対象者の属性は、年齢である、
請求項1に記載の肌状態推定方法。
【請求項3】
前記対象者の属性は、性別である、
請求項1に記載の肌状態推定方法。
【請求項4】
肌状態の推定の対象者の身体及び心に関する心身データを取得するステップを備え、
前記心身データと肌状態との相関関係が記述された肌モデルを用いて、前記対象者の肌状態を推定するステップを備え、
前記肌モデルは、侵襲を伴わない非侵襲検査により計測される非侵襲データのみを用いて生成される第1肌モデルと、侵襲を伴う侵襲検査により計測される侵襲データ及び前記非侵襲データを用いて生成される第2肌モデルと、を含み、
前記心身データは、肝機能関連変数、筋骨関連変数、心拍・血圧関連変数、血液酸化関連変数、血算関連変数、脂質代謝関連変数、自律神経機能関連変数、人物属性関連変数、腎機能関連変数、体組成関連変数、耐糖能関連変数、電解質関連変数、認知機能関連変数、免疫代謝関連変数、及び、抑うつ・疲労・眠気関連変数の少なくとも1つを含む、
肌状態推定方法。
【請求項5】
前記肝機能関連変数は、血中のALT(GPT)、血中のAST(GOT)、血中のALP、血中のγ-GTP、血中の間接ビリルビン、血中の総ビリルビン、及び、血中の直接ビリルビンの少なくとも1つを含む、
請求項1~請求項4の何れかに記載の肌状態推定方法。
【請求項6】
前記筋骨関連変数は、握力及び骨密度の少なくとも1つを含む、
請求項1~請求項4の何れかに記載の肌状態推定方法。
【請求項7】
前記心拍・血圧関連変数は、拡張期血圧、収縮期血圧、及び、心拍数の少なくとも1つを含む、
請求項1~請求項4の何れかに記載の肌状態推定方法。
【請求項8】
前記血液酸化関連変数は、血中の抗酸化力値、血中の酸化ストレス値、及び、酸化ストレス度の少なくとも1つを含む、
請求項1~請求項4の何れかに記載の肌状態推定方法。
【請求項9】
前記血算関連変数は、血中のヘマトクリット、血中のヘモグロビン、血中の血小板、血中の赤血球、血中の白血球、血中の平均赤血球血色素濃度、血中の平均赤血球血色素量、及び、血中の平均赤血球容積の少なくとも1つを含む、
請求項1~請求項4の何れかに記載の肌状態推定方法。
【請求項10】
前記脂質代謝関連変数は、血中のHDLコレステロール、血中のLDLコレステロール、血中の総コレステロール、血中のLDLコレステロールと血中のHDLコレステロールの比、及び、血中の中性脂肪の少なくとも1つを含む、
請求項1~請求項4の何れかに記載の肌状態推定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、肌状態推定方法、情報処理装置、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
様々な人体の情報に基づいて肌状態を推定する方法が知られている。
【0003】
例えば、国際公開WO2022-030300号には、ホルモンバランスに基づいて、将来の肌状態を推定する技術が開示されている。
【0004】
例えば、特開2020-014710号公報には、筋肉量(体重当たりの筋肉重量、又は体積当たりの筋肉体積、体幹(胸部及び腹部)、下半身、又は体幹と下半身との合計に関する筋肉量)を指標として肌状態(毛穴、シワ、色素沈着、及び、肌色の少なくとも1つ)を推定する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
肌状態には様々な要素がそれぞれ関連し合い、影響を及ぼしている。
しかし、国際公開WO2022-030300号のホルモンバランスや特開2020-014710号公報の筋肉量は、人体の指標の一部に過ぎないので、ホルモンバランスに基づく推定や筋肉量に基づく推定は、必ずしも適切とはいえない。
【0006】
本発明の目的は、肌状態及び当該肌状態を規定する要因をより適切に推定することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
肌状態の推定の対象者の身体及び心に関する心身データを取得するステップを備え、
前記心身データと肌状態との相関関係が記述された肌モデルを用いて、前記対象者の肌状態を推定するステップを備え、
前記心身データは、肝機能関連変数、筋骨関連変数、心拍・血圧関連変数、血液酸化関連変数、血算関連変数、脂質代謝関連変数、自律神経機能関連変数、人物属性関連変数、腎機能関連変数、体組成関連変数、耐糖能関連変数、電解質関連変数、認知機能関連変数、免疫代謝関連変数、及び、抑うつ・疲労・眠気関連変数の少なくとも1つを含む、
肌状態推定方法である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
本実施形態の概要の説明図である。
本実施形態の対象者データベースのデータ構造を示す図である。
本実施形態の推定ログデータベースのデータ構造を示す図である。
本実施形態の肌モデルの構成を示す概略図である。
本実施形態の情報処理のシーケンス図である。
図7の情報処理において表示される画面例を示す図である。
変形例1の概要の説明図である。
変形例1の情報処理のシーケンス図である。
変形例2の概要の説明図である。
変形例2の情報処理のシーケンス図である。
変形例3の概要の説明図である。
変形例3の第1肌モデルの構成を示す概略図である。
変形例3の第2肌モデルの構成を示す概略図である。
変形例3の情報処理のシーケンス図である。
図16の情報処理において表示される画面例を示す図である。
変形例4の概要の説明図である。
変形例4の情報処理のシーケンス図である。
変形例5の概要の説明図である。
変形例5の情報処理のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
(1)情報処理システムの構成
情報処理システムの構成を説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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