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公開番号2025133287
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031144
出願日2024-03-01
発明の名称電気刺激装置、電気刺激システム、及びキット
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類A61N 1/36 20060101AFI20250904BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】立毛筋への確実な刺激付与が可能な電気刺激装置を提供する。
【解決手段】立毛筋に電気刺激を付与する電気刺激装置であって、皮膚表面に配置される電極対を備え、前記電極対のうち陰極における電流密度が実効値で0.1mA/cm2以上100mA/cm2以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
立毛筋に電気刺激を付与する電気刺激装置であって、
皮膚表面に配置される電極対を備え、
前記電極対のうち陰極における電流密度が実効値で0.1mA/cm
2
以上100mA/cm
2
以下である、電気刺激装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記陰極の面積が1mm

以上100mm

以下である、請求項1に記載の電気刺激装置。
【請求項3】
前記電極間の距離が1mm以上40mm以下である、請求項1又は2に記載の電気刺激装置。
【請求項4】
前記電気刺激のパルス幅が10μs以上10000μs以下である、請求項1又は2に記載の電気刺激装置。
【請求項5】
前記電気刺激の周波数が1Hz以上200Hz以下である、請求項1又は2に記載の電気刺激装置。
【請求項6】
前記電気刺激が定電流刺激である、請求項1又は2に記載の電気刺激装置。
【請求項7】
第1電極対を備えた、立毛筋に電気刺激を付与する電気刺激装置と、
第2電極対を備えた、痛み軽減用の電気刺激を付与する追加電気刺激装置と、を含み、
前記第1電極対が皮膚表面に並べて配置され、
前記第2電極対が、前記皮膚表面に、前記第1電極対を挟むように配置される、電気刺激システム。
【請求項8】
前記追加電気刺激装置により付与される電気刺激の周波数が2Hz以上100Hz以下である、請求項7に記載の電気刺激システム。
【請求項9】
皮膚表面に配置される電極対を備えた、立毛筋に電気刺激を付与する電気刺激装置と、
前記皮膚表面に塗布される高絶縁性の皮膚塗布剤と、を含む、キット。
【請求項10】
前記皮膚塗布剤の直流抵抗が500Ω以上である、請求項9に記載のキット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気刺激装置、電気刺激システム、及びキットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、皮膚に対する伸展刺激等の物理刺激、又は薬剤処理による刺激を与えることによって、立毛筋細胞を賦活化し、老化改善を図る方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/167097号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、立毛筋細胞の活性化のために電気刺激を利用することについては何ら開示されていない。また、電気刺激を利用するとしても、立毛筋を効果的に刺激するための条件の設定は、伸展刺激のような物理刺激の場合の条件設定に比べて難しく、これまで十分な検討はされていなかった。
【0005】
本開示の一態様は、立毛筋への確実な刺激付与が可能な電気刺激装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、立毛筋に電気刺激を付与する電気刺激装置であって、皮膚表面に配置される電極対を備え、前記電極対のうち陰極における電流密度が実効値で0.1mA/cm
2
以上100mA/cm
2
以下である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、立毛筋への確実な刺激付与が可能な電気刺激装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態による電気刺激装置の模式図である。
本開示の一実施形態による電気刺激システムの模式図である。
実験2の経皮的電気刺激による痛み軽減の効果を示すグラフである。
実験2の被験者が電気刺激に対して感じたNRSグレード(本来基準)を示すグラフである。
実験3で得られた、角層のコンダクタンスと鳥肌誘発に要する最小電流量との関係を示すグラフである。
実験3で得られた、角層のキャパシタンスと鳥肌誘発に要する最小電流量との関係を示すグラフである。
実験4で得られた、皮膚塗布剤の直流抵抗と鳥肌誘発に要する最小電流量との関係を示すグラフである。
実験4での、皮膚塗布剤の塗布による鳥肌誘発性の効果を示すグラフである。
実験6で使用した電気刺激システムの写真である。
実験6で得られた、連用時間と鳥肌の高さとの関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について説明する。なお、添付の各図面において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
【0010】
立毛筋は、主として皮膚表面の毛髪を立たせる機能を有する不随意筋である。この立毛筋の衰えは皮膚のたるみ、弾力等との関係があることが知られている。本発明者らは、立毛筋を鍛える手段として、これまで十分な検討がなされていなかった電気刺激を採用し、さらに立毛筋を刺激するための条件について様々な検討を行った。結果、立毛筋へ確実に電気刺激を付与できる手段を見出し、さらには、立毛筋へ確実に刺激を付与でき且つ痛みが軽減された又は痛みのない手段を見出した。
(【0011】以降は省略されています)

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