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公開番号2025132605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030279
出願日2024-02-29
発明の名称染毛剤及び毛髪脱色剤
出願人資生堂プロフェッショナル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/49 20060101AFI20250903BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】毛髪の補修効果が高い染毛剤及び毛髪脱色剤を提供すること。
【解決手段】グルコノデルタラクトン、アンモニア、及び酸のアンモニウム塩を含む、染毛剤又は毛髪脱色剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
グルコノデルタラクトン、
アンモニア、及び
酸のアンモニウム塩
を含む、染毛剤又は毛髪脱色剤。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
pHが8以上である、請求項1に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【請求項3】
前記酸のアンモニウム塩が無機酸のアンモニウム塩である、請求項1に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【請求項4】
前記酸のアンモニウム塩が炭酸水素アンモニウム及びリン酸アンモニウムからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【請求項5】
前記アンモニアと前記酸のアンモニウム塩との質量比(アンモニア:酸のアンモニウム塩)が10:10~10:1である、請求項1に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【請求項6】
前記グルコノデルタラクトンの含有量が0.01~10質量%である、請求項1に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【請求項7】
前記グルコノデルタラクトンと、前記アンモニア及び前記アンモニウム塩の総量との質量比[グルコノデルタラクトン/(アンモニア及びアンモニウム塩の総量)]が0.005~1である、請求項1に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【請求項8】
0.01質量%以上3.2質量%未満の量でポリエチレングリコールを含む、請求項1に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【請求項9】
前記ポリエチレングリコールは450以上の数平均分子量を有するものである、請求項8に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、染毛剤及び毛髪脱色剤に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
毛髪は、染毛剤及び毛髪脱色剤等による化学処理、ヘアドライヤー及びヘアアイロン等による熱処理、紫外線への曝露、並びにブラッシングなどにより日常的にダメージを継続的に受けている。毛髪に損傷が生じた場合、毛髪強度が低下し、断毛等の不調を引き起こす可能性がある。
【0003】
特許文献1には、酸化染毛剤又はブリーチ剤、並びに後処理剤の少なくとも一方を含む毛髪処理剤であって、アルキルラクトン、ポリエチレングリコール、及び炭化水素を含む毛髪処理剤が記載されている。特許文献4の毛髪処理剤を用いると、毛髪の指通りの良さが持続しやすいとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-150140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の毛髪処理剤は、毛髪の補修効果について十分とはいえず、未だ改善の余地がある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、毛髪の補修効果が高い染毛剤及び毛髪脱色剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の態様を提供するものである。
【0007】
[1]
グルコノデルタラクトン、
アンモニア、及び
酸のアンモニウム塩
を含む、染毛剤又は毛髪脱色剤。
[2]
pHが8以上、好ましくは8~11、より好ましくは8.5~10.5、さらに好ましくは8.8~10、特に好ましくは9~9.8である、[1]に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
[3]
前記酸のアンモニウム塩が無機酸のアンモニウム塩である、[1]又は[2]に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
[4]
前記酸のアンモニウム塩が炭酸水素アンモニウム及びリン酸アンモニウムからなる群から選択される少なくとも1つである、[1]~[3]のいずれかに記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
[5]
前記アンモニアと前記酸のアンモニウム塩との質量比(アンモニア:酸のアンモニウム塩)が10:10~10:1、好ましくは10:9~10:2、より好ましくは10:8~10:3、さらに好ましくは10:7~10:4、特に好ましくは10:6~10:5である、[1]~[4]のいずれかに記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
[6]
前記グルコノデルタラクトンの含有量が0.01~10質量%、好ましくは0.03~5質量%、より好ましくは0.05~3質量%、さらに好ましくは0.08~2.5質量%、特に好ましくは0.1~1質量%である、[1]~[5]のいずれかに記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
[7]
前記グルコノデルタラクトンと、前記アンモニア及び前記アンモニウム塩の総量との質量比[グルコノデルタラクトン/(アンモニア及びアンモニウム塩の総量)]が0.005~1、好ましくは0.01~0.8、より好ましくは0.1~0.7である、[1]~[6]のいずれかに記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
[8]
0.01質量%以上3.2質量%未満、好ましくは0.1~3質量%、より好ましくは0.12~2質量%の量でポリエチレングリコールを含む、[1]~[7]のいずれかに記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
[9]
前記ポリエチレングリコールは450以上、好ましくは450~2000、より好ましくは470~1500、さらに好ましくは490~1000、特に好ましくは500~700の数平均分子量を有するものである、[8]に記載の染毛剤又は毛髪脱色剤。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、毛髪の補修効果が高い染毛剤及び毛髪脱色剤が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明の範囲はここで説明する実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更をすることができる。また、特定のパラメータ等について複数の上限値および下限値が記載されている場合、これらの上限値および下限値のうち任意の上限値と下限値とを組合せて好適な数値範囲とすることができる。
【0010】
[染毛剤、毛髪脱色剤]
本発明の染毛剤及び毛髪脱色剤は、グルコノデルタラクトン(以下「成分(A)」ともいう)、アンモニア(以下「成分(B)」ともいう)、及び酸のアンモニウム塩(以下「成分(C)」ともいう)を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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