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公開番号
2025119949
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015097
出願日
2024-02-02
発明の名称
化粧料、及び該化粧料を含む塗布型皮膜形成化粧料
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/895 20060101AFI20250807BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】粉末の分散性を向上させ得る、不飽和オルガノポリシロキサンを含む化粧料を提供すること。
【解決手段】本開示の化粧料は、粉末、不飽和オルガノポリシロキサン、及びシリコーン系界面活性剤を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粉末、不飽和オルガノポリシロキサン、及びシリコーン系界面活性剤を含む、化粧料。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記粉末が、疎水性粉末を含む、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記粉末の含有量が、前記化粧料の全量に対し、3.0質量%以上である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項4】
前記シリコーン系界面活性剤が、10.0以下のHLB値を有する、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項5】
前記シリコーン系界面活性剤が、ポリグリセリン・アルキル共変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、及びポリエーテル変性シリコーンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項6】
第1剤及び第2剤を含む、塗布型皮膜形成化粧料であって、
前記第1剤及び前記第2剤のうちの少なくとも一方が、皮膜を構成する架橋反応性成分を含み、かつ、前記第1剤及び前記第2剤のうちの少なくとも一方が、前記架橋反応性成分を架橋させる触媒を含み、
前記第1剤及び前記第2剤のうちの少なくとも一方が、請求項1又は2に記載の化粧料を含む、
塗布型皮膜形成化粧料。
【請求項7】
前記第1剤が、皮膜を構成する架橋反応性成分を含み、かつ、前記第2剤が、前記架橋反応性成分を架橋させる触媒を含む第2剤を含む、請求項6に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
【請求項8】
前記第2剤が、請求項1又は2に記載の化粧料を含む、請求項6に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
【請求項9】
前記第1剤が、第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び第1のヒドリド官能化ポリシロキサンからなる群から選択される少なくとも一種を含み、
前記第1剤が、前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第1のヒドリド官能化ポリシロキサンのうち、前記第1の不飽和オルガノポリシロキサンのみを含む場合には、前記第2剤は、前記第2のヒドリド官能化ポリシロキサンを含み、
前記第1剤が、前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第1のヒドリド官能化ポリシロキサンのうち、前記第1のヒドリド官能化ポリシロキサンのみを含む場合には、前記第2剤は、前記第2の不飽和オルガノポリシロキサンを含み、かつ、
前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第2の不飽和オルガノポリシロキサンのうちの少なくとも一方が、請求項1又は2に記載の化粧料の前記不飽和オルガノポリシロキサンを含む、
請求項6に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
【請求項10】
前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第2の不飽和オルガノポリシロキサンが、ビニル基を有するオルガノポリシロキサン、ビニル末端化されたオルガノポリシロキサン、及びビニル化された分岐鎖を有するオルガノポリシロキサンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項9に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、化粧料、及び該化粧料を含む塗布型皮膜形成化粧料に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
体表に塗布して、しわ、傷跡などを補正可能な皮膜を形成し得る、塗布型の皮膜形成剤などが知られている。
【0003】
特許文献1には、1以上の架橋可能なポリマーを含む、対象の皮膚表面での層のその場形成のための組成物、及び該組成物から形成される層を含む人工皮膚が開示されている。
【0004】
特許文献2には、水を含む分散媒と、この分散媒中に分散している油滴とを含む、水中油型組成物であって、油滴は、油分、及び架橋成分としての触媒を含み、身体補正皮膜を構成する架橋反応性成分を含む第1剤及び記架橋反応性成分を架橋させる架橋成分を含む第2剤を含む塗布型身体補正皮膜形成剤の第2剤として用いられる、水中油型組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2019-503396号公報
国際公開第2022/215531号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ビニルジメチコンなどの不飽和オルガノポリシロキサンを含む化粧料に対し、顔料などの粉末を配合すると、化粧料中における粉末の分散性が低下する場合があった。
【0007】
したがって、本開示の主題は、粉末の分散性を向上させ得る、不飽和オルガノポリシロキサンを含む化粧料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
〈態様1〉
粉末、不飽和オルガノポリシロキサン、及びシリコーン系界面活性剤を含む、化粧料。
〈態様2〉
前記粉末が、疎水性粉末を含む、態様1に記載の化粧料。
〈態様3〉
前記粉末の含有量が、前記化粧料の全量に対し、3.0質量%以上である、態様1又は2に記載の化粧料。
〈態様4〉
前記シリコーン系界面活性剤が、10.0以下のHLB値を有する、態様1~3のいずれかに記載の化粧料。
〈態様5〉
前記シリコーン系界面活性剤が、ポリグリセリン・アルキル共変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、及びポリエーテル変性シリコーンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、態様1~4のいずれかに記載の化粧料。
〈態様6〉
第1剤及び第2剤を含む、塗布型皮膜形成化粧料であって、
前記第1剤及び前記第2剤のうちの少なくとも一方が、皮膜を構成する架橋反応性成分を含み、かつ、前記第1剤及び前記第2剤のうちの少なくとも一方が、前記架橋反応性成分を架橋させる触媒を含み、
前記第1剤及び前記第2剤のうちの少なくとも一方が、態様1~5のいずれかに記載の化粧料を含む、
塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様7〉
前記第1剤が、皮膜を構成する架橋反応性成分を含み、かつ、前記第2剤が、前記架橋反応性成分を架橋させる触媒を含む第2剤を含む、態様6に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様8〉
前記第2剤が、態様1~5のいずれかに記載の化粧料を含む、態様6又は7に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様9〉
前記第1剤が、第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び第1のヒドリド官能化ポリシロキサンからなる群から選択される少なくとも一種を含み、
前記第1剤が、前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第1のヒドリド官能化ポリシロキサンのうち、前記第1の不飽和オルガノポリシロキサンのみを含む場合には、前記第2剤は、前記第2のヒドリド官能化ポリシロキサンを含み、
前記第1剤が、前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第1のヒドリド官能化ポリシロキサンのうち、前記第1のヒドリド官能化ポリシロキサンのみを含む場合には、前記第2剤は、前記第2の不飽和オルガノポリシロキサンを含み、かつ、
前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第2の不飽和オルガノポリシロキサンのうちの少なくとも一方が、態様1~5のいずれかに記載の化粧料の前記不飽和オルガノポリシロキサンを含む、
態様6~8のいずれかに記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様10〉
前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第2の不飽和オルガノポリシロキサンが、ビニル基を有するオルガノポリシロキサン、ビニル末端化されたオルガノポリシロキサン、及びビニル化された分岐鎖を有するオルガノポリシロキサンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、態様9に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様11〉
前記第1の不飽和オルガノポリシロキサン及び前記第2の不飽和オルガノポリシロキサンが、ビニルジメチコンを含む、態様9又は10に記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様12〉
前記第1のヒドリド官能化ポリシロキサン及び前記第2のヒドリド官能化ポリシロキサンが、非末端及び/又は末端で水素化されたオルガノポリシロキサンを含む、態様9~11のいずれかに記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様13〉
前記触媒が、白金触媒、ロジウム触媒、及びスズ触媒からなる群から選択される少なくとも一種を含む、態様6~12のいずれかに記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様14〉
前記第1剤が、油相で構成された単相系の形態であり、前記第2剤が、非乳化型又は乳化型の油中水型の二相系の形態である、態様6~13のいずれかに記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様15〉
ファンデーションとして使用される、態様6~14のいずれかに記載の塗布型皮膜形成化粧料。
〈態様16〉
態様6~15のいずれかに記載の塗布型皮膜形成化粧料における前記第1剤及び前記第2剤が、別々の容器に内包されている、又は2つ以上の区画を有する容器の各区画内に別々に内包されている、キット。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、粉末の分散性を向上させ得る、不飽和オルガノポリシロキサンを含む化粧料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1(a)は、シリコーン系界面活性剤を使用しなかった場合の粉末及び不飽和オルガノポリシロキサンを含む化粧料の模式図であり、図1(b)は、シリコーン系界面活性剤、粉末及び不飽和オルガノポリシロキサンを含む、本開示の一実施態様の化粧料の模式図である。
図2(a)は、シリコーン系界面活性剤を使用しなかった場合の粉末及び不飽和オルガノポリシロキサンを含む化粧料(比較例2)の写真であり、図2(b)は、シリコーン系界面活性剤、粉末及び不飽和オルガノポリシロキサンを含む、本開示の一実施態様の化粧料(実施例1)の写真である。
図3(a)は、表2の第2剤において、シリコーン系界面活性剤を使用しなかった場合の粉末及び不飽和オルガノポリシロキサンを含む化粧料単独の塗布色に関する写真であり、図3(b)は、シリコーン系界面活性剤、粉末及び不飽和オルガノポリシロキサンを含む、本開示の一実施態様の化粧料(表2の第2剤)単独の塗布色に関する写真である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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