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公開番号2025125661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024021735
出願日2024-02-16
発明の名称水中油型化粧料
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/37 20060101AFI20250821BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】紫外線防御効果と、使用性や仕上がりが同時に改良された水中油型化粧料の提供。
【解決手段】(A)極性油、(B)シリカ、(C)疎水化処理色材、(D)ウレタン系水溶性被膜剤、および(E)水を含んでなる、水中油型化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)極性油、
(B)シリカ、
(C)疎水化処理色材、
(D)ウレタン系水溶性被膜剤、および
(E)水、
を含んでなる、水中油型化粧料。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(A)成分の含有率が8~30質量%である、請求項1に記載の水中油型化粧料。
【請求項3】
(A)成分が、(a1)紫外線吸収剤を含み、前記水中油型化粧料の総質量に対する(a1)成分の含有率が8~25質量%である、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
【請求項4】
(B)成分の表面が親水性である、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
【請求項5】
(B)成分の平均粒子径が1~7μmである、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
【請求項6】
(C)成分が、着色顔料に、シリコーン処理、フッ素処理、脂肪酸処理、エステル処理、金属石鹸処理、およびN-アシルアミノ酸処理、ならびにこれらの組み合わせからなる群から選択される処理を施したものである、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
【請求項7】
(D)成分が、ポリウレタン-10、ポリウレタン-24、ポリウレタン-35、および(ポリウレタン-24/メタクリル酸メチル)クロスポリマーからなる群から選択される、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
【請求項8】
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(B)成分の含有率が0.1~3質量%である、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
【請求項9】
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(C)成分の含有率が5~25質量%である、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
【請求項10】
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(D)成分の含有率が0.01~0.5質量%である、請求項1または2に記載の水中油型化粧料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ファンデーションなどの用途に適した、粉末が配合された水中油型化粧料に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
リキッドファンデーションなどに用いられることが多い、外相が油である油中水型乳化化粧料は、塗布した際のみずみずしさに欠け、保湿効果やうるおい感に劣る傾向にある。
【0003】
一方、水中油型化粧料は、みずみずしい感触が得られ保湿効果にも優れており、水中油型組成物を増粘または固化して、ファンデーションなどに適した、半固形又は固形の化粧料とする試みがなされている。
【0004】
一方で、市場ではスキンケア効果の高いファンデーションが求められる傾向にある。このようなニーズに応えるために、水中油型化粧料に紫外線吸収効果を有する極性油を配合した化粧料が検討されている。このような化粧料は、優れた使用性と美しい仕上がりとを実現でき、また紫外性防御効果なども発揮できる。
【0005】
しかしながら、これらの諸性能を同時に改良することが難しかった。具体的には、極性油の配合量を増加させて紫外線防御効果を改良しようとすると、ファンデーションにとって重要な化粧持ちが不十分となることがあった。一般的に、化粧持ちを改善するためには被膜剤などを配合することも知られているが、被膜剤を配合すると、使用時のみずみずしさが損なわれたり、塗布後の艶が劣ったりすることがあった。
このため、紫外線防御効果と、使用性や仕上がりなどとが同時に改良された、ファンデーションなどに適した水中油型化粧料が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2015/098675号
【発明の概要】
【0007】
本発明は上記のような課題に鑑みて、紫外線防御効果に優れるとともに、使用性や仕上がりにも優れた、水中油型化粧料を提供しようとするものである。
【0008】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1]
(A)極性油、
(B)シリカ、
(C)疎水化処理色材、
(D)ウレタン系水溶性被膜剤、および
(E)水、
を含んでなる、水中油型化粧料。
[2]
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(A)成分の含有率が8~30質量%である、[1]に記載の水中油型化粧料。
[3]
(A)成分が、(a1)紫外線吸収剤を含み、前記水中油型化粧料の総質量に対する(a1)成分の含有率が8~25質量%である、[1]または[2]に記載の水中油型化粧料。
[4]
(B)成分の表面が親水性である、[1]~[3]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[5]
(B)成分の平均粒子径が1~7μmである、[1]~[4]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[6]
(C)成分が、着色顔料に、シリコーン処理、フッ素処理、脂肪酸処理、エステル処理、金属石鹸処理、およびN-アシルアミノ酸処理、ならびにこれらの組み合わせからなる群から選択される処理を施したものである、[1]~[5]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[7]
(D)成分が、ポリウレタン-10、ポリウレタン-24、ポリウレタン-35、および(ポリウレタン-24/メタクリル酸メチル)クロスポリマーからなる群から選択される、[1]~[6]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[8]
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(B)成分の含有率が0.1~3質量%である、[1]~[7]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[9]
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(C)成分の含有率が5~25質量%である、[1]~[8]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[10]
前記水中油型化粧料の総質量を基準とした(D)成分の含有率が0.01~0.5質量%である、[1]~[9]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[11]
(F)水溶性増粘剤をさらに含む、[1]~[10]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
[12]
B型粘度計を用いて測定された、30℃における粘度が、20,000mPa・s以下である、[1]~[11]のいずれかに記載の水中油型化粧料。
【0009】
本発明によれば、紫外線防御効果に優れるとともに、使用性や仕上がりにも優れた、水中油型化粧料が提供される。より詳細には、紫外線B波に対する防御効果が高く、使用時にはみずみずしさを与えることができ、化粧持ちにも優れ、さらに仕上がりのツヤにすぐれ、そのツヤが長時間持続するという、優れた特性を発揮できるものである。
【発明の概要】
発明の具体的説明
【0010】
本発明による水中油型化粧料(以下、簡単に「化粧料」ということがある)は、
(A)極性油、
(B)シリカ、
(C)疎水化処理色材、
(D)ウレタン系水溶性被膜剤、および
(E)水、
を含んでなる。以下に、これらの各成分、およびさらに配合できる成分について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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